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インド周辺 第21回旅行は、スリランカの首都
 コロンボから車で30分、スリランカの首都である、スリジャヤワルダナプラコッテ(Sri Jayawardenepura Kotte)。

 この長い名前、世界で一番長い都市名なのだとか。
 因みに名称は、スリランカの名声高き初代大統領のジャヤワルダナと、スリランカの昔の王朝コッテ(コーッテ)(詳しい歴史はコチラ)に由来している。

 コロンボよりここに遷都されたのは、1980年代。
 以来、国会議事堂が移され、その後官公庁の建物、住民が順次シフトする筈だったが、今のところそのスピードは遅々としており、寂れた印象を受ける。
 見所といえるのは、ジェフリー・バワ(詳細はコチラ)が設計した、国会議事堂。
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 警備上の理由で、遠くからしか見られないが、やはり直線的なデザインが特徴的だ。
 政府から依頼を受けたバワは、デザインから建物完成までわずか3年という短期間で仕上げたという。


e0074199_546692.jpg この議事堂の近くに、スリランカの伝統工芸を実践販売するグラモダヤ民俗芸術センター(Gramodaya Folk Art Center)がある。
 1988年、プレマダーサ元大統領によって作られた。

 敷地内に、銀細工・木製細工・皮革製品・織物など種類別にワークショップがあるのだが、どれもマバラな感じ。
 販売も、小さな小屋1棟でのみ行われていた。
 おまけに、現地通貨キャッシュしか対応しておらず、ガイジンにはとても買物しづらい環境。

 伝統工芸保護の理念は良いと思うが、どうも片手落ちの感が・・・。



オススメ度(100%個人主観)

    ★☆☆☆☆ ・・・ 特に観光するものナシ

所要観光時間

    30分
by bharat | 2007-03-15 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第20回旅行は、ブッダ来訪の地キャラニヤ
 コロンボから北東へ11km、車で30分ほど行くと、小さな村キャラニヤ(Kelaniya)に到着する。

ブッダがスリランカに来訪!?
e0074199_7242276.jpg ここで観るものは1つだけ。
 大きな仏教寺院ラージャ・マハー・ヴィハーラ(Raja Maha Vihara)がそれだ。


e0074199_4173667.jpg 寺院に向かう階段のうえの両脇には、ガードストーン。

e0074199_5114548.jpg 寺院の外壁が真新しく見えるが、13世紀の建立と意外に古い。
 周囲には、細かな彫刻と、
e0074199_54999.jpge0074199_5495158.jpg ヒンドゥー神の彫刻。


e0074199_5513655.jpge0074199_5515198.jpg 外壁はヒンドゥーだが、中にはちゃんとブッダがいる。


e0074199_651662.jpge0074199_6512728.jpg 壁画は最近のもの。
 スリランカの仏教伝来の絵など。


e0074199_713223.jpg 本尊には、金色のブッダ。


e0074199_72448.jpg また、本尊脇に安置されている巨大なブッダ像。
 因みに、目が半目・足が揃っているので、涅槃像では無い。
 涅槃に入った仏陀は、両目ともつむり、足のつま先がズレている。



 寺院の他には、ストゥーパ(仏塔)と神様を祀った御堂がある。


オススメ度(100%個人主観)

     ★★☆☆☆ ・・・ コロンボから近いので時間があれば

所要観光時間

     1時間
by bharat | 2007-03-14 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第1回旅行② コロンボ再訪
 2006年4月に初めて行った、スリランカのコロンボ。
 そのときの様子はコチラに書いたが、今回再来訪。
 モルディヴに旅行した帰りに、立寄った。

