2007年 06月 17日 ( 1 )
第104回旅行は、ジャイナ教の聖地パリタナ
e0074199_215081.jpg グジャラート州の中規模都市であるバーヴナガルから車で南西方面に約1.5時間。
 シャトルンジャヤ(Shatrunjaya)山のふもと、パリタナに着く。


ジャイナ教の聖地
 伝説では、シャトルンジャヤは、ジャイナ教の最初の祖師(ティールカンタラ)のアディナータがここを訪れたことに端を発するという。ちなみに、彼はマハーヴィーラとかジナとかいう名でも知られており、彼がジャイナ教を開いて以降総勢24名の祖師が出た。

 時代は大きく飛んで10世紀頃。
 この一帯は、イスラム勢力が支配していた。
 そんな最中、ジャイナ教徒たちはこの山の地形を巧妙に活かして崇拝の拠り所となる寺院を建てていった。即ち、幾重にも重なる山の尾根の間に壮麗な寺院を建てたのだ。
 その寺院は現在も尚建築中のものがあり、その総数は800とも900とも言われている。

e0074199_1203153.jpg 山のふもとには、入口ゲートのような建造物と、その脇に受付事務所がある。
 観光地ではなく巡礼地なので、観光自体には費用は発生しないが、写真撮影許可費用として費用がかかる(たしか50ルピー(約150円)くらいだった)。
e0074199_1282284.jpg 寺院群の最上部まで階段4,000段もあるということで、受付事務所付近には旅籠が待機している。
 6月はオフシーズンということもあり、御客は稀。
 すぐに、旅籠屋のオッサンたちが集まってきた。
 結局、1人500ルピー(約1,500円)で妥結。


e0074199_1435746.jpg 旅籠で一路頂上を目指すのだが、これがまたとても乗り心地が悪い。
 棒切れに四角い台座をぶらさげているだけなので、びらさげている紐がヒザやら背中やらにこすれて痛い・・・。
e0074199_1391134.jpg その上。。。
 想像はしていたが、人足がよく休憩を取るのである・・・。
e0074199_1394141.jpg 早く行くよう促すと、タコの出来た肩を見せて、こんなに頑張ってるんだからもうちょっと休ませてよ、とせがんでくる・・・。
 いつ着くんだ、頂上に。

e0074199_118423.jpg 因みに、このような人足4人タイプの旅籠もあったようだが、これもまた乗り心地悪そうである。


              先の見えない歩道を延々進む・・・。
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e0074199_141681.jpg 何十回と人足の休憩をはさんで、漸く頂上部に到着。
 入口門の珍妙な石像たちに出迎えられる。

 実にふもとを出発してから2時間半経過していた。


 頂上の高台からは、全方位に広がる寺院群を一望。
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 中でも、一際目立っているのがこのアーディシュワラ(Adishwara)寺院。
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e0074199_1464042.jpg ベースは10世紀頃の建立だが、その後増改築を繰返し、16世紀頃に完成されたという。
 今もって、多くの信徒が礼拝に訪れており、このときも行列が出来ていた。


 他にも、荘厳な寺院が数え切れないくらい建っていて、目が回りそうである。
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e0074199_1532248.jpg 驚くのは、信徒の寄付が絶え間無く続いたおり、未だに寺院が新造され続けていることだ。
 10年・20年後に再訪したら、また新しい寺院が誕生しているに違いない。

 


オススメ度(100%個人主観)

   ★★★★★ ・・・ 信仰心の成せる業を目の当たりに出来る

所要観光時間

   5時間
by bharat | 2007-06-17 10:30 | インドぶらり旅