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デリー 15 男性(同伴)でないと登れないジャミ・マスジッド
 オールドデリーにある、巨大なモスク、ジャミ・マスジッド(ジャマー・マスジッドとも、Jami Masjid)。
 今も、イスラム教徒が礼拝に訪れる、由緒ある建築物だ。
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ムガル帝国の勢いを示す大建築
 
 この建物は、1656年にムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが建設した。
 5,000人の職人が6年間掛けて完成させたという。

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 白大理石と赤砂岩で出来た建物の周囲を28m四方の壁が囲む構造。
 この壁に囲まれた空間は、礼拝者20,000人を収容することが可能だという。




e0074199_0384079.jpg 建物の両脇には、左右対称に2本の尖塔がある。
 高さは約40m。
 向かって左側の尖塔には、登ることができる。
 但し、登れるのは男性もしくは男性同伴付のみ・・・イスラム教の教義か!?


e0074199_0391262.jpg 狭い塔の内側を螺旋状に登って頂上に出ると、ラールキラーやオールドデリー市街を一望出来る。高所恐怖症者には辛いだろうが、快晴時にはとても良い眺望だ。
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「事件」以来どうなったろうか・・・?
 このジャミ・マスジッドで、爆破事件が起きた。
 4月14日の金曜日、イスラムの礼拝の最中、プラスティック爆弾の爆破が2回あり、数十人が負傷するという惨事が発生した。

 事件後、ここには行っていないが、自由に見て周れるのだろうか?
by bharat | 2006-05-01 20:36 | デリー市内あれこれ
ホーリー前のテロ
 日本ではあまり大きく報じられていないかも知れないが、3月7日、ヴァラナシで同時テロが発生した。
 8日新聞報道の時点では、16名が死亡、数十人が怪我をする大惨事である。

防ぎようが無い!?

 今回も、時期としては昨年10月のデリー同時テロと似ている。
 デリーのそれは、ディワリという大きな祭りの直前にあたり、大きな不安を掻き立てたが、今回も3月15日のホーリー祭を前にしての犯行である。
 加えて、ヒンドゥーの聖地ヴァラナシで起きたこと、2箇所の爆発地の1つがヒンドゥー寺院であること(もう一方は鉄道駅)などから、当地ではかなりの衝撃として報道された。

 テロ発生日夜、ヴァラナシの多くの寺院では、没者に祈りが捧げられたという。

 NHKの海外安全情報などでは、きっと「滞在者に注意を呼びかける」のであろうが、当地に滞在している身としては、ハッキリ言って対応のしようが無い。自宅に引きこもっていては仕方が無いし、日々の買物にだって出かけざるを得ない。強いて言えば、15日のホーリー祭は、大人しくしているという位か・・・。
 

傾向と対策
 2001年から、この種のテロが1年に数回の頻度で発生しているが、同じ場所で発生したことは殆ど無い。

2001年12月13日
 デリー:首相官邸襲撃される、12名死亡(うち警官6名、テロリスト5名)
2002年1月22日
 コルカタ:アメリカンセンター、4名死亡
2002年3月30日
 ジャンムー:ラグナート寺院、7名死亡
2002年9月24日
 グジャラート:アクシャルダーム寺院襲撃、35名死亡
2003年8月23日
 ムンバイ:2箇所同時爆破、52名死亡
2005年10月29日
 デリー:3箇所同時爆破、67名死亡
2005年12月28日
 バンガロール:学会を襲撃、1名死亡


 こうしてみると、やはり大都市では大きな市場が、地方では由緒深いヒンドゥー寺院が襲撃されているように思える。
 注意して行動するようにしなければ。
by bharat | 2006-03-10 14:46 | ふと思うこと
テロに対する日本企業の対応

 インドに来る前、インドとはテロとは無縁の国だと思っていたが、最近キナ臭い事件がポツポツ発生している。

引き金は昨今の印パ協調路線
 今年の10月8日、パキスタン北部で発生した巨大地震は、記憶に新しいことろだが、インド人にとっては、その被害よりもインドが積極的にパキスタンに援助物資を提供したことが大きなニュースだったようだ。インドではシン政権になってから、急速にパキスタンとの関係改善が進んでおり、今回の支援をイチ早く決定することによって更にアピールが出来たようだ。
 印パの緊張を実感したインド人たちにとっては、今回の積極支援について、「緊張の本格的な終焉」として基本的には賞賛している人が多い。我々インドでこれからビジネスを拡大して行こうと思っている立場からしても、前向きな出来事で大変良いと思う。