今度は観光
 前回旅行時より時間があったので、今回は観光がメイン。
 キーワードは、「仏教」と「ジェフリー・バワ」。

ガンガラーマ(Gangarama)寺院
e0074199_2015644.jpg ヒンドゥー教に関係するような(聖なる川ガンガー+ラーマ神)名称だが、仏教寺院。
 ごく最近に建てられた寺院だが、たくさんの礼拝者が集まる、市内最大規模の寺院だ。
e0074199_2112558.jpg 莫大な資金力を持つ宗教団体が管理・運営しているということで、敷地内には象を飼い(象は1日に250kgくらいエサを食べ、とても飼育費がかかる)、
e0074199_2182343.jpg 本堂には、立派な仏像が沢山並び、
e0074199_219730.jpg アヌラーダプラの分け木から育てたと言う菩提樹、
e0074199_21122128.jpg 世界各地から寄贈された仏像や書籍の倉庫に、
e0074199_21132280.jpg 純白のストゥーパ(仏塔)。
 これは、ストゥーパの傍らにあった仏像。
 顔の造りがスリランカのものとは明らかに違う(これは中国のもの)。
e0074199_21151337.jpg タイから寄贈された離れの建物も見られる。
 確かに、バンコクで見た寺院に造りがソックリだ。
e0074199_347269.jpg こちらも寄贈された石像。
 ポロンナルワの石像を模したものと思われる。


e0074199_3554750.jpg 博物館という名の、寄贈された物を保管する建物もある。
 仏教寺院だが、入口にはヒンドゥーの神々が。
e0074199_432916.jpg 建物の内部には、大量の仏像の雛壇と、
e0074199_455355.jpg 寄贈品の保管棚がある。
 棚には、大量の仏像と・・・
e0074199_4114959.jpg ・・・こけし??
e0074199_4142676.jpg ・・・亀??

 頂いたものは何でも展示する主義のようだ。


e0074199_4172979.jpg 数年に1度しか一般公開しないキャンディの仏歯寺に祀ってあるブッダの歯(の入れ物)の写真も掲示されている。
 こんなに大層に保管してあるとは、驚き。


 次の寺院に行く前に。
 スリランカが生んだ、天才建築家。
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 名前は、ジェフリー・バワ(Geoffrey Bawa)。
 1919年生まれ、2003年没(84歳)。
 コロンボの上流家庭に生まれ、英国で文学を学んだ後に弁護士となった。
 スリランカに帰国後、自ら購入した土地の造園に着手するも行き詰まり、再び英国へ今度は建築を学びに飛んだ。1957年、38歳での遅い建築家デビューだったが、その後は自国スリランカをはじめ、隣国インド、インドネシア、モーリシャスで傑作を残した。スリランカの首都スリジャヤワルダナプラコッテの国会議事堂も彼の設計だ。
 直線的なデザインと、周囲の景色と建築物との繋がりを意識した技法は多角評価され、リゾート建築家の大家と呼ばれた。


 で、そのバワがデザインした仏教寺院がこれ。
e0074199_633238.jpg シーマ・マラカヤ(Seema Malakaya)寺院は、上に書いたガンガラーマ寺院の団体が管理している。
 コロンボ市内に横たわるベイラ湖に浮かぶこの寺院は、直線的なデザイン。
e0074199_673762.jpg 建物の内壁は、ご覧の通り、スカスカ。
 曲線の木がタテに組んである。


e0074199_616826.jpg 市内にあるパラダイス・ロード・カフェ(Paradise Road Cafe)も、バワのデザイン。
 と言うより、元々バワが活動拠点としていたこの場所が改装され、カフェになっている。
e0074199_6182285.jpg 吹抜けになっている中庭で、美味しい食物を食べられる。
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その他
e0074199_6282977.jpg ヴィハーラ・マハデーヴァ公園。
 入口にブッダ坐像がある以外は、特に特徴の無い公園。
e0074199_6314763.jpg スリランカ人の中にもイスラム教徒はいる。
 ということで、モスクもある。

by bharat | 2007-03-13 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
ホテル (8) Soneva Gili (The Maldives)
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e0074199_1530182.jpg Six Sensesというリゾートグループの運営するホテル。
 タイを中心に、有名なリゾート地に展開している。
 自然への融和をとことんまで追及した、施設造りが特徴的。

