<   2005年 11月 ( 20 )   > この月の画像一覧
B級グルメ4 インド版ハイチュウ
 大学の売店で友達が見つけた、チューイングキャンディ。
 日本でも食べたような・・・。

インド版ハイチュウ
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 なんでも友人曰く、完全な売れ残り状態で寂しく店頭に並んでいたらしい。1個3ルピー(約8円)は充分に安いと思うのだが、他の飴の値段は概ね50パイサ(0.5ルピー≒1.3円)~1ルピー(約2.5円)なので、価格競争力が無いのだ。
e0074199_112512.jpg 商品名は、『マジック・チュウ』・・・名前までハイチュウに似てるな。フレーバーは、御覧の5種類・・・と思いきや後日別の店で更に2種類を発見。今のところ、7種類である。味は、日本のハイチュウに酷似していて、とても親近感が沸く。個包装されているのは感心するが、各々の大きさがとってもマチマチ・・・袋には6gと記載されているが・・・ま、いっか。ちなみに、24個入りの大きな袋もある。
by bharat | 2005-11-30 10:52 | インドB級グルメ
B級グルメ3 ワーダー

 家の近くの、看板もメニューも店員のやる気も無い定食屋にあった、隠れグルメ。

3. ワーダー
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 一言で片付けてしまうと、揚げパン。中に香辛料のツブツブが混じっている。これだけで食べることは余り無いようで、常時「カレー付きでしょ?」と店員に確認される。インドお決まりの鉄椀に汁気の多いカレー(サンバールと言う)。これにワーダーを浸して食べる。とても美味。ワーダー2つにサンバール1杯で、確か15ルピー(約40円)くらいだったと思う。
by bharat | 2005-11-29 10:20 | インドB級グルメ
B級グルメ2 ジャレビ
 今度は、甘い系の御菓子。
 街角の揚物屋になら、必ず並んでいるインド菓子の代表選手だ。

2. ジャレビ
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 揚げ過ぎたドーナツみたいな食感の食べ物。
 写真の分量でたったの5ルピー(約13円)。ちょっとした御菓子にはもってこい。
 原料は、小麦粉とクルド(ヨーグルト)を混ぜたもので、これを揚げてシロップに浸して上げれば出来上がり。
 このシロップの味あるいは揚げている油の質が店によって微妙に異なり、美味い店と美味くない店がある。
 また、作り置きのものは油がベタついていてあまり美味しくない。
by bharat | 2005-11-28 10:05 | インドB級グルメ
デリー4(続き) IITF
 結局、半日で回り切れなかったIITFに未練が残り、後日残りを観て回った。


インド版ドンキ

 またもやスゴい人だったが、チケット売場・空いている入口など勝手が分かっていたので、混乱も無く入場出来た。

 今回観るのは、州別パビリオンの残りとその他の館。


e0074199_2125750.jpg 会場ほぼ中央に位置する1番ホールに行くと、全く統一性の無い有象無象の出店がゴッタ返していた。順路など決まっている筈も無く、皆思い思いの方向に前の人を押しながら進む。

e0074199_219186.gif ・・・日本で、ドンキホーテの開店セールに行ったときのことを思い出した・・・。

e0074199_21181968.jpg ここで何となく買ってしまったものを振り返っても、店舗の統一性の無さが良く分かる。幾何学模様のラグに、電気ハエ退治ラケットに、インド地図定規・・・。




 インド国内全般に言えることだと思うが、ここでは知的所有権に関する意識は殆ど醸成されていない。少なくとも、一般消費材や嗜好品については、皆無と言える。このあたりについては、もう少し市場調査をしてから細かく纏めたいと思うが、この会場でもこんな商品を発見した。
e0074199_2125133.jpg ゲーマー・アニメオタク・お子さんをお持ちのお母さんなら良く判ると思うが、任天堂の『ポケモン』とバンダイの『デジモン』の抱合わせゲームソフトや、これまた任天堂の看板キャラクターであるマリオと英国の絵本発のキャラクターであるノディ(1949年、英国の児童文学者エニット・ブライトンによって作られたキャラクターで、現在日本を含む世界100ヶ国余りで絵本・DVDなどを通じて親しまれている。日本でも近年注目を集め始めており、ネポスこどもCLUBなどのTV放映で人気を博し、フジ系列主催のイベント「お台場冒険王」にも登場、今年末には新江ノ島水族館でのX'masイベントも行われる)が夢のコラボを実現(?)。



官民ゴッタ煮の展示場
e0074199_138136.jpg 場所を変えて、会場を奥に進み、6番ホールなどを見学。
 このあたりは、更に訳が分からなくなっていて、官民ゴチャ混ぜの様相を呈していた。
 インド鉄道省の出展ブースには、列車のミニチュアを交えてインドの鉄道の歴史を展示。インド人(特に男性)はメカ好きが多いようで、ブース内はかなりの盛況だった。が、鉄道省の出展目的は何なんだろうか・・・?



