正直なところ、いったい仏教徒は何人いるのか?
 5月28日のThe Hindu紙にこんな記事があった。

 「One lakh people convert to Buddhism」
 (Lakhはインドの数字の数え方で10万の意味)

 10万人の人民が仏教に改宗した、という記事だ。

 記事によると、5月27日ムンバイで開催された、アンベードカル(同氏についてはラクナウ旅行記を参照)改宗50周年記念式典が開催され、その式典の中で、ダリット(最下層カースト者)や部族カースト者たち約10万人が仏教に改宗したという。



 アンベードカルが仏教に改宗し、今やインド仏教の本拠地ともなっているに行ったときの仏教祭典(仏陀生誕2550年+アンベードカル没後50周年)の物凄い盛上がりを体感して思ったのだが、単純な疑問として、

  「本当のところ、インドにはいったい何人の仏教徒がいるのか?」

を考えずにはいられない。



 インド政府が発表している最新2001年の国勢調査によれば、仏教徒は796万人。
 インド全土の人口10.3億人の僅か0.8%という割合に過ぎない。
 過去40年間で、イスラム教が微増した以外は、殆どの宗教分布が変わっていない。
 ・・・何たる摩訶不思議。
 私の周りにも、自分の世代あるいは親の世代にヒンドゥ教から他宗教に改宗したと話が結構あるので、上記の数字はどうも俄かには信じられない。


 私個人の感想としては、数千万はいると思うのだが・・・次回2011年の国勢調査では、精緻な調査を切に望む。
by bharat | 2007-06-01 10:30 | ふと思うこと