デリー9 超巨大ヒンドゥー寺院 アクシャルダーム
e0074199_18193276.jpg

 外国人にはあまり知られていないが、インド人の間で今年初めにちょっとした話題に上った、新しいヒンドゥー寺院がある。
 その名は、「アクシャルダーム寺院」。

現人神スワミナラヤン
e0074199_5331438.jpg

 寺院の正式名称は、スワミナラヤン・アクシャルダーム寺院。
 18~19世紀に、グジャラート州にいたヒンドゥー教の聖人スワミナラヤンを祀った寺院で、元々はグジャラート州に大きな寺院がある(らしい)。
 スワミナラヤンは、実在のヒトながら、その神通力が周囲の知れるところとなり、藩王などから神同然にもてなされ、ブッダやサイババなどのように神様として崇拝されている。
 彼を崇拝する一派は、ヒンドゥー教ヴィシュヌ派の新興宗教勢力となっており、莫大な財力を持っているらしい。
 この寺院の建設には、いったいいくら投じられたのであろうか・・・。

どこにこんな技術が・・・
 この寺院の大きさにまず圧倒されるが、近づいてみて更に驚く。
 寺院の建築の精巧さがハンパ無いのだ。
 寺院の外壁に施された彫刻には、砂岩が用いられており、土台部分の象の彫刻を皮切りに、ヒンドゥーの数々の神の彫刻が施されている。彫刻は、12~16世紀の所謂ヒンドゥー教全盛期のものとは若干異なり、リヤドロのようなヨーロッパ彫刻のような顔つきそして頭身バランス。
e0074199_18314843.jpg

 本堂内部の作りも実に見事で、中心に鎮座する黄金のスワミナラヤン像のセンスは兎も角として、総大理石の柱や天井の木目細かい彫刻には、感心する。
e0074199_18324055.jpg

 こんなものを彫れる技術者集団が、まだここインドに残存していたとは・・・。

アトラクション☆
 本堂横の大きな建物内では、有料(125ルピー≒325円)で、3つのアトラクションが楽しめる。
 まず、スワミナラヤンの人生を辿るロボットショー。精巧な造りの人間型ロボットがジオラマの中で動いたり喋ったりして、聖人の人生をダイジェストで振り返る。
 2つ目は、巨大スクリーンでの上映モノ。
 3つ目は、白鳥型のボートに乗って、It's a Small World形式の乗物系アトラクション。

 残念ながら、今回は時間が無くて1つ目のアトラクションしか見られなかったが、なかなか見応えアリだと思った。

注意事項
 ここの施設は、テロ警戒対策が特に厳重で、携帯電話・カメラ類の持込は一切禁止。
 また、男女問わず、長ズボンか長尺スカート以外では入場を許されず、どうしても入場したい場合はフロシキみたいなものを係員に借りて足に巻いて歩かねばならない。
 本堂への入場に際しては、素足での入場のみ認められる。
by bharat | 2006-03-01 10:32 | デリー市内あれこれ