e0074199_1495880.jpge0074199_1494667.jpg と思うと、今度は民間企業の一般消費財出展ブースが始まる。食品の隣に、化粧品や美容機器が展示されていたりして、視覚と嗅覚を同時に攻撃してくる。区画割を全く考慮していないのか、それともスペースが根本的に不足しているのか・・・とにかく何とも形容し難い雰囲気。

e0074199_158770.jpg 隣の館には、またもや「官」の食糧農業省の展示。
 入口付近には、もはや定番となりつつある、シュールなジオラマが。建物、人物、乗り物と尺寸がマチマチなのも去ることながら、車にチョロQみたいな市販のオモチャを使用していた・・・このアートセンスって一体・・・。


e0074199_2224632.jpge0074199_228628.jpg 他には、特に気を引くモノは無いかなと思っていたら・・・あ゛。
 何このトラクター。
 マスタングって、あのフォードのスポーツ車ブランド名ですけど。
 顔の向きが違うけど、マークがソックリ(右がフォードマスタングのエンブレム)。
 アメリカ人憧れの車も、ここインドぢゃ随分イメージ違うな・・。


e0074199_6523952.jpge0074199_6522340.jpg 所変わって、インド国防省の館。戦車の前で楽隊が一糸乱れぬ演奏を行うなど、なかなかのもの。人出も周辺を見渡す限りでは一番多く、館内を見るのを諦めた程。仕方無く、脇の巨大な戦艦模型を見て退散・・・。



州別パビリオンの続きをチェック

 前回来場時に全て観て回ったと思ってたが、まだ観てない州別パビリオンが。


ウッタラーンチャル(Uttaranchal)州
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e0074199_1231785.jpg 奥の、インド鉄道省の入っている巨大ホールの2階部分にあった。内容は、他の州別パビリオンと同様なのに、建物が大袈裟なので、返って展示が貧相に映る・・・。内容はこれといって無いのだが、受付嬢はとても美形だった。
 このウッタラーンチャル州は、とても歴史の新しい州で、なんとまだ出来て5年足らず。元々は、ウッタル・プラデーシュ(UP)州の一部だった。ヒンドゥー教において神聖視されている地域が目白押しで、中でもチャールダーム(4大聖地)であるガンゴートゥリ(ガンジス川の源)、ヤムノートゥリ(ヤムナー川の源)、ケダールナート、バドリーナートを参ることは、今でもヒンドゥー教徒にとっての悲願と言われている。毎年、乾季~雨季(6月前後)にかけて、オレンジ色のインド袈裟を着た人たちが、ガンゴートゥリで汲んだ聖水を徒歩でデリーまで持ち帰るという荒行が実践されており、この時期デリー市内やインド北部で彼らの姿を目にしたのを思い出す。このような地域特性もあり、この地域には高カースト者が多く居住しており、1990年代以降の指定カーストを擁護する各種法律・条例が規定されると(関連情報こちら)、次第にUP州中央部との温度差が出てきた。この動きを後押しして支援を勝ち取ろうとしたインド人民党(BJP:前首相バジパイの所属政党で、ヒンドゥー至上主義をモットーとする)が、率先して新州設立を推進、ついには2000年11月9日ウッタラーンチャル州が生まれた。同州の州都はデラ・ドゥーン、周囲にはハリドワールやリシケシュなどのヒンドゥー巡礼地がある。また、年間平均気温20℃の地理的特徴もあり、ムスーリやナイニタールなどの避暑地もあり、見所は多い。州の主要収入源は観光、水力発電事業など。



チャッティースガル(Chhattisgarh)州
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e0074199_2225116.jpg 前述の雑居ホールに突如出現するチャッティースガル州のコーナー。ウッタラーンチャル州と並んで、とても新しく2000年11月1日にマッディヤ・プラデーシュ州から分離した。州都はライプール(Raipur)。・・・申し訳無いが、この展示を見るまでは、州の名前すら知らなかった・・・。州の住民の多数が指定カースト者(関連情報こちら)、常に乾季には水の心配をしなければならない等々問題もあるが、森林資源・鉱物資源に恵まれ、ライプールのダイヤ鉱脈、バスタール(Bastar)の金脈といった経済的な爆発力の潜在性も持っている。
 ・・・因みに、展示は結構貧相で、スズで出来た326(ミツル:音楽ユニット19のメンバーでイラストレーター。ボーカルは岡平健治、岩瀬敬吾の2人。2002年3月解散)のイラストに似た感じの置物が目を引いたくらい。



ジャールカンド(Jharkhand)州
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e0074199_242726.jpg この州もまた新しい。2000年11月15日にビハール州から分離した。上述のチャッティースガル州と同様、部族民(=指定カースト者)が多く、治安は少々不安定だが、インド全土の約3~4割を閉めるとも言う鉱物資源の宝庫で、鉄・マグネシウム・グラファイト・アルミ・銅・ウラン等々挙げたらキリが無いくらいだ。
 館内の様子よりも、外で民族舞踊・音楽を終えてすっかりサービス精神の抜けてしまった面々の方が気になった。



マハラーシュトゥラ(Maharashtra)州
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e0074199_2551996.jpg この州の名前は知らなくても、州都ムンバイは殆どの人が知っている筈。州の大きさはインドで3番目、人口は2番目。ムンバイのイメージがあまりに強いが、意外にも州内総人口の70%は農業従事者。また、紀元前に遡る史跡も数多くあり、アジャンタエローラはユネスコ世界遺産に指定されている。
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 館内には、これらの史跡を回るツアー「デカン・オデッセイ」(関連情報こちら)のPRコーナーがあり、その隣には何故か日頃の通勤列車の混雑ぶりもPR。
e0074199_3475032.jpg 館の脇にあった、物産品コーナーには、何故か熊本城の置物・・・これは一体!?



