第64回旅行は、ホイサラ建築が綺麗に残るソームナートプル
e0074199_5405388.jpg マイソールから東に車で1時間、ソームナートプル(Somnathpur)という小さな村に着く。
 地元のタクシー運転手も迷ったこの村には、特異な姿をしたヒンドゥー寺院が綺麗な形で残っている。


ホイサラ建築様式
 12~13世紀、この一帯を治めたホイサラ王朝は、ヒンドゥー教美術に多大な、そして独特な影響を与えたと言われている。
 その全ての要素は、ホイサラ建築と呼ばれる建築様式で建立されたヒンドゥー寺院に凝縮されており、ここソームナートプルや、ベルール(Belur、マイソールの北西140km)、ハレービード(Halebid、マイソールの北西155km)などでこれを見ることが出来る。

 写真は寺院の説明の部分で記載するが、この建築様式の主な特徴としては...

① 本堂の建つ土台部分が星型にデザインされている。
② 本堂に続く階段の両脇に、小さな御堂がある。
③ 柱は、下部が正方形、中~上部は円形を積上げた形状。
④ 神像を祭る堂の天井も、外部からは小さな円を積上げたようになっている。
⑤ 彫刻がとても精緻だが、頭身バランスはマンガっぽい(5頭身くらい)。

ホイサラ建築の集大成
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 1268年に建立されたこのケサヴァ寺院(Kesava Temple)は、ホイサラ王朝の最盛期に出来たもので、芸術的には集大成と言われている。

e0074199_5214413.jpg 御堂の外壁は、精緻なヒンドゥー彫刻でビッシリ。
 ホイサラ王朝の彫刻だが、その細かさは、カジュラホの寺院や、デリーのアクシャルダーム寺院アーメダバードの階段井戸にも通じるものがある。
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e0074199_5441720.jpg 建物内部の柱は、とても特徴的。
 何層ものレイヤーが重なったデザインは、今まで見たことが無いもの。

e0074199_5505831.jpg 本堂には、古いクリシュナ像が収められている。
e0074199_5512917.jpge0074199_551424.jpg 左右にはクリシュナ像なども安置されている。
 


オススメ度(100%個人主観)

   ★★★★☆ ・・・見応え有り、バンガロールからアクセス良し


by bharat | 2006-06-07 10:30 | インドぶらり旅