デリー31 アーユルヴェーダ病院
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 南デリー、South Extensionの一角にあるこの建物。
 インド医学アーユルヴェーダ(Ayurveda)に基づいた診療・治療を行う病院である。

 一般的に、日本でアーユルヴェーダというと、女性の美容目的のエステの様なイメージが強いようだ。
 どこのリゾートホテルにも、仰向けに寝て額にオイルを垂らしている写真が出ている。
 ただ、これはシロダーラ(不眠・頭痛を無くし、集中力を増進させる治療法)というほんの一例に過ぎない。

 ヒンディー語(サンスクリット語)で、生命(アーユス)に関する知識(ヴェーダ)が示す通り、アーユルヴェーダはとても幅広い学問で、生命哲学とも言うことが出来る。
 その歴史は、4000~5000年前まで遡ることが出来るという。
 対症療法というよりは、病気そのものから体を守る、予防の概念が強く、この点は漢方医学にも似ている。
 

e0074199_16272958.jpg この病院は、見た感じ普通の病院と大差無い。
 待合室があって、奥に診察室が2つ。
 待合室には、患者が沢山。
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 これは、大変珍しい番号札(正直、インドに来て初めて見た)。
 皆、順番を守って、診察を待っていた。


 30~45分くらい待つなぁと思い、病院の並びのコーヒーショップで時間を潰す。
 喫茶してから病院に戻ると、ちょうど順番が。

e0074199_16322658.jpg 診察室に入る。
 中は、田舎の市役所の一室みたいな感じで、机・椅子が一揃い、簡単なベッドが脇に置いてある。
 医者と思われる人も、白衣を着るでも無く、街行くオッッチャンと全く変わらぬ服装。

 基本スタイルは、問診&脈診。
 後日知ったが、舌診というのもあるそうだ。

 因みに、私が診てもらったのは、たまに発生する下痢とじんましん。
 診察結果は、「食べすぎに気を付けて、大量の刺激物を食べないように」・・・えぇ、御尤もですね。


e0074199_16374565.jpg 処方箋を書いて貰い、裏手の薬局へ。
 係の人が手際良く錠剤やらカプセルやらペーストやらを処方してくれる。
e0074199_1639636.jpg で、出て来たのがこんな薬。
 錠剤がメチャでかい・・・子供はまず飲み込めないくらいの大きさ。
 そして、ペーストがまた、メチャメチャ苦い・・・味は正露丸をもう少しキツくした感じ。



 じんわりとした効き目しか無い一方、副作用の心配が無いということで、今でも服用しているが、やはり効き目はあまり実感出来ない。
 食いすぎれば下痢するし、辛いものを大量摂取すればじんましんが出る。

 ・・・インド医学、奥深し。
by bharat | 2007-02-18 10:30 | デリー市内あれこれ