2006年 04月 21日 ( 1 )
インド周辺 第7回旅行は、仏歯を祀る旧王都キャンディ
e0074199_4394992.jpg ダンブッラを南下すること車で2時間、キャンディ(Kandy)に到着。

 街並みは、整然として活気がある。
 人口は約150万人と、スリランカ第2の人口を誇る(因みに1位はコロンボ)。



キャンディの歴史
 ここはキャンディは、1474年にキャンディ王国が成立してから1815年にイギリスに滅ぼされるまでの350年間王都だった場所だ。
 元々は、シンハラのコーッテ王国の一部だったが、1474年に独立、この丘陵地帯に独自の政権を樹立した。その後、17世紀に入って、オランダ、ポルトガル、イギリスが相次いでスリランカに進出してくると、キャンディ王国は、ポルトガル、次いでオランダと条約を結んで、生残りを図った。しかし、イギリスの東インドでの植民地政策が他を圧倒し始めると、1802年、スリランカにおけるオランダ領はイギリス領になってしまう。翌1803年には、イギリスはキャンディ王国に侵攻開始、1815年にキャンディ王国は滅ぼされてしまった。



仏歯寺
e0074199_6442599.jpg ここキャンディの見どころは、何と言っても仏歯寺。
 入口付近は、厳重に警備されているが、この柵はちょっとやりすぎな気が・・・手前でつまづこうものなら、サクッと刺さりそうだ・・・。
e0074199_6433332.jpg スリランカでの王都の証とも言える仏歯は、王都が変わるたびに安置場所も移された。
 このキャンディの仏歯寺に仏歯が来たのは、1590年のこと。ときの王ヴィマラ・ダルマ・スーリヤ1世(治世1591~1604年)は、仏歯を祀るために2階建の寺院を建立した。
 この仏閣部分は、ナレーンドラ・シンハ(治世1707~39年)によって改築された。

e0074199_6465857.jpg さらに、現在の一番外側の建物(八角形の小屋)は、スリー・ヴィクラマ・ラージャシンハ(治世1798~1815年)によって追加されたもの。 




 建物内部に入ると、綺麗な装飾を施した回廊と、仏歯を安置していると推測される本堂の二重構造をしていることが分かる。

e0074199_3265287.jpg これは、建物に入ってすぐの壁画。
 この手の壁画はインドでも見られるが、人間がスリランカ民俗衣装であるサロン(ハカマのようなもの)を巻いているのが特徴的。
e0074199_3304190.jpg これは、天井の彫刻。
 蓮の花が彫られている。
e0074199_3325454.jpg こちらは、壁にはめ込まれた鳥居のような形状の彫刻。
 一番上にいる鬼のような生き物から出ているものが左右のワニみたいな動物の口に・・・何のメッセージなのだろうか?これは。




e0074199_3365385.jpg 回廊に囲まれるようにして、本堂がある。
 生憎の雨だったので、この周囲を回って祈祷する参拝者などは居なかった・・・。
e0074199_3391156.jpg 本堂の扉は、固く閉ざされ、長い象牙などで厳かに装飾されていた。
 この上(2階部分)には、長い板葺きの廊下が渡してあり、ここでは皆思い思いに御祈りしていた・・・頭を擦り付けて念仏を唱える人や胡坐をかいて瞑想する人など。




こんなものも!
e0074199_3474452.jpg 仏歯寺を除けば、ごく一般的な大都市。
 街中には、こんなものも。
 KFCはインドではまだ珍しく、つい味が恋しくなって、ここで夕食を採った。



オススメ度(100%個人主観)

   ★★☆☆☆ ・・・唯一のハイライトの仏歯寺も、仏歯が見れなきゃただの寺?



観光所要時間

   30分~1時間


by bharat | 2006-04-21 10:30 | インド周辺国ぶらり旅