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<名称>
 ソネバ・ギリ Soneva Gili

<住所>
 Lankaafushi Island, Republic of Maldives

<電話番号>
 +960-664-0304

<宿泊料金>
 USD985~3,440 / 日

 部屋のカテゴリーは4つ、6シーズンに分かれている。
 年末年始がハイシーズンにあたり、5~7月の雨季が最も安価に設定されている。


<特徴>
e0074199_1553056.jpg Male国際空港から専用高速艇で北に15分。
 空港から最も近い部類に入る。

 ここの施設の基本理念は、

   「NO NEWS NO SHOES」。

 高速艇に乗ってすぐに、履物を袋に入れる。
e0074199_1624014.jpg 以降、チェックアウトまで、施設内は基本的に裸足で行動。
 未来少年コナンのような生活をするというわけだ。

 因みに、島内の移動はスタッフの乗る電気自動車に乗せてもらうか、徒歩あるいは自転車。


 ここも、ココア・アイランド同様、小さな島が丸々ホテル施設になっている。
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 島の周囲に桟橋(Jetty)が突き出ており、エリアによってJetty 1~3と呼んでいる。
 今回宿泊したのは、右上に印したJetty 2のソネバ・レジデンス。
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 250㎡、リビング+寝室+バスルーム+テラス+屋上テラスという間取りの水上コテージだ。

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 とにかくユッタリしてるので、とてもリラックス出来る。

 結局、部屋の雰囲気だ良かったので、朝食1回レストランで食っただけで、あとは全て部屋で食事をした。写真一番左のエビバーガーは絶品☆e0074199_17415831.jpge0074199_1742285.jpge0074199_17424594.jpg

e0074199_17452747.jpg 料理の味は、ココア・アイランドの方が上を行っている気がするが(特にコンチネンタル)、ここソネバ・ギリは島の中で野菜を有機栽培しており、野菜はとても美味い。
 素材系の料理は、全般的に美味い。


 朝食は、海辺に面したレストランで食べることが出来る。
 フルーツはとても新鮮で、卵料理も美味い。
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 2泊しかしなかったが、ハッキリ言って完全な長期滞在型リゾート。
 スタッフもMr/Ms Fridayという、自分専属のスタッフが付いて、彼/彼女が何でも屋として機能してくれる・・・長くいればいるほど、御互い勝手が分かってくるという按配だ。
 もう少し居たかったなぁ。

 この施設の利用客は欧米人も日本人・韓国人もいるのだが、欧米人はだいたい3週間以上滞在するのだそうだ。一方の日本人・韓国人は最大1週間。やはり、余暇の過ごし方の違い、仕事の関係などによるものなのだろう。
by bharat | 2007-03-12 10:30 | ホテル情報
ホテル (7) Cocoa Island Maldives
 モルディヴ共和国の首都マーレの南方に位置するリゾートホテル施設が、ここCocoa Islandだ。
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<名称>
 ココア・アイランド Cocoa Island

<住所>
 Makunufushi, South Male Atoll, Republic of Maldives

<電話番号>
 +960-441-818

<宿泊料金>
e0074199_21353058.jpge0074199_21354863.jpg USD730~2,625 / 日

 部屋のカテゴリーは5つ、4シーズンに分かれている。
 年末年始がハイシーズンにあたり、5~7月の雨季が最も安価に設定されている。


<特徴>
e0074199_20465566.jpg Male国際空港から専用高速艇で35分。
 水上飛行機が嫌な人は、この立地くらいが船で行ける限界だろう。


e0074199_216489.jpg 今回泊まったのは、Dhoni Suiteという部屋のタイプ。
 間取りは、1LDK+テラス。
e0074199_2162680.jpg ベッドはツイン。
e0074199_21655100.jpg バスルームは、シャワーと浴槽が別々にあり、勿論淡水が出る。


