デリー25 サフダルジャン廟
 デリーのほぼ中央、ロディー・ガーデン西の交差点に、ヒッソリと佇むイスラム建築物がある。
 サルダルジャン(Safdarjang's Tomb)だ。

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ムガル後期に出来たので・・・
 1753~54年に、ムガル帝国役人のシュジャウドアウラ(Shujaudoaula)が亡父の為に建てた墓。
 亡父の名はマンスール・カーン(Mirza Muqim Abul Mansur Khan)、ムガル皇帝ムハンマド・シャー(Muhanmad Shah、在位1719~48)、アフマド・シャー(Ahmad Shah、在位1748~54年)の2代に仕え、最後は宰相にまでなった。

 ムガル後期の建物ということで、建物には色々な歴史的建築物の特徴がミックスされている。
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e0074199_21311774.jpg まず、建物は、白大理石と赤砂岩のミックス。白一色のタージ・マハルと赤主体のフマユーン廟の良いトコ取り・・・かな。
 建物の土台部分は、形状がフマユーン廟に似ている。
 建物自体の構造は、尖塔(ミナール)が四方に配されており、タージ・マハルに酷似している。
 中央のドーム状の屋根は、近くから見ると、意外に均一な白色でないことが分かる・・・予算の差だろうか?
e0074199_21324070.jpg 本堂中央に棺があるのは、ここも一緒。
 ただ、ムガル前~中期の棺と異なり、フタの形状に凸が無い。
 装飾は入っているものの、ペッタンコ。
 流行の変化だろうか?
e0074199_21351048.jpge0074199_21345857.jpg 唯一と言って良い、この廟の特徴はこの尖塔のデザインかな?
 白大理石、赤砂岩(濃い赤)、赤砂岩(薄い赤)の3種類の色を使った模様がカワイイ。


e0074199_21435854.jpg 尚、敷地の隅にはモスクがポツ~ンと建っている。



日比谷公園・・・?
e0074199_21403738.jpg あと、特筆すべきは来訪者の客層の幅広さ。
 入園料が5ルピー(約13円、但しガイジンは100ルピー)なので、地元民の憩いの場になっているようなのだが、圧倒的に多い客層が2つ。
 まず、若者のカップル。
 結構ベタベタしており、田舎の村なら「なんて破廉恥な!」と村八分にされるくらい。
e0074199_21405736.jpg それから、オッチャン集団。
 どこから来たのか、何をしているのか。
 数人の団体がいくつも、たむろして、のほほ~んと時間を潰していた。



e0074199_2143960.jpg ちゃんと、働いている人たちも。
 水道管でも掘ってるんでしょうか・・・1日でどれくらい掘れるんだろか?

by bharat | 2006-12-09 10:30 | デリー市内あれこれ