 ところが、これが負の副産物を生み出している。
 国境の警備が手薄になったのを良いことに、過激派がインドに流入、あるいはインドに潜んでいた過激派を動かし、テロを誘発している。


早い沈静化を望むばかり・・・
 10月29日のデリー同時多発テロはとてもショッキングだった。爆破場所の1つだったサロジニ・ナガール市場の上空の不自然な真っ黒い雲を見たときの何とも言えない気分はまだ覚えている。
 このときには、日本でも大きくニュース・新聞等で報道されたようで、親族・知人から安否を気遣う連絡が一斉に来た。とても有難かったが、彼らの口調から察するに、また日本のマスコミが右習えで大袈裟に報道したんだろうなぁという、恐ろしいほどの心配ぶりだった。

 だが、最近は、そんな安否を気遣う連絡は来なくなった。
 別に気遣ってくれということを言いたいのでない。

 ただ、10月29日以降、日本をはじめ世界のメディアがインドでのテロについてあまり報道していないんだなぁと思っただけだ。
 というのも、あれ以降も、小規模のテロやテロと思われる事件がポツポツ起きているからだ。

 10月29日 デリー市内3箇所で同時爆破テロ、死者65人
 11月 2日 カシミール地方スリナガルで爆破テロ、死者9人
 11月14日 カシミール地方で銃撃戦発生、現地人4名死亡、日本人ジャーナリスト負傷
 11月16日 カシミール地方で車爆発、4名死亡

 で、更に12月28日、今度は南のバンガロール(カルナータカ州)で発砲事件が発生。国際学術会議に出席していたインド人研究者1人が死亡、4人が負傷した。犯人は特定されていないが、イスラム系過激派組織による犯行と推測されている。


弱気になるな!日本企業
 正直、日本がデリーの同時爆破テロ以降の事件を大きく取り上げないことについては、ホッとしている。
 ただでさえ、インドへの進出について慎重な日本企業が、ますます慎重になってしまいそうで・・・。

 日常生活で目にするものの多くは、インド国産以外だと欧米のもの、もしくは最近は韓国企業のものが特に目立つ。
 道行く車も現代(Hyundai)の車が多くなってきたように思うし、街の家電屋に並ぶのは概ねLGやサムスン(三星)などで、高級ショッピングモールにでも行かない限り日本製品は見ない。

 TVのCMも、日本企業のCMなんて殆ど見たこと無い(ヒーローホンダやマルチスズキは、インド合弁なので別と解釈して)。HyundaiやLG、サムスンは、バンバン広告を打っているのに。
 街中の看板も同じ状況。

 ・・・見ていて非常に口惜しい。
 早く、言葉(ヒンディー語)を習得して、当社はじめ日本企業をインド人にたくさん広告したいと思う。逆に、日本の中に出来上がってしまったインドの負のイメージを少しでも変えて行きたいなと思う。



 ・・・取り留めない内容になってしまったが、2006年に向けての些細な決意である。
by bharat | 2005-12-29 10:07 | ふと思うこと
オートリクシャーの課金の実態
 当社駐在員は、通常、会社から与えられた運転者さん・車で、日々の移動を行っている。
 別に大層な待遇という訳ではなく、インドの交通事情を考えると、安全管理上その方が低リスクだからだ。

 ちなみに、現在私は「学生」の身であるので、日々の移動手段は、徒歩・サイクルリクシャー・オートリクシャー・タクシーなどである。他社駐在員の御友達の車に乗せてもらうこともよくある。

 今回は、その中の「オートリクシャー」のはなし。

政府vsドライバーの構図
 現在、デリー市内を走り回るオートリクシャーの数は、約50,000台とも言われている。貨物運搬用もしくはプライベート用を除き、全ての車体はCNG(天然ガス)仕様となっており、黄色と緑のツートンカラーがトレードマークだ。製造メーカーはバジャージ(BAJAJ・・・日本のKawasakiと技術提携関係にある)で、同社はインドのみならず東南アジアにも多くのリクシャーを輸出しているインドの有力企業だ。
 上記車体規制に加えて、2002年、政府命令により、指定の運賃メーター取付、制服(上下灰色)着用を義務付け、彼らの行動の無法化に歯止めをかけた・・・筈だった。
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 ところが、実際は合法的にルールを実践しているドライバーは殆どいない。制服についてはパッと見た目で分かるので、警察の目を気にして着ているドライバーが多い気がするが、メーター通りの運賃で走ってくれるドライバーなんか殆どいないのが実情だ。
 僕は、こちらにきて約半年が経過したが、恐らく150~200回くらいオートリクシャーに乗ったと思う。うち、メーター表示運賃で乗せたもらったのは、せいぜい10~20回くらい。

