第21回旅行は、湖上の宮殿都市ウダイプール
e0074199_20211045.jpg 宮殿列車の旅も中盤から終盤に差し掛かる。
 ラージャスターン随一の観光都市で、湖上の宮殿ホテルが世界的に有名なウダイプール(Udaipur)。


ロマンチック・シティ
e0074199_20265355.jpg 前日に観たチットールガルがムガル帝国の侵攻により陥落した際、この地に逃げ延びたウダイ・シン2世が建設した都市が、このウダイプール。彼が都市計画に盛込んだ巨大な人造湖によって、現在においても街の景観は他のラージャスターン州の都市とは大きく異なり、当時のオアシス町をイメージさせる優雅さが漂う。空気もあまり埃っぽくない気がしたな。
e0074199_2027999.jpg この景観・雰囲気から、同地は観光都市として大きく発展し、通称「ロマンチック・シティ」と呼ばれているそうだ。
 あまりにホテルが乱立し、街全体の景観を損ねる心配があったので、現在では人造湖から200m以内にはホテルを建設出来ないという規制があるほどだ・・・とはいえ、抜け道は色々あるようで、最近でもオベロイなどのホテルが湖畔に建設され続けている。


贅沢三昧の王様
e0074199_20382367.jpge0074199_20381126.jpg 湖畔のシティ・パレス・コンプレックスは、ウダイ・シン2世に始まる歴代のマハラナ(ウダイプールの王様は、マハラジャぢゃなくてマハラナと呼ばれる)が建築物を付け加えていって出来た宮殿群だ。各宮殿は、中央部分が庭もしくは吹抜けになっているものが多く、この部分は当時舞踏会・宴会などのホールとして機能していた。これを取巻く建物には大きな窓が付けられ、王や王妃が会の様子を見ることが出来る様になっている。建物の壁面には、豪華な装飾が施されている。

e0074199_20404612.jpge0074199_20403173.jpg 建物内には、当時の歴史的展示物などもある。
 ムガル帝国との戦争時に、自軍に象部隊がいないことを悟られない様、騎馬の顔部に模造の象の鼻を取付けたことを示す展示。
 ・・・ウマにとっちゃ、いい迷惑だったろうな・・・。
 最後のマハラナ(といってもほんの半世紀前のことだけど)の部屋を再現したものなどもあった。


さくらももこワールド
e0074199_20461934.jpge0074199_2046767.jpg このシティパレスで発見したのが、さくらももこ(『ちびまる子ちゃん』描いてる漫画家ね)風の絵画・彫刻の数々。
 まぁ、時代考証からいけば、さくらももこがマハラナ絵画を真似たことになるのか・・・。
 とにかく、ホントにパクッたんぢゃないかと思うほど、タッチが似てる!


世界一美しいホテル
e0074199_20472469.jpge0074199_2047812.jpg ここにある、レーク・パレス・ホテル(Lake Palace Hotel)は、世界で最も豪華なホテルに位置付けられている。
 巨大なピチョーラー湖に浮かぶ幻想的な外観と、宮殿建築の内装により、非常に雰囲気が良い。
 因みに、ホテルへのアクセスは湖岸からの渡し船のみ・・・セーラー服の全く似合わないインド人船頭が丁寧に対応してくれた。
※我々ツアー客は、宿泊せず昼食(バイキング)のみ。一度、泊まってみたいなぁああ。


他にも見所アリ
e0074199_20502248.jpge0074199_205096.jpg 湖畔だけが注目されているウダイプールだが、それ以外にも見所がある。
 残念ながら、名称を忘れてしまったんだけど、王族の住んでいた宮殿を観光した。
 庭園がメインになっていて、噴水や溜池など水をふんだんに使った贅沢な造りの庭園がとてもキレイ。


オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★☆
by bharat | 2005-11-17 10:00 | インドぶらり旅