2006年 11月 24日 ( 1 )
デリー27 国立博物館
 去る11月下旬某日、デリーの国立博物館を見て来た。
 インドを訪問した御客様のたっての希望で、スケジュールの合間を縫っての観覧。

時間が必要・・・
e0074199_21403526.jpg 1949年8月15日に出来た国立博物館(開館当初は今と違う場所にあった)は、現在では展示点数206,000点以上、全3階の展示スペースは、とても広い。
 そりゃあ、ルーブルとかとは比較にならないけど、かと言って、1~2時間で周れるもんでもない。

 因みに、入館料は150ルピー(約390円)、カメラ持込料は300ルピー(約780円)。
 日本語の音声ガイドホンは、タダで貸してくれる(但し、貸出時にデポジットを取られる)。

どう分類したものか・・・
e0074199_21434498.jpg インドの歴史そのものを分類することは、極めて困難。
 なにせ、歴史・宗教・民族が入替わり立代わりしているのだから。
 この博物館も、分類にはかなり苦労している様子。
e0074199_2149394.jpg
ヒンドゥー彫刻、仏教彫刻が1階に陳列されているが、中でも目を惹いたのは、インダス文明のコーナー。紀元前2500~2300年に栄えたモヘンジョダロ、ハラッパなどの文明都市の様子やそこから発掘された品が数多く並ぶ。
 このコーナーの充実ぶりは、結構なもの。


海軍関連
e0074199_2158204.jpg 2階に上がると、海軍の資料コーナーがある。
 戦艦の模型などはさして珍しくも無いのだが、こんな軍旗の展示がある。
 左隅にインドの国旗を配したイングランドの旗などは、歴史を感じるデザインだ。


土産屋
e0074199_2205960.jpg 国立博物館だけあって、土産屋はなかなか充実している。
 置物、衣類、書籍など様々なものが売られており、程度も悪くない。
e0074199_2223721.jpg これはチェスセット。
 インドでは、チェスセットがよく売られているが、駒は大体木製かガラス製。
 これは、駒が真鍮細工・・・真鍮細工自体はよくあるが、チェス駒になっているのはあまり無い気がする。
e0074199_222505.jpg これは、ただの容器。
 でも・・・なんだろ?このデザイン。


アジアにおける宗教伝播を感じる
e0074199_2275919.jpg 大昔の韓国・中国を含むアジア全体の仏教彫刻・絵画を展示するスペースもある。
 このあたりになると、日本に入ってきている仏教関連作品とかなり類似点が見られる。


ヨーロッパの遺産
e0074199_22103237.jpg 16世紀以降の列強支配により、この時期の絵画等は、キリスト教関連のものが多い。
 この絵などは、素人目にはヨーロッパにあってもおかしくない感じがする。
 当時のポルトガル人・オランダ人・イギリス人たちは、絵画を持込んだのだろうか?それとも絵師を連れてきてインドで内作させてのだろうか?


なんだ?こりゃ
 一番の不思議ワールドが繰広げられていたのが、この中南米コーナー。
e0074199_221418.jpg

なぜ、突然中南米なのかも分からないが、その展示品の愉快さは他の展示品より突出している。
e0074199_22153830.jpge0074199_22154876.jpge0074199_22155912.jpg
e0074199_22161648.jpge0074199_22162855.jpge0074199_22164090.jpg

 祭事に使用されたポットらしいのだが、なんか・・・カワイイ。
 原宿のキディランドあたりに並んでても、イケるんぢゃないかな。



ハウルの動く城
e0074199_22184337.jpg 館の外、敷地の片隅には、「ハウルの動く城」がガラスケースに入れられて大切に展示されている。
 2003年からここに置かれているこの物体、425ものパーツから構成され、重量は2,200kgにもなる。
 18~19世紀に、南インドのタミル・ナドゥ州で祭事用の山車として使われ、ヴィシュヌ神やラーマ神、クリシュナ神らの彫刻が木目細かに彫られている。
 宗教的な祭事で山車を使用するというのは、南インドではよくある例だ。
 世界遺産に指定されているハンピでも、デザイン・材質ともに全く異なるが山車が残っている。



 ・・・あまりに駆け足で観たので、これくらいしか書けない・・・。
 今度は、ジックリ観て回りたいな・・・。
by bharat | 2006-11-24 10:30 | デリー市内あれこれ