2006年 02月 22日 ( 1 )
第41回旅行は、凄惨な古戦場ダウリ
 オリッサ州の州都ブバネシュワルからコナーラクに向かう途中、ダウリ(Dhauli)という小さな集落がある。
 車で国道を流していると危うく通過しそうになるが、ここは歴史上とても大事な場所だ。

ここからアショーカ王の仏教信仰が始まった
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e0074199_7285556.jpg マウリヤ王朝第3代アショーカ王(位 前268~前232年)は、王位継承後、ただちに強大な軍力をもって、この地を治めていたカリンガ王国と戦った。
 このカリンガ戦争は壮絶・凄惨を極め、捕虜となった15万人のうち、10万人が殺されたという。この悲惨な結果を多いに後悔したアショーカ王は、仏教に改宗し、不殺生を唱えるようになたという。
 その詔を記した石碑がこれだ。
 象の彫刻を施した岩に囲まれるように保存されている。

 彼は厚く仏教を信仰し、ブッダガヤーの菩提樹を詣でたり、仏経典を編纂したり、建立済のストゥーパ(仏塔)にあった仏舎利を更に分散して多くのストゥーパを領内各地に新設したりした。
 また、彼の基本理念は仏教以外の宗教にも共通するとして、全ての宗教信仰を寛大に認めたという。


平和の塔
e0074199_7351910.jpg 仏教史上、ここが仏教の勃興・隆盛の地だという認識から、日本妙法寺(詳しくはこちら参照)が1970年代にここに真っ白なストゥーパを建立した。


近所のハヌマーン寺院
e0074199_7392267.jpg 仏教とは関係ないが、この集落の近くに、格別のインパクトを放つヒンドゥー寺院がある。
 地元政治家が建てたものらしい。
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オススメ度(100%個人主観)

     ★★★☆☆ ・・・ 通り過ぎないように注意

所要観光時間

     30分~1時間
by bharat | 2006-02-22 10:30 | インドぶらり旅