2007年 06月 09日 ( 1 )
第98回旅行はラダック西部 ラマユル・アルチ
 今回は、ラダック地方の中心都市レーから西に向かった。
 
 途中、カールシー(Khalsi)という場所に入るところで、車両のチェックポイントがある。
 ここで全旅客のパスポートおよび通行許可証(事前に入手しておかねばならない、今回はホテルが事前準備してくれた)を提示し、通行許可を貰う。
 このチェックポイント通過後、道は北西と南西の二手に向かう。
 まずは、カールシー市街を目指す。


みんなここで一息つく カールシー市街
e0074199_12593696.jpg カールシー市街に向かう道中、「Magnetic Hill」なる看板があった。
 強い磁力によって、上り坂なのに車がスルスル重力に反して動いていくというのだ。
 磁力というより、坂に対する目の錯覚だと思うのだが。


 この一帯を流れる2つの大きな川、インダス(Indus)川とサンスカール(Zanskar)川。
 この2川の合流点(サンガム)に差し掛かる。
 インダス川の緑がサンスカール川に吸収されていく様にしばし見とれていた。
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e0074199_13163573.jpg 途中、道行く車は我々のジープとシュールなライオントラックだけ。
 山合いにぶらさがるように作られた道路をウネウネと上り下りする。
e0074199_13181874.jpg 山間の僅かな平面を見つけては集落を作ったようで、山の切れ間に緑色をした集落が点在する。


e0074199_13215364.jpg チェックポイントがあるカールシーは、軍事上重要な場所にあたるようで、軍用トラックとすれ違うことが多い。
e0074199_13254293.jpg 隘路では、何十台という軍用トラックが縦列を作っていた。



e0074199_13273567.jpg レーから車を飛ばすこと約3時間、漸くカールシー市街に到着。


e0074199_13284562.jpg 駐車場の目の前にあった、何気なく選んだこの「モーニングスター・レストラン」。
 ここがアタリで、チベット料理が実に美味かった。
 トゥクパ(汁そば)、マトンライスはともに絶品☆
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ラマユル(Lamayuru)
 カールシーを更に西進。
 集落も無くなり、周りは何やら不思議な地形になってくる。
 その名も、ムーンレット・マウンテン。
 月面のような景色というわけだ。
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e0074199_14494498.jpg 丘の向こうから、いつC3POとR2D2が歩いてきてもおかしくない。



 1時間半後、ラマユル・ゴンパ(Ramayuru Gompa)に到着。
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e0074199_15948.jpg 11世紀に建立られたと言われるこの僧院群は、ラダック地方で最も古い建物の1つだ。
 伝説では、この僧院のふもとにあった湖で仏陀が滞留したという。
e0074199_15104792.jpg 集会場(Assembly Hall)には仏陀などの像が安置されているほか、11世紀にインドの仏教僧ナローパ(Mahasiddhacharya Naropa)が苦行した石窟跡も見られる。

e0074199_15143589.jpg 壁画は15世紀のものが殆どで、仏陀が色々な姿で描かれている。


 このゴンパには約150人の修行僧たちが住んでおり、直接仏事に従事していない人達もこの地域に居住している。
 マニ車と呼ばれる仏具(クルクル回すだけで、読経したのと同じ功徳を得られる、チベット仏教界の便利グッズ)を手に持ち、徘徊しながら談笑する老人たち。
 あくせくと洗濯の準備をする女の子。
 地元民も生活が僧院と一緒にある・・・現代社会のカット&ペーストの社会構造には見られない風景だ。
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e0074199_1641248.jpg 去り際、車をBダッシュで追いかけてくるオバチャン。
 出稼ぎに行った息子がくれた腕時計の時間を正しくセットしてくれと言う。
 いろいろ頑張ってみたのだが、時間調整ボタンが壊れていて、何も出来なかったので、オバチャンに事情を言ってそのまま返した。
 ・・・オバチャンは、残念そうに時計を受取ると、すぐに笑顔に戻って、手を振ってバイバイしてくれた。



アルチ(Alchi)
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e0074199_16265544.jpg このゴンパもまた古い。
 10世紀頃の建立と言われている。
e0074199_1629459.jpge0074199_16291920.jpg アルチ・ゴンパの特徴は3つ。

① 他のゴンパと異なり、平地に建っている
② 柱などの木造彫刻が立派
③ 粘土で出来た仏像に嫌いな色付けが施してある
 内部には、スマステク(Sumastek)寺院、太陽神(Verocana)寺院、ロツサ(Lotsa)寺院、マンジュシュリ(Manjshri)寺院があり、壁画・仏像を見ることが出来る(殆どの場所で写真禁止)。


e0074199_1638121.jpg 寺院の近くの骨董品屋は、なかなか充実している。
 観光シーズン前ということで、値段も手頃だった。

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駐車場の車。
 地元のアイドルなのだろうか・・・?




オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★★

所要観光時間

    3時間 (車での移動時間を除く)
by bharat | 2007-06-09 10:30 | インドぶらり旅