ケーララ(Kerala)州
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e0074199_3505462.jpg インド南西沿岸部に位置する州で、州都は、長くて覚えにくいがティルヴァナンタプラム(英名はトリヴァンドゥラム)。紀元前6世紀頃から沿岸部は昔から香辛料・象牙などの貿易拠点として機能していたと言われている。中国商人、アラブ商人の交易権争いや、欧州列国の植民戦争を経て、ヒンドゥー・ユダヤ・イスラム・キリストの各宗教、中国・イギリス・ポルトガル・オランダの各国の文化がミックスされたこの州は、世界初の普通選挙による共産党政権(1957年)により、中間層の伸長や高い識字率(2001年時点で90.86%はインド全州で第1位)の達成に繋がっている。

e0074199_353074.jpg 館内の展示で、一際目を引く3人組が。多分地元の神様アイヤッパンではないかと思うのだが、外見はちょっと違う。アイヤッパンは、ケーララ州のローカル神様で、ヴィシュヌ神とシヴァ神の間に生まれたという神話が『マハーバーラタ』の中に収められている・・・これが結構ムチャクチャらしく、ヴィシュヌが敵を誘惑するために女性に化けたが、それを見たシヴァ神がムラムラきて、2人(2神)の間に子供が生まれた、というもの。ただの女装ではなく、ホントに女性になったってことね。高橋留美子のマンガに出てきた、性別が変わる主人公(名前忘れた・・)みたいだな。



マニプール(Manipur)州
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 インド最東部に位置する州で、州都はインパール(Impar)。第2次世界大戦を少し知っている人なら、ピンと来る人もいると思う・・・そう、あの「インパール作戦」のインパールだ(当時、日本領ビルマの防衛を目的として東インドの英国駐留軍基地インパールを攻略するこの作戦は、戦死者・餓死者3万人余りを出す大失敗に終わった)。インド独立後、1972年に正式にインドの州になったが、近隣(特にナガランド州のナガ族)との小競り合いが絶えず、今も外国人は通常ビザの他に別途許可が必要だ。



メガラヤ(Meghalaya)州
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e0074199_6284530.jpg インド東部、アッサム州の南に位置する州で、南側はバングラデシュとの国境。州都は、シロン。1972年1月26日、アッサム州から分離した。インドが英国領だった時代には、アッサム州の州都はシロンにあり、当時の繁栄ぶりは「東洋のスコットランド」と言われるほどだった。



トリプラ(Tripra)州
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e0074199_6405593.jpg インド東部に位置し、東をミゾラム州(後述)、南西をバングラデシュに接する。州都はアガルタラ。館内の観光PRの展示を見たが、顔が東アジア人っぽくて親しみ易い感じ。



ミゾラム(Mizoram)州
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e0074199_6422723.jpg これまたインド東部の州で、南をバングラデシュ、東をミャンマーに接している。州都はアイザウル。人口の95%はキリスト教と、宗教においては英国の影響をモロに受けている。反面、部族解放運動も活発で、ミゾ族とインド中央政府との小競り合いが過去頻発した時期もあった。現在は大きな暴動は無いものの、外国人は通常ビザの他に別途許可が必要。




来年もやる気マンマン
e0074199_6564958.jpg 今日も結構歩いたなぁと、ふと出口のゲートに目をやると、早くも来年の日程と「来年も来てね」のメッセージ。来て欲しいなら、もうちょっと洗練された内容にすれば?と呟いたのは僕だけだろうか・・・。ただ、そんな文句をボヤきながらも、来年も行っちゃうだろぉな・・・。
by bharat | 2005-11-24 10:30 | デリー市内あれこれ
デリー4 IITF
 こちらインドは、11月に入って観光シーズン真っ只中。
 デリー市内の道は車だらけ、ホテルの予約もままならない状況だ。

 この状況に追い討ちをかけるように、先週から大規模なメッセが開催されている。

アイアイティーエフ

e0074199_15464969.jpg メッセの名称は、IITF。インド御得意の略語だが、IITFは、India International Trade Fairの略。国際商業市といったところか。
 毎年、この年に開催されるもので、今年で丁度25周年の節目を迎えた。
 公式サイトを見ると、今年は「動力資源とコミュニケーション」がテーマらしい。

 今年の会期は、11月14日~27日。
 場所は、プラガティ・メダン(Pragathi Maidan)といって、デリー北東部。プラーナー・キラーのすぐ近くだ。



人・人・人

e0074199_16304471.jpge0074199_1630321.jpg 当日の新聞朝刊の記事で、11月19日(土)1日の来場者数が50万人だったことを知り、平日のオフィスアワーに行くことに決めた。
 ・・・行ってみるとスゴい人。入場ゲートはたくさんあるのだが、入場券を販売しているのは1~2番ゲートのみ。やっとこさ入場券(25ルピー≒63円)を購入して、入場・・・。



ビギナー??

