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デリー20 インド御遍路 カバリヤ
e0074199_6111533.jpg 7月中旬からの約1ヶ月間、インド(デリー近辺がメインだろうか)では御遍路さんが多数出没する。
 こちらの言葉で、カバリヤと言うのだが、毎日ゴミ収集屋が叫ぶ「カバリ(=ガラクタ)」では無い。



聖なる水
e0074199_6182682.jpg この風習は、一部の敬虔なヒンドゥー教徒たちのよって、毎年行われる。
 聖川ガンジス(ガンガー)の源流と言われる北部インドのガンゴートリやハリドワールでガンジスの聖水を壷や水筒に入れ、一路デリー界隈の寺院を目指すのだと言う。
 聖水を持って帰る行程は徒歩だが、手ぶらで向かう往路は車でも良いらしい・・・なんとも勝手な都合。

e0074199_6204272.jpg 皆、格好は、ヒンドゥーの聖なる色オレンジ。

e0074199_6222947.jpg 皆が担ぐ聖水の神輿は、目的地まで一度も地面に置くことが出来ない(地べたに置くと、聖なる力が無くなる・・・らしい)ため、道沿いにはこの神輿を置く、スキー場の板掛けのような物体が並ぶ。
四国巡礼に似ている
e0074199_6243918.jpg また、日本の四国88箇所巡礼のように、道沿いには寄宿場が建ち、疲れた巡礼者たちに無料で食料・飲料を振舞う。


 彼らは、数週間かけてハリドワール~デリー近辺の約200kmの肯定を踏破し、地元の寺院に聖水を収める。
 寺院に収めたあとは、その水の一部を自宅に持ち帰り、各々の神棚に安置するらしい。


 ところで、僕は以前(車でだったけど)四国88箇所を周ったことがある。
 このカバリヤも、あの達成感に似たものを得られるのかな・・・一度はやってみたい。
by bharat | 2006-07-20 10:30 | デリー市内あれこれ
7月11日 ムンバイで同時爆破事件発生!

 7月11日夕方、ムンバイ市内で同時爆破テロが発生した。
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e0074199_7321244.jpg 帰宅通勤者を満載した列車を狙ったこの事件で、多数の死傷者が発生した。
 ムンバイの地形は海に沿って南北に長い。
 北から南に通勤する人々が利用する列車に設置された爆弾が、18時24分から31分の短時間に7箇所で爆発した。

死者は200名以上、負傷者数百名という大惨事となった・・・。
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 後日、ラシュカール・エ・クァッハル(Lashkar-e-Qahhar)なる組織が犯行声明を出した。ムンバイ国際空港とタージ・マハールの爆破も計画していたらしい。
 ラシュカール・エ・クァッハル自体は無名なのだが、ラシュカル=エ=タイバ(Lashkar-e-Taiba、LeTと略されることも、アル・カイーダとも接触を持つ最も危険なインドのナクサライト組織)の別働部隊とも見方もあるようだ。

 インドには、2種のテロがある。
 イスラム原理主義者らによる無差別テロとナクサライトだ。ナクサライトは、極左思想に基づき、少数部族の自治確立、部族民及び低カースト層の利益擁護を掲げて武力闘争を行う過激派グループの総称で、インドでは、カシミールの分離独立を目指すLeTや、毛沢東主義派(マオリスト)などが有名。
 ナクサライトが厄介なのは、無差別テロと違い、ナクサライトが民族運動に根ざしており徹底殲滅が困難なこと。
 因みに、2005年10月29日のデリー同時爆破テロはLeTの犯行であることが判明した。

 パキスタン大震災以降、イン・パキ間の物資援助ルートの開放によって、パキスタンの不穏分子が多くインドに侵入したと言われる。
 彼が、北インドの独立運動を再燃しようと暗躍しているのだろうか・・・。
 
 インドは1年の後半に祝祭日が多い。
 8月15日の独立記念日、10月2日のガンディー誕生日、10月21日のディワリなどなど。
 このあたりには、あまり出歩かないなどの注意が必要か・・・。
by bharat | 2006-07-17 10:30 | ふと思うこと