第35回旅行は、クルクシェートラ
デリーから国道1号線を北に進み、パーニーパットを越えていくと、クリシュナ像のある交差点が。
クリシュナゆかりの小さな町クルクシェートラへの入口だ。 インド神話の地 クルクシェートラは「クル族の土地」の意。 バガヴァト・ギータという神話の中では、この地でクル族同士の内紛が発生、大戦争になったとされている。 その片方のパーンダヴァ軍のアルジュンが、同族に刃を向けることを逡巡するのを、クリシュナが馬車の上から諭すというのが神話の内容。 シェイク・チッリー廟(Sheikh Chilli's Tomb) シェイク・チッリーは16世紀の人物で、ムガル帝国の王子ダラ・シコー(第5代シャー・ジャハーン帝の長子だが、弟アウグランゼーブに殺害され、皇帝にはなれなかった)の指南役。 赤砂岩の城壁に囲まれた建物で、奥部の上には白大理石のドーム状の廟が配されている。 廟は、タージ・マハルに象徴されるムガル期の廟同様、大きな丸みを帯びた屋根が特徴的。 シヴァ寺院・スィク寺院 上記のシェイク・チッリー廟のすぐ近くにある寺院。 手前にスィク寺院、並んでシヴァ寺院が併設されている不思議な建物。 汚い溜池には、立派なシヴァ神の像がある。 シュリ・クリシュナ博物館 クリシュナに纏わる、絵画・彫刻が2階建ての建物内を埋め尽くしている。 館内は写真撮影禁止なので、売店で購入した絵画の写真をスキャンした。 とにかく館内の様子が雑然・混沌としていて、滑稽。展示物に唯一共通するのは、「クリシュナ」であることのみ。あとは何でもアリの絵画・彫刻の数々☆ パノラマ・アンド・サイエンスセンター 館名は立派だが、中身は実にしょうも無い。 科学の原理をちゃっちい装置で展示。 パノラマシアターがベニヤで仕切られた館内の一角で上映されていたが、これも酷い内容だった。 ・・・うぅむ、誰が何の理由でこんな館を作ったのか・・・。 ブラフマサローヴァル溜池 敬虔なヒンドゥー教徒たちが巡礼に集まるという、聖なる池。 途方も無く大きい長方形の人造湖の中には、橋が架かっており、中央の島のような陸地には寺院・公園がある。 オススメ度(100%個人主観) ★★★☆☆ ・・・ クリシュナの面白博物館が良かったので
by bharat
| 2006-02-06 10:27
| インドぶらり旅
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2年間のインド生活で、どこまでインド人に近づけるか!?
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