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 広大な敷地に様々なコーナーが乱立。限られた時間だったので、今回は州別のパビリオンを観て回ることにした。

 ・・・しっかし、こちらの人たちはこの手の展覧会が得意で無いのか、各館の内部の展示物や展示方法などはセンスが良くない・・・。おまけに、会主催者から単に場所を与えられただけなのだろう、各館の間に全くコンセンサスがなく、バラバラな印象を受ける。


 以下、見て回った館をザッと紹介。皆、結構シュール・・・。

ヒマーチャル・プラデーシュ(Himachal Pradesh)州
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e0074199_1716129.jpg 文字通り、インド北部、ヒマラヤ山系の一部を包含する州。背景と動物の尺寸が全く合わないジオラマを観ながら、建物に入る。
 州知事の巨大パネル、電力プラントの説明パネルなどを経て、物産品コーナーへ。地域特性上、セーターなどの編み物を売る店が殆ど。

e0074199_17163782.jpg ある店では、調理器具の実演販売を行っていた。インドの「マーフィー岡田」が、野菜を切りまくっていた。・・・こんな展示会場に来る人たちが、自分で調理するとは思えない(使用人・コックを雇っている筈)。果たして1日にどれほどの売上げがあるのだろうか・・・。



マッディヤ・プラデーシュ(Madhya Pradesh)州
e0074199_17134554.jpg カジュラホサーンチーなど多くの史跡を持つこの州も、工業的には発展が遅れ、展示物も観光ビジネス系のものに偏っていた。

e0074199_1764099.jpg 物産品コーナーは、ブッダやヒンドゥーの神様の像や、サーリーの生地を売る店が多かった。一際、僕の目を引いたのは、身長が伸びる薬???



ハリヤナ(Harynana)州
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 1966年に、パンジャーブ(Panjab)州から分かれて出来た州。分割以前の州(前パンジャーブ州)は、西部をパキスタンと接しており、1947年の印パ分離独立以前、この州の州都はラホール(Lahore)にあった。そこで印パ分離独立後、インド初代首相ネルーは、この州の新しい州都を同州東部のチャンディーガル(Chandigarh)に設置した。このチャンディーガルは、現在、パンジャーブ州とハリヤナ州双方の州都になっている。

e0074199_17342696.jpg ハリヤナ州南東部は、デリーに程近く、オフィスタイウン・ベッドタウンとして売出し中だ。グルガオン(Gurugaon)などはその際たる場所で、本田技研など大手日系企業もこの地域に進出している。
 館内の展示も、この手の誘致PRが多かった。
 日本のTVで見たようなマネキンが運転するATLAS社の自転車が目を引いた。



オリッサ(Orissa)州
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 インド東部、ベンガル湾に面する州。独自の文化・歴史を持ち、言語もヒンディー語とは大きく異なるオリヤー語を主言語とする。かつては仏教やジャイナ教が隆盛し、今はヒンドゥー教がメインの宗教となっている。が、元来土着していた自然信仰とも密接にリンクし、コナーラクの太陽神寺院(1984年ユネスコ世界文化遺産指定)など、他の地域とは一風変わった宗教建築物がある。
 個人的に、是非一度行ってみたい場所の一つだ。

e0074199_1842954.jpg 館内には、オリッサ州では有名な神様ジャガンナート(第1神格:右端の黒い顔)、スヴァドゥラー(第2神格:中央のちっちゃい顔)、バルバドゥラー(第3神格:左端の白い顔)が飾られている。3人兄弟で、年の順(?)にバルバドゥラー→ジャガンナート→スヴァドゥラー。
 彼らは、同州を治めた王国によって篤く信仰されてきた。自然信仰の流れか、彼らは木柱で出来ている。
 その後、ヒンドゥー教との融合を経て、ジャガンナート神はクリシュナ神(詳細説明はこちらを参照)と同一視されるようになった。

 ・・・仰々しく書いたが、この神様たち、威厳はあまり無いな・・・なんかコミカル。



ナガランド(Nagaland)州
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 インドの東端に位置する州で、ミャンマーと接している。山間民族ナガ族がいる場所だから、ナガランド。このあたりの諸州は、宗教的には低いカースト(指定カースト:詳細はこちら参照)として蔑まれ、政策的には中央政府から見放され、不平不満の吹き溜まり地帯のようになっている。今でも、ナガランド州に行くには、通常の査証の他、別途許可証を取付ける必要がある。

e0074199_18561932.jpg ナガランドの人々は、元来、独自の地域信仰を行っていて、五穀豊饒のために人間の首を神に捧げる「首狩り族」だった。首狩り族・・・バーサーカー・・・。ドラクエ世代の僕としては、ナガ族の姿をこんな風にイメージしてしまうが(→)。
 その後英国支配下の時代に、殆どの住民がキリスト教に改宗し、以来この州は敬虔なクリスチャンが数多く居住する地域となった。

e0074199_19048.jpg (当たり前だが)館内には、平和な雰囲気。首狩りナタは展示されてなかった。
 山間民族に共通というか、所謂ネイティブ・アメリカンのような格好が伝統衣装のようだ。
 物産コーナーには、動物の毛で出来た上着や、ビーズ細工が売られていた。ビーズ細工のうち高価なものは、パムティック・ビーズと呼ばれる宝石のようになった木の化石で出来たもの。この地域やネパール・チベットでも魔除けとして数百年も前から貴重視され、珍重されてきた。・・・ただ、値段から考えて、この館にあるのは全部ガラスビーズ製だろうな。