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 この議題について、最近の新聞紙に記事が載っていた。「政府に無理矢理、新型車・制服・運賃メーターを押付けられたお返しに、法外な運賃を乗客に押付けている」と書かれていた。


ボラれないために・・・
e0074199_234614.jpge0074199_2334545.jpg こちらがその運賃メーターのいつくかである。
 意外と色んな機種が出ている。
 メーカーも様々で、製造場所もデリー、バンガロール、プネーなど分散している。
e0074199_2471551.jpge0074199_247299.jpg 当たり前だが、どの機種も課金ルールは一緒。
 0.9kmまでは8ルピー(約20円)一律で、以降0.1km(100m)ごとに0.35ルピー(約1円弱)ずつ加算されていく。
e0074199_2475912.jpge0074199_248134.jpg この計算でいくと、デリー北部にある日航ホテルから、Ring Road沿いのマーケット街(サロジニマーケットやサウス・エクステンションなど)くらいで、40ルピー前後で行けることになる。
 ところが、実際は乗る前に口頭で運賃交渉(だいたいメーター表示で行く様依頼しても、機械が壊れていると言われる)し、50~60ルピーで手を打たなければならない。
 たかだが数十円と思うかもしれないが、通常料金の1.5倍と考えると、かなりのボッタくりである。
 観光街から拾うと、さらにフッかけて来る。
 自分の移動する距離を計算して、だいたいの目安を立てて交渉しないとボッタくられるので注意が必要だ。

 あと、数台でタムロって客待ちしているリクシャーより、空車で走っているのを捕まえた方が安いレートで乗れることが多い。まぁ、空車がバンバン走っているかどうかは、時間帯と場所によるのだが・・・。

 究極にオイシイのは、「タダでの助手席乗り」。
 たまに、空車がいなくて途方に暮れていると、実車リクシャーのオッチャンが「どこまでなの?」と声を掛けてくれることがある。自分の行きたい場所が、既に乗せている乗客の依頼場所への通り道だったりすると、「乗せてくよ、乗んな!」となる。
 オッチャンの左隣に座り、オッチャンの左肩後ろから右手を回して右端のバーを掴む。・・・で目的地まで相乗り。だいたいがタダもしくは、心づけに小銭を渡して目的地まで行けてしまう。
 まぁ、狙ってやれる芸当では無いが、とてもオトクである。


 乗車の都度、いくらで乗れるかリクシャーのオッチャンと激しく運賃交渉・・・個人的にはとても好きだ。
by bharat | 2005-12-22 10:12 | ふと思うこと
10月29日夕刻、デリー市内にて同時爆破テロ発生

 昨日、デリー市内3箇所で同時爆破テロが発生した。

 今日(10月30日)は、午前中にブラブラとデリー観光でもと思っていたのだが、朝から現地TVニュースに釘付けである。e0074199_15301953.jpg







テロ概要

 ニュースによれば、テロが起きたのは以下の3箇所。

① パハルガンジ(Paharganj)
 旧市街(所謂オールド・デリー)地域で、現地人の中~低所得者たちの住宅街が多く存在。
 鉄道の駅も近くて、安宿も多いので、外国人バックパッカーたちの溜まり場になっている場所も多数ある。

② サロジニ・マーケット(Sarojini Market)
 デリーのやや南に位置する、大きな市場。
 生地製品や雑貨を扱う小規模店舗が乱立する典型的なインドの市場で、金額の安さ(ガイジン向けマーケットではないので)からいつも多くの人でゴッタ返している。

③ オクラ(Okhla)
 工業地域らしいが、詳しいことは知らない・・・。

 上記3箇所で10月29日17:00~18:00にかけて、爆発が発生。
 今朝のニュースの段階では、死者49名、負傷者114名。


テロ発生時の環境

 インドでは、10月末~11月初旬にかけて、ディワリあるいはディープワーリー(Diwali/Deepavali)というインド最大のお祭りが行われる。
 具体的日程は年によって異なるが、今年は11月1日に実施される。

