2007年 06月 16日 ( 1 )
第103回旅行は、精巧な木造建築が残るバーヴナガル
e0074199_11152677.jpg グジャラート州の中心都市アーメダバードの南方約270km。
 州の東部の内海であるカンベイ湾に程近いところにある静かな中規模都市が、バーヴナガルだ。
 ムンバイからのフライトが毎日出ており、アクセスは簡単。


牛にも種類があった!?
 この人口60万人弱の街の歴史は、さほど古くない。
 当時この一帯を治めていた王バーヴシンジ・ゴーヒル(Bhavsinhji Gohil、生1703~没1764)が街として整備したのが始まり。彼はこの地を海上輸送を想定に含めた貿易拠点として考えていた。というのも、17世紀後半からの列強進入により海上航行がかなり活発になっており、港の多かったグジャラート州には、アフリカ沿岸部・シンガポール・ペルシャ湾岸との貿易が頻繁に行われていたのだ。
 このバーヴナガルからは、インドで取れた綿が輸出された。
 また、この一帯はマハートマー・ガンディーの政策により、1930年代より塩田の設置がなされた。

e0074199_13544575.jpg 市のほぼ中心に位置する丘の上にあるタクテーシュワル寺院(Takhteshwar Temple、1893年建立)からは、街の奥方に海(カンベイ湾)を見ることが出来、当時この街が交易都市として機能していたことも納得出来る。


 市街を車で流すと気づくことが2つ。

 まず、牛の雰囲気が微妙に他の地域と違う。
 よく見ると、角の形状がちょっと違うのだ。

e0074199_14293549.jpg これがインドでよく見る牛の角。
e0074199_1484021.jpg これがバーヴナガルの牛の角。
 角が太く、とても勇敢な印象を受ける。
e0074199_1455356.jpg 例えるなら、黒田長政の兜のような感じ。


 もう1つは、装飾の凝った木造建築があること。
 市街地に入ると、縦長の建物の柱や上層階部分のベランダなどに、木造の柵が見受けられる。
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 ラージャスターン州の砂岩で造ったハヴェリ(邸宅)建築を木で模したようにも見える(例えばジャイサルメールのハヴェリはコチラ)。
e0074199_1538125.jpg 最近建築されたもので木造のものは殆ど無くなったようだが、それでもデザインは踏襲されており、石・漆喰造りの建物でも概観は似ていたりする。


オススメ度(100%個人主観)
 
    ★★★☆☆ ・・・ ここだけでは物足りないが、パリタナ等と一緒に周りたい


所要観光時間

    1.5~2時間
by bharat | 2007-06-16 10:30 | インドぶらり旅