パンジャーブ(Panjab)州
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 ハリヤナ州のところで書いたように、1966年までは今のパンジャーブとハリヤナを合わせた広さの州だった。インドで唯一、スィク教徒が大多数を占めるのがこの州。州内で最も人口が多い都市はアムリッツァルで、敬虔なスィク教徒の一大礼拝地になっている。
 州は、「緑の革命」(詳細はこちら参照)などにより、非常に豊かに成長しているが、歴史的にはパキスタンとの分離独立(イスラム教徒との衝突)、ハリヤナ州分割(ヒンドゥー教徒との衝突)など血で血を洗う紛争を経験している。

e0074199_20453349.jpg 館内の展示は、機械化の進んだ農作事情や、IT関連業種の発達をPRするものが多かった。携帯電話を駆使するターバン姿は、州の様相を如実に反映しているようで、興味深かった。



ウッタル・プラデーシュ(Uttar Pradesh)州
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 北インドのほぼ中央に位置するこの州は、構成人口がインド全体の約20%弱を占めることから、政治的に重要な州とされている・・・この州の州法とインド国家全体の法律が相互関係を持つほどだ。
 一方、タージ・マハルのあるアグラや、ヒンドゥー教の聖地ヴァラナシ、仏教徒の巡礼地サールナートなど、観光の見所も充実している。

 ・・・が、館内の展示は、特筆すべきもの皆無。5分も経たずに退出・・・。



西ベンガル州(West Bengal)州
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 インド東部に位置する州で、州都はコルカタ(英名カルカッタ)。南をベンガル湾に接し、北をブータンに接する、南北に細長い土地だ。英国植民地時代には、英領インドの首都であったため、現在の街並みも英国風なんだそうだ(まだ行ったこと無い・・・)。

e0074199_21175175.jpg 建物の外装もビニール張りなら、館内の展示もビニール張りのオンパレード。マネキンを使った展示も、「?」な感じ。この展示で何がしたかったのだろうか・・・。



ラージャスターン(Rajasthan)州
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 インド西部に位置するこの州は、観光が主産業の都市で大規模な観光ツアーも州観光協会支援のもと行っている(詳細は宮殿列車の旅参照)。

e0074199_21371029.jpg ハデな民族衣装が特徴的なこともあり、館の外では民族舞踊が行われていた。腰にウマの着ぐるみを装着して踊っていたが、なんかドリフの白鳥みたいだな・・・。

e0074199_21324761.jpg 州内に広がる砂漠、そこを闊歩するラクダ・・・は、確かにイメージ出来るんだが・・・。館内では、もはや何が言いたいのか分からない展示物が。

e0074199_21343459.jpg ただ、館内の造りは非常に凝っていて、天井や壁面のデザインはなかなかの出来。物産品コーナーには、サーリー生地や宝飾品の店が目立った。

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タミルナドゥ(Tamilnadu)州
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e0074199_2235484.jpg インド南端に位置する州。州都は、チェンナイ(英名マドラス)。チェンナイ一帯は、古くは香辛料・生地貿易の一大拠点、英国・ポルトガルの支配奪い合いを経て、現在は大きな商業都市となっている。
 主要言語はタミル語で、非常に言語帰属性が強い。インド独立時にヒンディー語を国内統一言語にしようとした中央政府に対し、真っ向から反対したのもこのタミルナドゥだ。タミルという言葉に馴染みが無くても、映画『踊るマハラジャ』なら知っている人も多い筈。同映画の使用言語は、ヒンディー語ではなく、タミル語。主演俳優のラジニカーントは、チェンナイの映画学校の出身(元はバンガロールの車掌さん)。
e0074199_224890.jpg もっとマシな展示方法もあったろうに、館の外装・内部の展示物ともに、相当ヒドい・・・。街並みのジオラマに至っては、小学生の夏休み課題レベル。館の外には、持ってきたものの展示の出番が無くなった意味不明な男と牛の格闘像が。



アッサム(Assam)州
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 インド北東部に位置する州。アッサムティー(紅茶)で有名で、インド全土の約6割がここから産出される。館の外側にもデザインされているが、山岳地帯を走る高山鉄道も観光客を集めている。
 ただ、平和安寧な観光地という訳でも無く、中央政府から離れ、北をブータン、南をバングラデシュに接する地域特性上、アッサムの独立を目指す解放運動もしばしば過激化する。



アーンドラ・プラデーシュ(Andhra Pradesh)州
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 インド南部に位置し、東をベンガル湾に接する。主要言語は、テルグ語。州都は、ハイデラバード(Hyderabad)。イスラム教徒が多く居住することで有名だ。この州は、歴史的には押すラム教徒同士が大衝突した場所でもある。ムガル帝国(イスラム教)とスルタン王朝(イスラム神秘主義)との戦いがそれなのだが、そのあたりはハイデラバードへの旅行記御参照。