 この時期、人々は自宅や商店を電飾で装飾し、爆竹や花火を付けたり、ロウソクに火を灯したりして、銘々にお祝いをする。

 町中がこんな状況だから、昨日、怪しい物体にライターで火を付けてようが、全然怪しまれないわけだ。政府系の重要な建造物ぢゃなくて、一般的な市街地でテロがあったのは、そのせいだろうと思われる。

 実は、今年8月15日のインド独立記念日、インド政府はテロに相当警戒していた。
 それが杞憂に終わったと思っていた矢先の今回のテロ。
 暫くは、市内の警備が厳重になりそぉだ。


スーパー・ポジティブ

 こんな事件でさぞディワリにも暗い影響があるのではと勝手に心配する僕に、たった今インド人友達からメールが。

  「昨日の事件は大変だったね。君も気をつけてね。
   ハッピー・ディワリ!!」


 ・・・なんだろ、この超楽観主義・・・。
 まぁ、僕もかなりこの類の思考回路があるので、気持ちは分からんでも無いが・・・。
by bharat | 2005-10-30 11:18 | ふと思うこと
インドの交通事情
 インドに来てまずビックリしたのが、交通事情だ。
 日本と共通しているのは左側通行という基本ルールが存在することくらいで、見るもの全てが笑えてしまう。

車線無視
 まず、道路に車線が引いてあるが誰も守らない。
従って、3車線道路も常に4~5列の車列が出来る。
このギッシリ詰まった幅いっぱいの列を、トラック、バス、商用車、普通車、軽自動車、オートリクシャー(オート3輪タクシー、以下オート)、自転車、手押し車(アイス屋さんなど)、馬車などが縦横無尽に突っ走る。
(Delhiを離れると、この他にラクダ、象、牛車、ロバも加わる。)

 これらが、牛、取締用の柵などを避けながら走り、speed breaker(減速させるためのbump)の直前に急ブレーキをかけ、ロータリーで各方面に舵を切るもんだから、さながらゲーセンのレーシングゲームのようなスリリングな展開になっている。



佐藤琢磨ばりのオーバーテイク
 左側が走行車線、右側が追越車線という原則は一応浸透しているようで、速度の速い車がクラクション・パッシングを繰り返しながら右へ右へと車線を変更しながら爆走している。
こちらの人たちは、この追越行為を何よりの快感に感じているのか、兎に角前の車を抜きたがる。
対向車線にハミ出そうが、前方の信号が赤だろうが兎に角オーバーテイクを仕掛ける。
おまけに信号待ちの状態でも車幅の狭い2輪やオートが前へ前へと車間を縫ってポジションを上げていく。

 このような事情だから、各車少しでも車幅が狭い方が有利な訳で、オートはサイドミラーを内側に装着しているし、乗用車はサイドミラーをたたんでいる(もしくは最初から付いていない)。
 但し、バスだけは例外で、相手が避けることを前提として減速せずに突進してくる。
 なんでもバスには公営(黄色)と私営(緑色)の2種があり、後者が各ドライバーに実車率ベースの歩合給与制を敷いているとのことで、早く多くの乗客を捕まえたいらしい。

 また、こちらでの赤信号は「止まれ」では無く、「注意しながら進め」。
 対向車線の交通量が余程多いか、警官が立っていない限り、赤信号で停止している車はいない。
 従って、自分が歩行者として道を横断する場合は、あり得ない方向から車が突っ込んでくる可能性があるので、細心の注意が必要だ。


最大積載人数は・・・
 車やオートの最大積載人数が決まっていないのか、たまに、上海雑技団ばりの乗用をしている車、オートを見かける。
 現在の最高記録はマルチスズキのZEN(800ccくらいで日本なら
Max5人乗りか)に11人、オートに8人乗っているのを見た。


ノーヘルOKな人たち
e0074199_15485555.jpg また、インドならではの宗教上の事情もある。
 スィク教徒は殆ど皆ターバンを頭に巻いているが、通常これを人前で取ることは無い。
 なので、バイクに乗るときも彼らはノーヘルで運転することを認められている。
 信号待ちしているバイクの中に、ターバンを巻いて立派な髭をたくわえながら悠然と構えている彼らを見れるのは、ここインドだけだろう。

by bharat | 2005-07-15 03:38 | ふと思うこと