ジュリア・ロバーツがヒンドゥー教に改宗!?
 8月8日付の各種ニュースで、ハリウッド女優のジュリア・ロバーツが、ヒンドゥー教に改宗した旨が報じられている。

 なんでも、新作映画『食べて、祈って、恋をして』の撮影中に影響を受けてのことらしい。
 が、如何にもマユツバだ。

 広義には改宗は出来るらしいが、それでも改宗後は原則最下層のスードラから現世を再スタートすることとなる・・・ハリウッド女優がそんな現実を許容したとは考えにくい。

 また狭義(厳密)には、そもそもヒンドゥー教徒は生まれながらにヒンドゥー教徒であり、途中で他の宗教から乗り換えられるものではない。
 僕が、オリッサ州のプリーのジャガンナート寺院を訪れた際にも、ヨーロッパ人でヒンドゥー教徒を名乗る集団に会ったが、寺院には入れて貰えず、外から寺院を眺めていた。

 余談だが、この「ヒンドゥー教徒でなければヒンドゥー寺院には入場出来ない」は、敬虔な寺院では未だに残っている不文律だ。
 イタリア人でカトリックだったソニア・ガンディーは、上述のジャガンナート寺院へ入ることは許されず、今でも寺院の入口に小さなレプリカが置いてあり、ソニアはそのレプリカを参拝することしか出来ないと言われている。

 たぶん、ジュリア・ロバーツが言っている「改宗」とは恐らく、生活様式をヒンドゥー教に倣うということなのだろう。

 しかし。。。
 欧米のセレブ層で、「スピリチュアル・ヒンズー」なる言葉が持て囃されているそうだが、一方で前近代的だという側面はきちんと理解されているのだろうか。
 生まれながらにヒンドゥー教徒で低いカーストに配されている人々は、毎年仏教やキリスト教に改宗をしている・・・その理由は、不条理なカースト差別を免れたいという切な願いからだ。
(ヒンドゥーについての関連記事はコチラを参照)


 この両極端なムーブメント、貴方ならどう考えるだろうか。。。
by bharat | 2010-08-11 10:00 | ふと思うこと