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 リビングから出られるテラスは内海に突き出しており、そのまま階段を下りるとシュノーケリング出来る。日中は、リビングで音楽をかけながら、ここで本を読んだり、海に入ったりして過ごす。

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 10分も歩けば全て見終る小さな島だが、その中にスパ、プール、マッサージ、ヨガ道場などが揃っており、
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 土産物屋にはオリジナルブランドの石鹸など、DVDや書籍(日本のも少しあった)も借りれる。


 ここで、感動したのは御飯が美味しいこと。
 当然、殆どの食材を外から調達しているので値は張るが、種類豊富で実に美味しかった。
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 当然ながら、魚や鳥など自然生態をそのまま観察することが出来、自然な空色を見ることが出来る。
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 ちょっと息抜き。
 スパにあったスチームバス装置。
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 その名も、スティーミー・ワンダー・・・。
 オヤジギャグは、万国共通のようである。

by bharat | 2007-03-11 10:30 | ホテル情報
インド周辺 第19回旅行は、モルディヴの首都マーレ
国内総人口の1/3が集結する首都
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 右の島には空港施設と滑走路があるのみ。
 左の小さな島が、首都のマーレ。
 ここに10万人以上が密集して暮らしている。



町並み・見どころ
e0074199_20351963.jpg 町には、我々の目に馴染みのあるものが沢山。
 車は殆ど100%日本車。
 バイクも殆ど日本製(Hondaタイのものが多い)。
 埋立工事・防波堤工事は、日本ゼネコンによるもの。
 特に2004年12月、スマトラ沖地震によって発生した大津波では、この防波堤が街を救ったのだという。


e0074199_20392345.jpg 竹中直人の店、なんてのもあった。
 ハワイ同様、他の店と変わり映えしないものを売っているに違いない。


大統領官邸
e0074199_2045614.jpg 現在は、大統領はここに住んでいないそうだ・・・。
 政府要人が外国から来訪した際に、ここに泊めるのだという。
 その際は向かって右のポールに、国旗が掲げられる(左にはいつもモルディヴ国旗)。

国会議事堂
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フクル・ミスキ
e0074199_20501163.jpg 1656年に建立されたモスク(イスラム教礼拝堂)。
 インドでよく出くわす典型的なモスクを沢山見たせいだろうか、丸いドーム状の屋根が無いモスクというのには、どうも違和感を感じてしまう。

e0074199_20511061.jpg インドが大理石なら、モルディヴは潤沢に獲れる珊瑚を建材に使用!
 固い珊瑚に、実に見事な彫刻が施されている。
e0074199_20512044.jpg モスクの前庭部分には、王家・親族の墓標が並ぶ。

金曜モスク
e0074199_20515216.jpg これは近隣のイスラム教国からの支援によって建てられた新しいモスク。
 中は写真撮影禁止で撮れなかったが、壁面や天井の装飾は実に綺麗だった。
 中央に恐ろしく大きな広間があり、ここで皆礼拝を行うのだという。

博物館
e0074199_2134848.jpg 公営か民営か知らないが、とてもこじんまりとした島(国?)で唯一の博物館。
 昔の王が使用した輿や、
e0074199_2144526.jpg コーランの印刷機が置いてある。
e0074199_2155727.jpg 古い貨幣・紙幣の中には、日本の小判もあり、この時代から日本-モルディヴ間で何らかの商行為があった可能性を示唆している。

また、モルディヴが大昔からイスラム教国では無かったことを示すものとして、仏教関連の出土品が結構陳列されている。
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また、歴代の王の写真も(新しい順に左から)。
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魚市場・果物市場
 ここマーレは輸入品と輸出品の交流地点。
 近海で獲れた魚、周りの島で採れた果物は、マーレの市場に持込まれ、海外から輸入される食材や生活雑貨に形を変えて、島に戻っていく。
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スポーツ大国!?
e0074199_21242454.jpg 2007年フットサル世界選手権のポスターが・・・この島で開催されるらしい。
 意外とスポーツ盛んなのかな?



