第35回旅行は、クルクシェートラ
 デリーから国道1号線を北に進み、パーニーパットを越えていくと、クリシュナ像のある交差点が。
 クリシュナゆかりの小さな町クルクシェートラへの入口だ。
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インド神話の地
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 クルクシェートラは「クル族の土地」の意。
 バガヴァト・ギータという神話の中では、この地でクル族同士の内紛が発生、大戦争になったとされている。
 その片方のパーンダヴァ軍のアルジュンが、同族に刃を向けることを逡巡するのを、クリシュナが馬車の上から諭すというのが神話の内容。



シェイク・チッリー廟(Sheikh Chilli's Tomb)
e0074199_304540.jpg シェイク・チッリーは16世紀の人物で、ムガル帝国の王子ダラ・シコー(第5代シャー・ジャハーン帝の長子だが、弟アウグランゼーブに殺害され、皇帝にはなれなかった)の指南役。
 赤砂岩の城壁に囲まれた建物で、奥部の上には白大理石のドーム状の廟が配されている。
 廟は、タージ・マハルに象徴されるムガル期の廟同様、大きな丸みを帯びた屋根が特徴的。
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シヴァ寺院・スィク寺院
e0074199_4191066.jpg 上記のシェイク・チッリー廟のすぐ近くにある寺院。
 手前にスィク寺院、並んでシヴァ寺院が併設されている不思議な建物。
 汚い溜池には、立派なシヴァ神の像がある。

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シュリ・クリシュナ博物館
e0074199_4425197.jpg クリシュナに纏わる、絵画・彫刻が2階建ての建物内を埋め尽くしている。


 館内は写真撮影禁止なので、売店で購入した絵画の写真をスキャンした。


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 まずこれは、クリシュナがジャガンナートの格好となって、色々な神の顔を出現させている絵・・・なんか全日本プロレスのチャンピオンカーニバルのポスターみたいだな。

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 これは、叙事詩『マハーバーラタ』の中の1シーンを描いたもの。馬車に乗るアルジュナを行者のクリシュナが諭す有名なシーンだが、馬車も周りの兵隊も描き方がちゃっちくて笑える。

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 これまた『マハーバーラタ』から。アルジュナ属するバラタ族軍に対するクル族軍の武将ビシュマの死の床のシーン。彼の父はクル族の王プラティーバ(シャンタヌ)、母はガンガー神。



 とにかく館内の様子が雑然・混沌としていて、滑稽。展示物に唯一共通するのは、「クリシュナ」であることのみ。あとは何でもアリの絵画・彫刻の数々☆




パノラマ・アンド・サイエンスセンター
e0074199_5291422.jpg 館名は立派だが、中身は実にしょうも無い。
 科学の原理をちゃっちい装置で展示。
 パノラマシアターがベニヤで仕切られた館内の一角で上映されていたが、これも酷い内容だった。
 ・・・うぅむ、誰が何の理由でこんな館を作ったのか・・・。




ブラフマサローヴァル溜池
e0074199_5401326.jpg 敬虔なヒンドゥー教徒たちが巡礼に集まるという、聖なる池。
 途方も無く大きい長方形の人造湖の中には、橋が架かっており、中央の島のような陸地には寺院・公園がある。
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オススメ度(100%個人主観)

    ★★★☆☆ ・・・ クリシュナの面白博物館が良かったので
by bharat | 2006-02-06 10:27 | インドぶらり旅