インド人化完了☆  <インド滞在の総括レポート2-③>
<中央インド>
(12) マディヤ・プラデーシュ州---(訪問箇所:10)
e0074199_1105184.jpg 面積31万k㎡、人口6,000万人。
 後述のチャッティスガル州が2000年に分離した。
 インドの中心に位置し、鉱物資源に比較的恵まれているので、工業が発達している。インドールには、早くからブリジストンが進出、タイヤ生産工場を持っているし、ボーパールにも化学メーカーが多数進出している。
 その一方で、グワリオール、マーンドゥなどの中世の城塞遺跡、官能的な彫刻のあるカジュラホ、仏跡サーンチーなど、歴史的観光スポットも充実している。
 (旅行記)カジュラホグワリオールジャンシーオルチャボーパールライセンサーンチーウッジャインインドールマーンドゥ


(13) チャッティスガル州
 2000年、マディヤ・プラデーシュ州から分離して成立。
 近代化が遅れ、慢性的な水不足に悩まされ、ナクサライト(地域解放戦線)の活動など、州の発展を阻む要因も多いが、発電所が多く配置され、電力事業が州を支えている。
 また、アルミの一大産地としても今後の発展が見込まれる。
 地理的に山間部族が多く、州の人口の4割以上が指定カースト者である。


(14) ジャールカンド州
 面積8万k㎡、人口2,700万人。
 2000年に、ビハール州から独立して成立した州。
 インド全体の4割の鉱物資源を産出する特性を持ち、南東にあるジャムシェドプールはタタの本拠地である。
 産業別比率は、第1次:24%、第2次:35%、第3次:41%。


<東インド>
(15) ビハール州---(訪問箇所:4)
e0074199_1121862.jpg 面積9.4万k㎡、人口8,300万人。
 かつて仏教隆盛の中心となり歴史的にはインドで最も文化的だった州は、今や治安が悪く貧しい州の代名詞になっている。
 識字率は50%を切り、指定カースト者の割合は48%と高い。
 工業は殆ど根付いておらず、第2次産業比率は僅か3%で、完全に農業に依存している。が、最近はこれが思わぬ追い風になりつつあり、バイオエタノール燃料への活用が出来ないか、中央政府の支援による本格検討が始まっている。
 (旅行記)ナーランダーラージギルブッダガヤー(ボードガヤー)ガヤー


(16) オリッサ州---(訪問箇所:7)
e0074199_1133363.jpg 面積15.5万k㎡、人口3,600万人。
 鉱業が盛んで、ニッケルやクロムの採掘量がインドでNo.1である。
 海岸線が長く漁業も盛んで、内陸部では農業も栄えている。
 これだけ列挙すると大成功している州のように聞こえるが、州内GDPなどは決して右肩上がりということにはなっていない。農業も漁業も天候に左右され易く不安定で、旱魃やサイクロンの被害等に悩まされている。
 観光場所は多く、ヒンドゥー寺院が数百もあるブバネシュワル、自然信仰の跡を残すプリーやコナーラクなど見所は多い。
 (旅行記)ブバネシュワルダウリコナーラクピプリプリーウダヤギリ・カンダギリ石窟ラトナギリ、ウダヤギリ、ラリトギリ石窟


(17) 西ベンガル州---(訪問箇所:5)
e0074199_1144837.jpg 面積8.8万k㎡、人口8,000万人。
 東をバングラデシュと接するということで、イスラム教徒の比率が多い(25%)。
 州都はコルカタで人口は1,300万人。インドの東の玄関口となっているが、その発展スピードはムンバイやデリーより遅れを取っているイメージを受ける。
 昔から共産党が長期政権を握るこの州は、労働問題が起きるということで外資系企業から敬遠されてきたが、それが産業の近代化を遅らせてきた一因ともなっているようだ。但し、現在は三菱化学はじめ多くの外資企業が進出を始めており、州政府も誘致に積極的だ。
 また、南北に長いこの州は、北部の丘陵地域も含んでおり、世界的に有名な紅茶を産するダージリンも西ベンガル州にある。
 (旅行記)コルカタシリグリダージリングームカリンポン




  レポート2-④に続く。
by bharat | 2008-01-04 10:30 | ふと思うこと