File No.012 見ちゃうサル 言っちゃうサル 聞いちゃうサル
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 ダージリンの骨董品屋で買った品。


 とても、アーティクティックな劇団風なポージングをした結果、本来の主旨である見ない・言わない・聞かないという主旨を逸脱し、見ちゃってるし言っちゃってるし聞いちゃってる3匹の猿になっている。


 因みに、この所謂「三猿」のモチーフは世界中にあるという。
 起源は、道教とも論語とも言われている。

 道教で60年に1度、もしくは60日に1度訪れる庚申(カノエサル)の日。
 この日の夜には、体の中から三尸虫(サンシチュウ)という虫が天に昇り、天帝にその人間がした罪を密告しに行くのだという。
 その後、三尸の「三」と庚申の「申」がくっついて三猿に、中央の猿が天帝に密告しないよう口をつぐんでいる格好になったという。



 論語説は、孔子が顔淵に向かって言った言葉

  「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、非礼勿動」
  (礼節にそむくことに目を向けるな、耳を傾けるな、言うな、行うな)

から来ているとする説。

 行うな、というのを性交するなと捉えて、三猿に股間を押さえた猿をもう一匹加え、「四猿」になっている絵・彫刻もあるという。
by bharat | 2007-05-23 10:30 | インドのいやげもの