カルナータカ(Karnataka)州
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 インド南部、アーンドラ・プラデーシュ州の西隣に位置する。主要言語はカンナダ語だが、ウルドゥー語やテルグ語も一部地域では通じる。シリコンバレーとして有名なバンガロールが州都。この州がITの集積地となったのには、英国統治下の時代から同地に軍用施設が設置されていたという歴史的背景がある。インド独立後、隣国からの圧力に備えるべく、カルナータカ州に多くの軍事関連公営企業が設立され、その後一般工業の公営企業、民間企業と流れ込んできて、今の姿になった。現在、ウィプロ(Wipro)、インフォシス(Infosys)などインドの巨大IT企業が本社を構えているほか、IBM、モトローラもメインの開発センターを置いている。

e0074199_2323275.jpg この州は、多様な宗教建築物があることでも有名で、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教の史跡がたくさんある。中でも、シュラヴァナベルゴラにあるゴーマテーシュワラの立像はジャイナ最大の像で高さ17mもある。館内の観光PRにも一役買っていた。



グジャラート(Gurajat)州
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 インド西端に位置する州で、州都はアーメダバード。主要言語はグジャラート語だが、ヒンディー語と似ていて相互コミュニケーションが可能。マハートマ・ガンディーを輩出した州でもある。早くより商業化・都市化が進み、インドの中でも有数の経済先進州だ。



ビハール(Bihar)州
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 インド東部、北をネパールに接する州で州都はパトナー。仏教徒の巡礼地が数多くあり、ブッダが悟りを開いた場所ブッダガヤーや、唐の僧玄奘が仏教を学んだ仏教大学の地ナーランダーなどが有名だ。
 一方、政争や武力紛争が頻発する地域、貧困が深刻な地域としても有名で、インドの中では厄介者扱いされている一面もある。



ジャンムー・カシミール(Jammu & Kashmir)州
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 インド北端に位置する州。カシミールといえば、すぐに連想するのがパキスタンとの領土紛争。国境紛争も去ることながら、仏教徒とイスラム教徒との宗教紛争も激しく、治安が悪化するたびに観光産業が凹む悪循環に苛まれている。
 レーやスリナガルなど見所は多いので、僕個人としては来夏くらいに是非行ってみたいのだが・・・。



1日くらいぢゃ見て回れない・・・
e0074199_3542768.jpg 上述した、州ごとのパビリオンは、全展示の中の約5分の1くらい・・・。午後丸々使ってこれだけしか見れないんだから、全部見るのにどれだけかかるんだろうか・・・。(結局、後日再訪した)
 インフォメーションブースで、ガイドブックを購入(100ルピー≒250円)したが、これが全くの役立たず。中には、協賛企業の紹介しか書かれていない。



 いずれにしても、見世物としてはなかなか面白かった・・・かな。


 尚、この日だけで回りきれなかったので、後日最来場(詳しくはここから)。
by bharat | 2005-11-23 10:30 | デリー市内あれこれ
第2回旅行② アグラ再訪
e0074199_6491765.jpg 宮殿列車の旅、最後(9番目)の目的地は、アグラのタージ・マハル。
 僕個人としては、ここを観光するのは2回目。
 1回目訪問時の様子は、コチラを見て欲しい。

 今回は、前回観光時からの追加・補足など・・。


本堂の中を激写!
 タージ・マハルの本堂およびその周辺は、カメラ等での撮影は原則禁止。
 特に、本堂内には多くの警備員がいて、カメラを見るや否や、フエを吹きながら「警察に突き出すぞ」と脅す始末・・・職務を全うするのは分かるが、客相手にそんなにキツくあたらなくても・・・。

 で、今回は、何とか本堂の様子をカメラに収めたいと思い、方々に御願いし、撮らせてもらった。
 大きな大理石をくりぬいて造った棺の囲いは、象牙細工の要領で石を加工したものだが、象牙と違って細かな加工はとても難しく、2度と同じものを造ることは出来ない程だという。
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 シャージャハーンとその后ムムタースの棺の中に、2人の遺体は存在しない。
 飽く迄展示用ということだが、良く出来ている。
 ちなみにこの2つの棺が、タージ・マハルの中の全ての建築物で唯一シンメトリック(対称)でないものだということだ。
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進化した保全対策

 建築物の保全に対する対策は、以前訪れたときよりも更に強化されていた。

e0074199_6574156.jpg まず、履物。
 クツのまま入れる様、クツカバーを配布していた。これを装着すれば、クツを脱がないでも本堂に入ることが出来る。・・・が、何故か、左右の礼拝堂には上がることは出来ない(本堂以外の守衛は、全く主旨を理解していないようだった)。うぅむ、何とも片手落ちな対策。

 駐車場からタージ・マハルまでの移動に使われる、電気自動車も新調されていた。リキシャーと合せて、グリーンを基調としたデザインの車は、見た目にも爽やか♪
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オススメ度(100%個人主観)

