2007年 02月 19日 ( 1 )
いつも、ホッとした頃に・・・デリー近郊で爆破事件発生
 昨年7月のムンバイでの列車爆破事件から数ヶ月。
 大規模な爆破事件も無く、1月26日の共和国記念日のパレードも平和裏に終わったのだが・・・。

2007年2月18日深夜、デリー近郊で列車爆破
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 デリーから西方パキスタンのラホールに向けて、アターリー・エクスプレス(Attari Exp.)がデリーを出発したのは、2月18日夜。

2月18日
 22:50 Attari Exp.デリーを出発(16両編成)
 23:54 第4および5車両で不審物が爆破。両客車とも炎上。
 23:57 列車が緊急停止
       後ろ5車両(1~5)を切り離し、列車はAttariへ再出発。
2月19日
 02:50 第6~16車両のみ、Attariに到着


 しかし、爆発炎上した車両を置いて、すぐに再出発するというのが驚き。
 現場検証とか、他に不審物が無いかとか、しないのだろうか・・・?
 (恐らく、その場で調べたのだろうが、日本なら全面運休にするだろう。)

e0074199_19492554.jpg 塗装が剥がれた黒焦げの車両を見ると、爆破炎上直後の阿鼻叫喚の世界が容易に頭に浮かぶ・・・。
 この事故で亡くなった方は、現時点で67名、負傷者60余名という大惨事になってしまった。
 死亡者の棺は、デリーとアターリーの間にあるパーニーパットに並べられた。



 しかし、この手の事件はなかなか根絶されない。
 今回は、恐らく3月3~4日のホーリー祭を睨んでの犯行、またインド―パキスタンを繋ぐ列車を狙っている点に、非常に陰惨なメッセージ性があるように思える。

 長距離列車は、インド人たちの足であり、あらゆる階層の人が乗り合う交通手段だ。
 これは、客車のグレードが7~8種類くらいに分かれていることからも明らかだ。
 その様な交通手段に、完璧なセキュリティ対策を講じることは実質的には不可能と思われ、残念ながら今後も警備とテロリストとの鬩ぎ合いは続くのだろう。
by bharat | 2007-02-19 10:30 | ふと思うこと