2007年 06月 08日 ( 1 )
第97回旅行は、ラダック東部 ティクセ・ヘミス
 レーから進路を南東に採る。
 幹線道路は、どこまで行っても舗装されている。
 軍事目的なのだろう。

シェイ王宮(Shey Palace)
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e0074199_15434077.jpg レーから南東に15km行ったところにある。
 1655年に建てられた、2階建ての建物。
 僧院として機能しているが、一時期ラダックの王が夏季の都を置いたので、未だに王宮の名で呼ばれる。


ティクセ・ゴンパ(Thikse Gompa)
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e0074199_15551931.jpg シェイ王宮から更に数km南東に進むと見えてくる巨大な僧院。
 1430年の建立。
 多数の仏教僧たちが居住しており、
e0074199_1602911.jpg 大きな学校施設もある。
 読経やチベット語の授業のほか、英語やパソコンの授業も行っていた。
 写真は、チベット語-中国語の辞書。



 この僧院の見どころはなんといってもAssembly Hall(集会場)。
 巨大でカラフルなマイトレーヤブッダ(弥勒菩薩)像が安置されている。
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e0074199_167547.jpg デカいので、2階建ての吹抜部分にデーンと鎮座している。
 冠には、5つの神が描かれている・・・中心に太陽神、両脇に東西南北の神。
e0074199_19284750.jpg 意外と知られていないが、弥勒菩薩はロン毛であった。
e0074199_19282421.jpg 壁には、ブータンのパロでも見かけたような仏教の六道を示す絵が描かれている。
 六道とは、ヒトが輪廻する6つの世界・・・天・人・餓鬼・畜生・地獄・阿修羅のこと。絵の中では、円が全ての世界を現し、これを死神が司っている(審判している)。
 円の一番中心には、3つの欲望を象徴する動物(鳥・蛇・猪)、その周りに天と地獄、その周りの6分割された大きな枠には、六道が描かれ、一番外側に人間の生の営み全体が描かれている。
 ここの絵には、5つしか世界が描かれていないが、これは恐らく大乗仏教期になって描かれるようになった阿修羅界が入っていないので5つになっているのだと思う。

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 集会場の隣の御堂には、無数の仏像が安置されている。

e0074199_19384676.jpg ゴンカン(Gonkhang)と呼ばれる場所には、畜生道の様子が壁一面に描かれている。
 


ヘミス・ゴンパ(Hemis Gompa)
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 ティクセから更に南東に25km余り。
 このヘミスゴンパは1630年に建立されたものだ。
 インドの賢者パドマサンバワ(Padma Sanbhawa)を祀った御堂などがある。e0074199_2121383.jpge0074199_21211864.jpg
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e0074199_21234867.jpg ここの屋外カフェテリアで食べたテュクパ(チベット料理、汁そば)。
 薄味かつベジタリアン仕様だったので、あまり美味しくなかった・・・。

e0074199_2125816.jpg この日は、州政府の防衛大臣が現地を視察するというので、軍人(警官?)がそこかしこに居た。
 別に何をするわけではないのだが、何となく落着かなかった。



ストク・ゴンパ(Stok Gompa)
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e0074199_21311133.jpg 14世紀に建てられた。
 前述のシェイ王宮同様、ラダック王の居城となった時期もあったことから、ストク王宮(Stok Palace)と呼ばれることもある。
 建物の壁に掛けられた動物の頭蓋から、自然崇拝の要素もあったことを覗わせる。
 写真撮影禁止だったが、7世紀にまで遡るタンカ(仏教絵画)のコレクションを見ることが出来る。



オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★☆ ・・・ 建物群自体が生活ユニットになっていて興味深い

所要観光時間

    5時間(移動時間抜き)
by bharat | 2007-06-08 10:30 | インドぶらり旅