   ★★★☆☆ ・・・前回観光時と同様
by bharat | 2005-11-22 05:58 | インドぶらり旅
第23回旅行は、ムガルの帝都ファテープル・シークリ
 宮殿列車の旅も終盤、8番目の目的地へ。
 列車は、ラージャスターン州から東隣のウッタル・プラデーシュ州に移り、ファテープル・シークリ(Fatehpur Sikri)という場所に到着。

一時は帝都、すぐに廃墟・・・
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 「ファテープル・シークリ」という舌を噛みそうな名前のこの土地は、ウッタルプラーデシュ州の西端に位置する小さな街。現在の人口は約3万人ほどだが、かつてはムガル帝国の都があった場所で、第3代皇帝アクバルが建設した。
 アクバルは、1562年にジャイプールのマハラジャの王女マリアム・ザマーニーと結婚したんだが、世継ぎ(男の子)がなかなか出来ず悩んでいた。そこで、ファテープル・シークリに住んでいたスーフィー(イスラム神秘主義)のサリーム・チシュティという聖者に相談したところ、「すぐ生まれるよ」との予言を受ける。実際その直後に、世継ぎ(のちの4代皇帝ジャハーン・ギール)が生まれ、喜んだアクバルは1569年にこの土地に都を移すことを決定、1577年からここを帝都とした。アクバルの統治期には大いに栄えたと言われるが、砂漠地帯であった為に慢性的な水不足が解消されず、1588年にはラホール(現パキスタン)に遷都されてしまった。

大奥はさぞかし・・・
e0074199_6114944.jpg アクバル帝は、宗教信仰に非常に寛容で、イスラム教・ヒンドゥー教・キリスト教・仏教等全ての宗教信仰を許した。彼の妻は5,000人いたと言われるが、彼女らの信仰宗教は千差万別だった。・・・って、皇帝はそれで良いかも知れないが、大奥はさぞかしスゴい事になっていたに違いない・・・。(画像はイメージね)


建物群の詳細
e0074199_5393095.jpge0074199_5391573.jpg ディワニ・カース(Diwani Khas)という謁見室は、外形こそ正方形で地味だが、内部には華の模様をした石柱がありここから建物の四隅に橋が渡してある。アクバルは、この通路を行き来して様々な宗教学者と日夜議論をしたとされている。
e0074199_5413067.jpge0074199_5411592.jpg ジャマ・マスジッド(Jama Masjid)というモスク(イスラム廟)は、メッカのモスクを真似たも
のとされ、イスラム色の強い建築物。中には礼拝堂があり、観光客と礼拝者が入り混じって、ゴッタ返していた。


 尚、このファテープル・シークリは、1986年ユネスコ世界遺産(文化遺産)に指定されている。近く(40~50km)にアグラ(Agra)のタージ・マハル(Taj Mahal)があるため、あまり目立たないが、こちらも見応えタップリだ。

オススメ度(100%個人主観)

  ★★★★☆ ・・・個人的にはタージ・マハルより好き。
by bharat | 2005-11-21 05:06 | インドぶらり旅
第22回旅行は、世界自然遺産ケオラデオ・ガナ
 今回は、宮殿列車の旅7番目の目的地バーラトプル(Bharatpur)。

鳥・鳥・鳥
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 ケオラデオ・ガナ(Keoladeo Ghana)国立公園は、インド国内のユネスコ世界自然遺産に指定(1985年)されている公園だ。ランタンボール国立公園とは少々趣向が異なり、この30平方kmの公園には大量の鳥が棲息している。種類にして364の鳥が確認されており、中でも目立つのがツルやサギなどの、クチバシが長くて体の大きい鳥。
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食べられにやってくる!?
 この公園に、鳥が集まる理由は単純、水が豊富だから(今でも時折かんばつに見舞われるらしいが、頻度は少なく、僕が見たときも大きな湖・沼が広がっていた)。周囲が水の乏しい地域にあって、ここは水が豊富で、鳥にとってはここしか立寄るところがない。渡り鳥の格好の越冬地になっている。
 何故、ここだけ水があるのかというと、ここバーラトプルのマハジラジャがこの地に鳥を留めて、食したり狩猟したりしたかったからだと言う。なんとも皮肉。マハラジャは、財力の限りを尽くして、周囲の用水路から水を引っ張ってきて、この場所に湖沼を造ったんだそうだ。

環境対策
 ランタンボール国立公園はガソリン車での園内観光だったが、ここケオラデオはチャリンコ(サイクルリクシャー)。世界遺産に登録されると、その保全対策も厳しく要求されるということか・・・。その影響か知らないが、空気はとても澄んでいて、のどかに観光出来た。


オススメ度(100%個人主観)

   ★★☆☆☆ ・・・トリにあまり造詣が深くないもので。
by bharat | 2005-11-18 11:30 | インドぶらり旅
第21回旅行は、湖上の宮殿都市ウダイプール
e0074199_20211045.jpg 宮殿列車の旅も中盤から終盤に差し掛かる。
 ラージャスターン随一の観光都市で、湖上の宮殿ホテルが世界的に有名なウダイプール(Udaipur)。