オススメ度(100%個人主観)

      ★★☆☆☆  ・・・ やはり近隣のリゾートホテルで過ごすのが王道

所要観光時間

      0.5~1時間
by bharat | 2007-03-10 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
モルディヴ ~インド洋に浮かぶリゾート国~
 インド大陸の南西、インド洋に浮かぶモルディヴ共和国。
 インドに来るまでは、詳細な場所すら知らなかったが、折角近くに住んでいるのだからということで、今回行ってきた。

 第100回旅行 ・・・ マーレ(モルディヴ共和国の首都)
 ホテル (7)  ・・・ Cocoa Island
 ホテル (8)  ・・・ Soneva Gili


国の概要

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e0074199_12583988.jpg名称 : モルディヴ共和国(モルジブ、モルディブ、とも)
      「花輪状の諸島」を意味するサンスクリット語マロディープ
      (Malodheep)が示す通り、ワッカ状の環礁が連なる
      諸島である。
面積 : 298㎡(佐渡島の0.35倍)
首都 : マーレ(Male)
人口 : 29.9万人(2006年)、うち首都マーレに10万余人居住。
国教 : イスラム教(スンニ派)
言語 : ディベヒ語
時差 : 日本時間 - 4時間
      ※但し、モルディヴ国内に「リゾート時間」なるものが存在し、
       島によってはこれを採用(日本時間-3時間)。
標高 : 殆どの土地が海抜1~3m。2004年スマトラ沖地震では大きな被害を被った。
通貨 : ルフィア(1ルフィア=10円)
      USドル紙幣が使用可能。
      ※但し、ホテル施設ではチップ以外は、全部クレジットカード決済可能。
産業 : 漁業
      観光事業


国の歴史
6世紀  セイロン島(現在のスリランカ)から仏教徒の人々が移住してきた、といわれている。
12世紀  アラブ人がイスラム教を伝える。
1558年 ポルトガルがマーレを占拠
       当時ヨーロッパ大陸で貴重視されていた貝殻やアンバー(香水の原料)
       を狙ってのもの。1573年まで支配は続き、この間キリスト教信仰が
       強制される。
1645年 オランダの保護国になる(~1796年)。
1887年 イギリスの保護国となる。
       この影響は今でも残り、現在、英国連邦府に属している。
1965年 7月26日、スルタンを元首とする君主国として独立。
1968年 11月11日、国民投票で共和制に移行。
       初代大統領は、ナシル。
1978年 11月11日、マウムーン・アブドゥル・ガユームが第2代大統領に就任。
1988年 11月3日、国内実業家の雇った傭兵によるクーデターが勃発。
       同日夜、インド軍部隊が投入され、無血鎮圧された。
2004年 12月26日、スマトラ沖地震による津波の襲来を受け、82名が死亡。
       このとき津波を防いだ防波堤が日本製(無償援助によるもの)だったので、
       親日的な島民が多い。


日本との意外な共通点

e0074199_13261166.jpg それは「カツオ節」。
 これを元来より食材として使用している国は意外に少なく、日本とモルディヴより他には殆ど無いと言われている(勿論、日本料理の世界進出等により、今では色んな料理で登場する)。


e0074199_1354570.jpg モルディヴでは、農地が極端に少なく、イスラム教徒は豚を食べない。
 そのため、食生活は魚が中心。
 また獲れる魚の6割がカツオということで、ごく自然に保存食「カツオ節」が作られるようになったようだ。

 一方、日本においても『大宝律令(701年)』や『延喜式(905年)』に貢物として、「型魚(カタウオ)」の表記が確認され、この時代に既にカツオ節の原型が登場している。
 現在の名称は、恐らく「カツオ干し」が訛ったものではないかと言われている。

