2006年 02月 25日 ( 1 )
第44回旅行は、ジャガンナートの棲家プリー
e0074199_15163890.jpg オリッサの州都ブバネシュワルから車で小1時間、ベンガル湾沿いの小さな町プリー(Puri、プーリとも)に到着する。



ジャーイ・ジャガンナート!!
e0074199_1565442.jpg ヒンドゥー教の神様の中で、一際異彩を放つジャガンナート神
 クリシュナ神の化身の1つとされているが、オリッサ州の自然信仰によって生まれた独特の神だ(彼は元々、木の神様というステータスだった)。
 そのジャガンナート神を祀る寺院が、ここプリーにある。


 ここプリーは、ヒンドゥー教徒たちにとっての聖地であり、プリー(オリッサ州)・ドゥワルカー(グジャラート州)・バドリナート(ウッタランチャル州)・ラーメシュワラム(タミルナドゥ州)を「4大聖地」と呼んでいる。
 街行く人々・土産屋の人々は、合言葉のように「ジャーイ・ジャガンナート!(ジャガンナート様、万歳!)」と唱え、のどかな海辺の村と狂信的なヒンドゥー色とが混じり合った、不思議な印象の町だ。
e0074199_1572186.jpg 毎年3月には、ラート・ヤートラ(Rath Yatra、Car Festival、山車祭)が行われ、ジャガンナート・スバドゥラ・バルバドゥラ3兄弟を夫々山車に乗せて、街道をゴロゴロ転がすのだという。
 この写真は私が直接撮ったものではないが、凄い人出である・・・直接参加したい気もするが、モミクチャにされること間違い無い。
e0074199_1516217.jpg 因みに、私が行ったときに撮った町並みはこちら。



異教徒禁制の寺院を拝むには・・・
 ここにある、ジャガンナート寺院は、異教徒禁制。
 中に入るのはおろか、周囲は壁に囲まれており、寺院の外観すら良く見えない。

 せめて外観だけ、ということなら、この寺院の向かいにある図書館の屋上から観ることが出来るのだ。

 図書館の管理人も手馴れたもので、拝観料(本人は御布施と言っていたが)を徴収してくる。

e0074199_1518547.jpg 3~4階建の建物を登っていくと、最上階には大量のヨーロッパ人が。
 皆、ヒンドゥー教徒らしく、似合わないインド服をまとっていた。


 屋上に出て、寺院の方向に目を転じると・・・
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 立派な寺院構造の全貌を見ることが出来る。
 1198年に建立されたこの寺院群は、最奥部に高さ58mの屋根のある本堂を配し、頭頂部にはヴィシュヌ派寺院の象徴のチャクラ(法輪)が。
 少々ややこしいが、ジャガンナート神はクリシュナ神の化身。クリシュナ神はヴィシュヌ神の化身。つまりジャガンナート神は、ヴシュヌ神の化身の化身というわけだ。


寺院周辺の様子
e0074199_15335321.jpg 寺院の前には、1本の柱。
 これは、コナーラクの太陽寺院から運んできたもので、戦勝記念に持ってきたのだという。


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 大通り沿いの土産屋は、まさにジャガンナート一色。
 置物やら壁掛けやらキーホルダーやらが、処狭しと陳列されている。


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 オートリクシャーのフロントにも、ジャガンナートのドングリまなこが。
 「おぉ・・・信心深いですね」ではなく、「おぉ・・・コミカルでカワイイですね」と言いたくなるのは、私だけだろうか・・・?


オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★☆ ・・・ このコミカルな神様に本気で没頭するヒンドゥー教徒たち(インドの神秘)

所要観光時間

    1.5時間
by bharat | 2006-02-25 10:29 | インドぶらり旅