ロマンチック・シティ
e0074199_20265355.jpg 前日に観たチットールガルがムガル帝国の侵攻により陥落した際、この地に逃げ延びたウダイ・シン2世が建設した都市が、このウダイプール。彼が都市計画に盛込んだ巨大な人造湖によって、現在においても街の景観は他のラージャスターン州の都市とは大きく異なり、当時のオアシス町をイメージさせる優雅さが漂う。空気もあまり埃っぽくない気がしたな。
e0074199_2027999.jpg この景観・雰囲気から、同地は観光都市として大きく発展し、通称「ロマンチック・シティ」と呼ばれているそうだ。
 あまりにホテルが乱立し、街全体の景観を損ねる心配があったので、現在では人造湖から200m以内にはホテルを建設出来ないという規制があるほどだ・・・とはいえ、抜け道は色々あるようで、最近でもオベロイなどのホテルが湖畔に建設され続けている。


贅沢三昧の王様
e0074199_20382367.jpge0074199_20381126.jpg 湖畔のシティ・パレス・コンプレックスは、ウダイ・シン2世に始まる歴代のマハラナ(ウダイプールの王様は、マハラジャぢゃなくてマハラナと呼ばれる)が建築物を付け加えていって出来た宮殿群だ。各宮殿は、中央部分が庭もしくは吹抜けになっているものが多く、この部分は当時舞踏会・宴会などのホールとして機能していた。これを取巻く建物には大きな窓が付けられ、王や王妃が会の様子を見ることが出来る様になっている。建物の壁面には、豪華な装飾が施されている。

e0074199_20404612.jpge0074199_20403173.jpg 建物内には、当時の歴史的展示物などもある。
 ムガル帝国との戦争時に、自軍に象部隊がいないことを悟られない様、騎馬の顔部に模造の象の鼻を取付けたことを示す展示。
 ・・・ウマにとっちゃ、いい迷惑だったろうな・・・。
 最後のマハラナ(といってもほんの半世紀前のことだけど)の部屋を再現したものなどもあった。


さくらももこワールド
e0074199_20461934.jpge0074199_2046767.jpg このシティパレスで発見したのが、さくらももこ(『ちびまる子ちゃん』描いてる漫画家ね)風の絵画・彫刻の数々。
 まぁ、時代考証からいけば、さくらももこがマハラナ絵画を真似たことになるのか・・・。
 とにかく、ホントにパクッたんぢゃないかと思うほど、タッチが似てる!


世界一美しいホテル
e0074199_20472469.jpge0074199_2047812.jpg ここにある、レーク・パレス・ホテル(Lake Palace Hotel)は、世界で最も豪華なホテルに位置付けられている。
 巨大なピチョーラー湖に浮かぶ幻想的な外観と、宮殿建築の内装により、非常に雰囲気が良い。
 因みに、ホテルへのアクセスは湖岸からの渡し船のみ・・・セーラー服の全く似合わないインド人船頭が丁寧に対応してくれた。
※我々ツアー客は、宿泊せず昼食(バイキング)のみ。一度、泊まってみたいなぁああ。


他にも見所アリ
e0074199_20502248.jpge0074199_205096.jpg 湖畔だけが注目されているウダイプールだが、それ以外にも見所がある。
 残念ながら、名称を忘れてしまったんだけど、王族の住んでいた宮殿を観光した。
 庭園がメインになっていて、噴水や溜池など水をふんだんに使った贅沢な造りの庭園がとてもキレイ。


オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★☆
by bharat | 2005-11-17 10:00 | インドぶらり旅
第20回旅行は、激戦の要塞都市チットールガル
 宮殿列車の旅5番目の目的地はチットールガル(Chittorgarh)。
 州内の他の都市と比べて、知名度などイマイチだが・・・。

ウダイ・シン2世 敗北の地チットールガル
 チットールガルは、単にチットール(Chittor)とも呼ばれる。他のラージャスターン州の都市同様、城塞都市の形態を採っている。他勢力の度重なる侵略により、3度陥落した歴史を持っており、当地を支配していたラージプート民族はそのたびに集団自殺(男性は敵陣に斬りこみ憤死し、女性は城塞内にて焼身自殺する)を行ったという。3度目に陥落した際の王はウダイ・シン2世と言い、彼はここから敗走し、その敗走先をウダイプール(Udaipur)と名づけ、王国を建てた。


やれば出来る!?
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e0074199_166697.jpg チットールガル城塞の内側には数多くの建築物が残るが、一際目立つのがこの塔である。時の王ラーナ・クンバが、戦勝記念として1458~68年に建てたもので、高さ37mの9階建構造である。建物内外にヒンドゥー教彫刻を施したものとしてはインドで最も高い建築物とされている。また、上層階が中央部よりも広がっている点が、当時の建築技術水準の高さを立証している。
e0074199_1662145.jpg なんだ、こんな立派な塔も造れるのか・・・。
 現在のレンガに漆喰をベタ塗りしただけの住宅建築より、遥かに精巧な造りで、正直ビックリ。・・・ムガル建築(=イスラム様式)が精巧なのは、タージマハルなどを観て納得したが、同勢力に対立するラージプートたちにも発達した建築技術があるとは思っていなかった・・・。



オススメ度(100%個人主観)

   ★★★★☆

by bharat | 2005-11-16 12:10 | インドぶらり旅