 このカツオ節は、鎌倉~室町~戦国時代には、味噌・梅干などと並んで戦時の保存食として活躍した。
 徳川家康の半生について記した『三河物語』にも、「鰹節を上皮けづりて(中略)噛み候へば、殊の外、力になるよし」の記載がある。
 山鹿素行の著した兵法書『武教全書』にも、「鰹節は(中略)、これをかまば性気を助け、気を増し、飢えをしのぐのみならず、功あるものなれば必ず用意すべきことなり」とある。
 また単純に、「勝男武士(カツオブシ)」と当て字して、縁起が良いとされたようだ。

 幕藩時代(江戸時代)には、カツオが獲れる土佐藩や薩摩藩などで、独自のカツオ節製造法が編み出された。
by bharat | 2007-03-09 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第18回旅行は、カトマンズ周辺地域
 カトマンズ盆地で、カトマンズパタンバクタプル以外にもいくつか見所がある。
 それを纏めて、今回の旅行記とした。

ボダナート(Bouddhanath)
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e0074199_20445597.jpg カトマンズ市の北東部に位置している、巨大なストゥーパ(仏塔)。
 (※上の航空写真は、購入した絵葉書より。)
 町通りからちょっと入ったところにあるので、車で流していると気付かないが、お祈り用のロウソクを売っているコーナーを中に入ると・・・
e0074199_20461827.jpg いきなり真っ白いストゥーパが出現する。
e0074199_20494689.jpg このババロアみたいな純白ストゥーパは高さ36m、南アジアでは最大の大きさだ。
 スリランカにも同様に白色のストゥーパはあったが、ここまで大きなものは無かったし、ましてや首都地域では無かった。
 更に特徴的なのは、上部に目が書いてあること・・・これが神聖というよりコミカルな印象を与えている。
e0074199_20534930.jpg 夕方の時間は、地元の参拝者でゴッタ返す。
 皆、時計回りに御参りするので、我々もこの流れに乗って移動することになる。
 気に入った土産物屋を通過してしまっても、後戻りは出来ない・・・もう1周しなければ。
e0074199_20552761.jpg ふとTシャツに目を移すと・・・!!
 デリーのチベット人居住区で購入したTシャツと全く同じデザインのものを発見!
 ネパール・インドの流通網、恐るべし。



パシュパティナート(Pashpatinath、Pashupati)
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e0074199_217163.jpg シヴァ神を祀る寺院が集まるこの地域は、ネパールのみならず、近隣国のヒンドゥー教徒も参拝に訪れるという、ヒンドゥーの聖地だ。
 一番大きな寺院は異教徒立入禁止だが、外見だけでも見がいがある。
e0074199_2110621.jpge0074199_2195417.jpg 周囲には、小さなシヴァ寺院も多数ある。
e0074199_2111185.jpg 川沿いに立地しているこの集落。
 川っぺりで何やらモクモク煙が立ち昇っているが・・・
e0074199_21121589.jpg 実はこれ、死体を焼いている。
 ここで荼毘に付しているのだ。



キルティプル(Kirtipur)
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e0074199_21152088.jpg カトマンズ市街地を南西に行き、丘陵を車で約45分進むと、キルティプルという小さな村落に到着する。
 現地語で「名誉の町」というこの村落の見所は、バーグ・バイラヴ(Bagh Bhairav)寺院だけだが、なかなか立派な造りだ。
 シヴァ神を祀っているということだが、本堂入口にはカーリー女神がおり、
e0074199_21214455.jpg やはりバクタプルで目撃したのと同様、生贄(ヤギ)をお供えしていた。
 生き血をすする野良犬に、ニッコリ笑う地元の子供たち・・・すごい絵だ。


e0074199_21203590.jpg 朝市が開かれているところですら、妙に歴史を感じる。

e0074199_2121611.jpg 帰り際、真新しい仏教寺院を発見。
 中には、本堂のほか、宿坊などもあった。



オススメ度(100%個人主観)

