インド周辺 第13回旅行は、秘境タクツァン
e0074199_624106.jpg ブータンで最も権威ある寺院タクツァン。
 アクセスが恐ろしく不便で、首都ティンプーや国際空港のあるパロに近いにも関わらず、今なお秘境だ。



由緒正しき仏教寺院
 この寺院が、こんな辺鄙な場所にあるにも関わらず、今尚ブータン国民・仏教徒から神聖視されているには、訳がある。
 このタクツァンとは、現地語で「虎の巣」を意味し、その昔ブータンに仏教を伝えたグル・リンポチェが虎に乗ってこの地に飛来したという話が残っているのだ。

e0074199_5251519.jpg 1694年に建てられたが、1998年4月19日に厨房の火の不始末が原因で寺院群の大半が焼失してしまった。
 直後から、復旧工事が始められたが、その際には今まで殆ど整備されていなかった寺院への道が整えられることとなった。
 その殆どはブータンの学生らによってなされ、2000年に完成。
 以後、観光客たちに利便を供することとなった。

道中の様子
e0074199_5385850.jpg 歩道が出来たとはいえ、標高3,200mのこの天空寺院への道程は、かなりキツい。
 まず、1時間ほど緩やかな山道を登り、掘立小屋へ。
 掘立小屋では、トイレ休憩が出来、ガイドと一緒にしばしコーヒーで一服。

e0074199_5433331.jpg ここから暫くは再び緩やかな道が続く。
 このあたりから、立込める霧、経文を書いた旗、鳥居など、霊的な雰囲気がいよいよ増してくる。
e0074199_625268.jpg 路傍には、僧が瞑想を行う小屋があり、丁度このときにも「瞑想中につき、御静かに」との建て看板があった。

 ここからが大変。
 目標の寺院は見えるのだが、目の前には切立った断崖が。
 この高低500mはあろうかという崖を一気に下ってまた登らねばならない。
 これをクリアして、漸く寺院に到着・・・往路約2時間半の行程だ。
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 寺院の中は写真撮影禁止だったので写真は残せなかったが、小さな御堂がいくつも存在する寺院コンプレックスになっている。像は、ブッダのほか、東西南北の方角を夫々の神の像などもある。

 ・・・文章に書くと、どうしても陳腐になってしまうが、筆舌に尽くしがたい聖地だった。


オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★★ ・・・ 是非機機会があれば行くべし

観光所要時間

    5~6時間
by bharat | 2006-10-21 10:30 | インド周辺国ぶらり旅