第20回旅行は、激戦の要塞都市チットールガル
 宮殿列車の旅5番目の目的地はチットールガル(Chittorgarh)。
 州内の他の都市と比べて、知名度などイマイチだが・・・。

ウダイ・シン2世 敗北の地チットールガル
 チットールガルは、単にチットール(Chittor)とも呼ばれる。他のラージャスターン州の都市同様、城塞都市の形態を採っている。他勢力の度重なる侵略により、3度陥落した歴史を持っており、当地を支配していたラージプート民族はそのたびに集団自殺(男性は敵陣に斬りこみ憤死し、女性は城塞内にて焼身自殺する)を行ったという。3度目に陥落した際の王はウダイ・シン2世と言い、彼はここから敗走し、その敗走先をウダイプール(Udaipur)と名づけ、王国を建てた。


やれば出来る!?
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e0074199_166697.jpg チットールガル城塞の内側には数多くの建築物が残るが、一際目立つのがこの塔である。時の王ラーナ・クンバが、戦勝記念として1458~68年に建てたもので、高さ37mの9階建構造である。建物内外にヒンドゥー教彫刻を施したものとしてはインドで最も高い建築物とされている。また、上層階が中央部よりも広がっている点が、当時の建築技術水準の高さを立証している。
e0074199_1662145.jpg なんだ、こんな立派な塔も造れるのか・・・。
 現在のレンガに漆喰をベタ塗りしただけの住宅建築より、遥かに精巧な造りで、正直ビックリ。・・・ムガル建築(=イスラム様式)が精巧なのは、タージマハルなどを観て納得したが、同勢力に対立するラージプートたちにも発達した建築技術があるとは思っていなかった・・・。



オススメ度(100%個人主観)

   ★★★★☆

by bharat | 2005-11-16 12:10 | インドぶらり旅