     ★★★★☆ ・・・ ヒンドゥー教・仏教の隆盛を体感出来る

所要観光時間

     3時間
by bharat | 2007-03-06 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第17回旅行は、ネパール第3の王都バクタプル
e0074199_7195276.jpg マッラ王朝期に栄えた「第3の都」バクタプル(Bhaktapur)。
 カトマンズ盆地から東へ12km、車で約45分ほど行ったところにある。


ヒンドゥーの神が護る町
 6.88k㎡のこの都市は、9世紀頃に形成され、マッラ王朝期に王都となった。
 15世紀、Yaksha Malla王の治世期に、現在の形になった。
 同じく王都となった他の2都市(カトマンズパタン)と比べて特徴的なのは、町全体が勾配の上にあること、木造多層階建ての建物が多いことだ。

喧騒と静けさと・・・
 ここに到着したのは10時頃だったと思うが、当日は3月3日のホーリー(ヒンドゥー正月)前日祭。
 一見静かな通りも、カラーパウダーや水風船の飛び交う戦場と化していた。
 結局、水はかなり浴びたが、奇跡的にカラーパウダーは食らわずに済んだ。
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ヒンドゥー教だが・・・
e0074199_147557.jpge0074199_1473888.jpg この一帯に建てられている建物の多くに、性交している彫刻が多く見られる。
 ヒンドゥー・タントリズム(ヒンドゥー密教)と呼ばれるこの宗教理念は、多くの宗教が己の欲望を抑制することによって精神的な高みに至るとする中で対極をいっており、つまり物質的や性的な欲望を解放することによって、神と一体化することが出来るとしている。
 この理念は、インドでも古代~中世のイスラム勢力が本格的に入ってくる前まではごく一般的に流布されていた(世界遺産に指定されている中央インドのカジュラホの性交渉を象った彫刻は有名)。

 ここネパールのヒンドゥー教も恐らくこの考えがベースになっていると推測され、かつイスラム勢力による性的描写の弾圧・毀釈がなかったので、今も当たり前のように残存しているのだと思われる。



生贄
e0074199_1628266.jpg インドの多くの地域で見られなくなったが、ここネパールでは未だにヤギを神(主にカーリー女神)に生贄として捧げている。
 こんなスプラッタな光景がそこかしこで見られた(首をはねて寺院を周って、首を神前に捧げ、体から内臓を取出す)。
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町並み
 坂を登ると、急に広けた広場に出る。
 ダルバール・スクウェアだ。

王宮コンプレックス
e0074199_15151977.jpg 金色の入口門、
e0074199_1515506.jpg レンガ造りに木製の門扉、
e0074199_1543085.jpg ナーガを祀った溜池、
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などで構成される大きな建物群。
 入口門と建物の一部は、修復作業中だった。


ニャタポール(Nyatapol)寺院
e0074199_1436572.jpg これは、ダルバール・スクウェアのランドマークになっている、高さ30m以上の5重の塔。
 ブパティンドラ・マッラ(Bhupatindra Malla)王が1708年に建立した。
 階段両脇の像は、力の序列を示している。
 1番下から人間、象、獅子、グリフォン、神の順で、夫々1階層下のものより10倍の力があると言う。
 神は人間の1万倍力があるということか。
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e0074199_1552394.jpge0074199_1553419.jpg 他の大理石造りのヒンドゥー寺院も、階段が同様にデザインされたものがいくつかあった。
 ニャタポール寺院を模倣したものだろうか。



ヒンドゥー彫刻 
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e0074199_14175399.jpge0074199_14185516.jpg 名も無い建物の前にも、このような彫刻が並んでいる。
 これは、学校施設(?)の前に安置されていたヒンドゥー教の神々(カーリー女神、ヌルシンハ神、ハヌマーン神、シヴァ神)。


