デリー19 ロディー・ガーデン
e0074199_11353420.jpg フマユーン廟の西、競馬場の向かいに、ロディー王朝の廟が並ぶ庭園、その名もロディー・ガーデンがある。


ロディー王朝とは?
 5代続いたインドの奴隷王朝の最終王朝で、1451~1526年の75年北インドを支配した。
 元々は、サイイド王朝期のパンジャーブ地方の一太守であったバハロール・ロディーが1451年に同王朝を倒して国を興した。以降、第2代シカンダール・ロディー(治世1489~1517年)、第3代イブラーヒーム・ロディー(治世1517~1526年)と続いたが、1526年、当時カブールの君主だったバーブルにパーニーパットの戦いで破れ、滅んだ。このバーブルが、ムガル帝国初代皇帝だ。


入場無料☆
 ・・・廟と付くと、何でもカネを取られそうだが、ここは無料
 地元民も、気軽に散策に来ているし、外国人が犬の散歩などを楽しんでいる光景も見られた。

 中の庭園は、いくつかのグンバッド(Gumbad:元々「ドーム」という意味のペルシャ語で、転じてドーム形状の屋根を持つ建築物そのものを指すようになった)、小庭園などで構成されている。

バラ・グンバッド(Bara Gumbad)
e0074199_1059137.jpg この廟は、保存状態が比較的良くて、壁の装飾もちゃんと残っているのだが、残念ながら具体的に誰の廟(墓)なのか、判明していない。説明書きの掲示でも、「ロディー朝の重要な位の人物」としか記されていない。
 このローディ王朝期の建築は、正方形の土台に丸いドーム屋根、もしくは八角形の土台に丸いドーム屋根の2タイプ存在するが、これは見ての通り前者のタイプ。

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シーシュ・グンバッド(Shish Gumbad)
e0074199_11301284.jpg これまた、誰の廟なのか不明。説明書きには、ロディー王朝の第2代シカンダール・ロディー(治世1489~1517年)の時期のものらしいと書かれていた。
e0074199_11315828.jpg 廟の中には、棺が数個並んでいる。
 フマユーン廟のくだりでも書いたが、棺桶の上に突起が付いているのが男性を埋葬したもの、何も付いていないのが女性を埋葬したもの。



シカンダール・ロディー廟(Shikandar Lodi Tomb)
e0074199_113714100.jpg 庭園の奥の方にある。
 ロディー王朝の第2代シカンダール・ロディー(治世1489~1517年)の墓。
 上述の2つの建物と異なり、土台部分が八角形なのが特徴的。
e0074199_11384456.jpg 廟の周囲は、ゴツい壁で囲まれている。



ロディー王は盆栽が趣味

 ・・・では無いと思うが、庭園内には盆栽小庭園がある。

e0074199_11422566.jpg ここに造った主旨がよく分かりません...。



24種類
e0074199_11442021.jpg この庭園には、24種類の鳥が飛来・居住している・・・らしい。
 野鳥観察に興味のある方は、是非。



by bharat | 2006-06-03 10:30 | デリー市内あれこれ