第54回旅行は、スリランカとの国境ラーメシュワラム
 カニヤクマリから北上、マドゥライを経て一路東へ。
 スリランカとの国境地域、ラーメシュワラム(Rameswaram)だ。

ヒンドゥー教の聖地・ラーマゆかりの地
 ここラーメシュワラムは、インドの東西南北に位置する「四大神嶺(よんだいしんりょう)」と呼ばれるヒンドゥー教の聖地である。
 因みに、北はヒマラヤ山系のバドリナート、東はオリッサ州のプリー(ジャガンナート)、西はグジャラート州のドゥワールカー。
 ラーメシュワラムは、ヒンドゥー教の叙事詩『ラーマーヤナ』における重要な場所となっている。『ラーマーヤナ』の内容についてはコチラを参照して欲しいが、主人公ラーマ王子は拉致されたシータ姫を救うためにスリランカに渡ったが、その出征地が、ここラーメシュワラムだと言われている。



ラーマゆかりの寺院群
 当然だが、この地に建っている寺院は、ラーマ神ゆかりのものが中心だ。

ラーマナータスワミ(Ramanathaswamy)寺院
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e0074199_2215492.jpg この場所で一番目立っているのがこの寺院。
 12世紀に建てられたのち、代々の王が増改築を繰返し、17世紀頃に現在の形になった。
 南インド特有の建築様式で、本堂を正方形(もしくは長方形)状に回廊が囲み、四隅の門はゴープラムと呼ばれ、ピラミッド状の部分にヒンドゥー教に纏わる神々の装飾が施されている。
e0074199_030952.jpg 本堂には非ヒンドゥー教徒は入れないが、回廊は見られる。
 色鮮やかな彫刻は見ものだ。
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e0074199_035128.jpg この寺院には当然観光客だけでなく、礼拝者も数多く訪れる。
 儀礼用に使う象もいる。


コータンダスワミ(Kothandaraswamy)寺院
e0074199_0374552.jpg ラーメシュワラム島を南東に進むと見えてくるこの簡素な造りの寺院。
 ラーマ王子がスリランカに渡り、魔王ラヴァナを討ち果たした後、この地で儀礼を執り行ったという。


ガンダマダナ・パールヴァタム(Gandamadana Parvatham)
e0074199_0422599.jpg ラーマナータスワミ寺院の北側にある神殿で、小高い丘に建っている。
 ラーマ王子の足跡が保存されている(と言われている)。
e0074199_0484955.jpg 周囲の村落を見渡すことが出来る。
 葉っぱで出来た建物が、南インドの風情を醸し出している。



インドには珍しい・・・
e0074199_0501123.jpg インド本土とラーメシュワラム島とを結ぶのが、このインディラ・ガンディー・ブリッジ。
 跳ね橋になっている。
 こんな浅瀬を大きな船も通らないだろうに・・・。
e0074199_0542836.jpg ふと海に目をやると、小さな船がたくさん停泊していた。




オススメ度(100%個人主観)

    ★★★☆☆ ・・・ 巨大な寺院に紺碧の海が特徴的

所要観光時間

    3時間
by bharat | 2006-03-19 10:30 | インドぶらり旅