デリー28 日本妙法寺
デリーの東、ノイダ(Noida、Utttal Pradesh州)に向かう道沿い。
ちょうどフマユーン廟の裏手にあたるこの場所に、大きな仏塔(ストゥーパ)があることを御存知だろうか。 日本妙法寺デリー道場 ここデリーにも、道場を造っているという話は聞いていたが、こんなところにあるとは知らなかった。 現在のところ、形になりつつあるのは、このストゥーパくらいで、あとは土木職人たちの仮住まいと、住職の仮住まいがその脇に立っているくらいだ。 ここで現場を管轄する、田中上人に会って、色々話を聞くことが出来た。 同上人は、若いころに他の宗派からこの妙法寺に入り、妻帯を持たず、世界中を周っているという。 1980年くらいから、ずっとインドに居るのだという。 このデリー道場の建設は、2004年後半から開始したのだという。 土地取得の際には、いろいろインド側の対応に振り回されながらも、この場所を得て、ボランティアの手を借りながら、ゆっくりとだが着実にストゥーパの建設を行っている。 完成すれば、高さ31m、内部にはブッダの遺骨、外壁四方に異なる4つ(誕生・瞑想・説法・涅槃)の仏像を配する真っ白い立派なものに仕上がる。 既に、ストゥーパの先端部分は、クレーンで吊り上げて設置済。 今は、周囲を塗装している段階で、完成時期は2007年11月頃。 私は、6月頃に日本に帰国するので、残念ながら完成を直に観ることは出来ない・・・。 ストゥーパの下部は、ちょっとした倉庫になっており、上述した4体の仏像が、設置のときを待っていた。 日本の道場から寄贈されたものだという。 建設に使っている工具や資材は、恐ろしく原始的で古いものだった。 この日も、現場作業員が何人かいて、ノンビリ作業を行っていた・・・あと11ヶ月、こんな調整で、ノンビリ完成に漕ぎ着けるのだろう。 妙法寺とは全然関係無いが、田中上人になついていた仔犬が可愛かったので、写真に収めた。
by bharat
| 2007-01-08 10:30
| デリー市内あれこれ
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2年間のインド生活で、どこまでインド人に近づけるか!?
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