パシュパティナート(Pashpatinath)寺院
e0074199_1510244.jpg 大きな屋根を持つこの寺院は、震災の影響で崩壊の危機に晒された。
 現在、ドイツの援助を得て内部に石・鉄骨の補強材が入っている。
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バイラヴナート(Bhairavnath)寺院
e0074199_1558348.jpge0074199_15584995.jpg バイラヴ(シヴァ)神を祀った寺院。
 元々平屋建てだったが、1718年にブパティンドラ・マッラ(Bhupatindra Malla)王によって増築された。


司祭の館
e0074199_1665898.jpg 高名な司祭が住んでいたという館。
e0074199_1674193.jpg とても尊敬する気になれない、ちっぽけな人形が窓側に突っ立っている・・・。
 御存命中は、こんな風貌では無かったと思うが。



孔雀の館
e0074199_1695452.jpg 寺院と交じり合う一般住宅の中に、一際彫刻の美しい家がある。
 孔雀の館と呼ばれるこの館には、木造の木目細かな孔雀の装飾があり観光場所の1つになっている。
 向かい側の土産屋さんの2階からよく見える。



オススメ度(100%個人主観)

    ★★★☆☆

観光所要時間

    1.5~2時間
by bharat | 2007-03-05 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第16回旅行は、カトマンズ郊外の古都パタン
e0074199_333423.jpg カトマンズの王宮跡ダルバール・スクウェアから車で南へ約20分、マッラ王朝期の3つの王都のうちの1つ、パタンに到着する。



マッラ王朝期の都
 マッラ王朝期の15世紀、3人の王子が夫々独立国家を建てたが、そのうちの1つの都がここパタンに置かれた。
 都市としての歴史は、3都市の中で最も古く、既に紀元後299年にラリトプルという名で都市が形成されていた。
 カトマンズにあるものと同じ名称のダルバール・スクウェア等があり、規模はやや小さいものの、綺麗な寺院が数多く残っている。市の中心には主としてヒンドゥー教寺院があるが、パタン市は仏教の中心地で、仏教寺院も市のはずれに点在している。インドにある仏跡ブッダガヤーの大菩提寺(マハーボディ寺院)を模した寺院も、ここパタンにある。

パタン博物館
e0074199_493981.jpg レンガ造りに、大きなひさし、巨大な狛犬が特徴的な建物は、博物館。
 1997年に出来たが、以前は王宮の一部だった。
 当日は早朝だったため、まだ開館しておらず、中は見れなかった・・・。
 毎日10:30に開くらしい。


クリシュナ寺院(Krishna Temple)
e0074199_4124999.jpge0074199_4123696.jpg チケット売場から広場に入って、奥手の左方にある。
 寺院の名のわりには、節操無く色々な神様を祀っている。
 まず、寺院の前の柱には、ヴィシュヌ神の乗物の鳥ガルーダ。
 本堂の2階にはクリシュナ神、その他の階ではシヴァ神、ブッダを祀っている。
 訳の分らないルームシェアリングである。


黄金寺院(Golden Temple)
e0074199_611718.jpge0074199_6114084.jpg 広場から少し離れたところにある。
 ヒンドゥー教ではなく仏教寺院だ。
 12世紀の建立とされている。
e0074199_6141294.jpge0074199_6143414.jpg 門をくぐって中に入ると、受付があり25ルピー払って本堂へ。
 中には、細かな細工を施した本堂がある。
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その他の寺院
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御祭りモードの街中
e0074199_6471733.jpg ふと遠くを仰ぎ見ると、ヒマラヤ山系がクッキリ見え、とても穏やかな感じ・・・
 だが、当日はホーリー前日祭。
 インドほど全員を巻き込んで、ということでも無いが、子供たちは大盛上がり。
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e0074199_7104840.jpg 石野卓球ならぬ、石の卓球に興じる子供も。



オススメ度(100%個人主観)

   ★★★☆☆

所要観光時間

   1.5時間
by bharat | 2007-03-04 10:30 | インド周辺国ぶらり旅