第19回旅行は、トラの保護を行う国立公園ランタンボール
 宮殿列車の旅4番目の目的地。
 サワイ・マドプール(Sawai Madhopur)という駅を降りて、30分かけて専用トラックでランタンボール(Ranthambhore)国立公園に移動。

ランタンボール国立公園
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第19回旅行は、トラの保護を行う国立公園ランタンボール_e0074199_23542870.jpg 約1300平方kmの敷地内に、トラをはじめ様々な動植物が生息している。日中活動しないトラを何とか見ようと、早朝から専用トラックで敷地内を回ったが結局トラには遭遇しなかった。
 同敷地は、かつてはマハラジャの狩猟地であった為、現在も彼らが建設した建物が廃墟となって残存している。


インドの国立公園および野生動物保護区について
 インドには、広大な国土の中に88箇所の国立公園・490箇所の野生動物保護区が設けられていて、公私種々団体が生態系保護や絶滅危機種の救済活動が実施されている。インド政府もこれらの政策について積極的で、ユネスコ世界遺産登録を行っている。2005年現在、カジランガ(Kaziranga)国立公園、ケオラデオ・ガナ(Keoladeo Ghana)国立公園、マナス(Manas)野生動物保護区、スンデルバン(Sunderbans)国立公園、ナンダ・デヴィ(Nanda Devi)国立公園の5つが自然遺産に登録されている。また同政府は、トラの保護に関しては特に注力しており、19991年以降、世界最大の野生動物保護団体WWF、英国海外開発庁との共同取組みで、Tiger Conservation Program(TCP)を実施している。このTCPの中心となっているのが、今回視察したランタンボール国立公園だ。

オススメ度(100%個人主観)

  ★☆☆☆☆  ・・・トラを見れなかったから。
by bharat | 2005-11-15 23:47 | インドぶらり旅