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ホテル (9) Galle Face Hotel Colombo
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<名称>
 ゴール・フェース・ホテル Galle Face Hotel

<住所>
 2, Galle road, Colombo 3, Sri Lanka

<電話番号>
 +941-12541010~16

<宿泊料金>
 USD60~210 / 日

<特徴>
e0074199_4554499.jpg コロンボ市内にあるホテル。
 創業1864年の老舗。
 当時はこんな雰囲気だった。


e0074199_519167.jpg 旅行本に、昭和天皇が宿泊した歴史のあるホテルと書いてあった(実際ホテルの壁の宿泊者履歴にも名が刻まれていた)ので、ここを選んだのだが・・・


e0074199_502331.jpg これは、昭和天皇が泊まったコモンウェールズ・スウィートルーム。
 何をしたらいいか分からないくらい広くて何も無いリビングルームに、
e0074199_52716.jpg お湯の出ないバスルームに、
e0074199_522577.jpg オンボロのベッド。


 創業当時の雰囲気そのままの味のあるホテル・・・とはとても言えないメンテナンス。
 加えて、スタッフのサービスが御世辞にも良いとは言えない。
 お湯の出ないバスを直してくれと内線電話で頼んでも30分誰も来ないし、責任者を呼んでも来ない・・・後から知ったのだが、地元の旅行代理店は決してこのホテルを薦めないのだそうだ。

e0074199_5223724.jpg 但し、このホテルの新館にあたるリージェンシー・ホテル(The Regency Hotel)は別。
 最近出来たようで、入口も別、部屋も綺麗で、スタッフの対応もとても良い。
e0074199_523350.jpg 部屋からは、海が見える。
e0074199_5241018.jpg 朝食を出すレストランの脇には、喫茶コーナーと昔使用した車や食器を展示する一角。


 泊まるなら、断然リージェンシー・ホテルの方が良い。
by bharat | 2007-04-17 10:30 | ホテル情報
インド周辺 第21回旅行は、スリランカの首都
 コロンボから車で30分、スリランカの首都である、スリジャヤワルダナプラコッテ(Sri Jayawardenepura Kotte)。

 この長い名前、世界で一番長い都市名なのだとか。
 因みに名称は、スリランカの名声高き初代大統領のジャヤワルダナと、スリランカの昔の王朝コッテ(コーッテ)(詳しい歴史はコチラ)に由来している。

 コロンボよりここに遷都されたのは、1980年代。
 以来、国会議事堂が移され、その後官公庁の建物、住民が順次シフトする筈だったが、今のところそのスピードは遅々としており、寂れた印象を受ける。
 見所といえるのは、ジェフリー・バワ(詳細はコチラ)が設計した、国会議事堂。
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 警備上の理由で、遠くからしか見られないが、やはり直線的なデザインが特徴的だ。
 政府から依頼を受けたバワは、デザインから建物完成までわずか3年という短期間で仕上げたという。


e0074199_546692.jpg この議事堂の近くに、スリランカの伝統工芸を実践販売するグラモダヤ民俗芸術センター(Gramodaya Folk Art Center)がある。
 1988年、プレマダーサ元大統領によって作られた。

 敷地内に、銀細工・木製細工・皮革製品・織物など種類別にワークショップがあるのだが、どれもマバラな感じ。
 販売も、小さな小屋1棟でのみ行われていた。
 おまけに、現地通貨キャッシュしか対応しておらず、ガイジンにはとても買物しづらい環境。

 伝統工芸保護の理念は良いと思うが、どうも片手落ちの感が・・・。



オススメ度(100%個人主観)

    ★☆☆☆☆ ・・・ 特に観光するものナシ

所要観光時間

    30分
by bharat | 2007-03-15 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第20回旅行は、ブッダ来訪の地キャラニヤ
 コロンボから北東へ11km、車で30分ほど行くと、小さな村キャラニヤ(Kelaniya)に到着する。

ブッダがスリランカに来訪!?
e0074199_7242276.jpg ここで観るものは1つだけ。
 大きな仏教寺院ラージャ・マハー・ヴィハーラ(Raja Maha Vihara)がそれだ。


e0074199_4173667.jpg 寺院に向かう階段のうえの両脇には、ガードストーン。

e0074199_5114548.jpg 寺院の外壁が真新しく見えるが、13世紀の建立と意外に古い。
 周囲には、細かな彫刻と、
e0074199_54999.jpge0074199_5495158.jpg ヒンドゥー神の彫刻。


e0074199_5513655.jpge0074199_5515198.jpg 外壁はヒンドゥーだが、中にはちゃんとブッダがいる。


e0074199_651662.jpge0074199_6512728.jpg 壁画は最近のもの。
 スリランカの仏教伝来の絵など。


e0074199_713223.jpg 本尊には、金色のブッダ。


e0074199_72448.jpg また、本尊脇に安置されている巨大なブッダ像。
 因みに、目が半目・足が揃っているので、涅槃像では無い。
 涅槃に入った仏陀は、両目ともつむり、足のつま先がズレている。



 寺院の他には、ストゥーパ(仏塔)と神様を祀った御堂がある。


オススメ度(100%個人主観)

     ★★☆☆☆ ・・・ コロンボから近いので時間があれば

所要観光時間

     1時間
by bharat | 2007-03-14 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第1回旅行② コロンボ再訪
 2006年4月に初めて行った、スリランカのコロンボ。
 そのときの様子はコチラに書いたが、今回再来訪。
 モルディヴに旅行した帰りに、立寄った。

今度は観光
 前回旅行時より時間があったので、今回は観光がメイン。
 キーワードは、「仏教」と「ジェフリー・バワ」。

ガンガラーマ(Gangarama)寺院
e0074199_2015644.jpg ヒンドゥー教に関係するような(聖なる川ガンガー+ラーマ神)名称だが、仏教寺院。
 ごく最近に建てられた寺院だが、たくさんの礼拝者が集まる、市内最大規模の寺院だ。
e0074199_2112558.jpg 莫大な資金力を持つ宗教団体が管理・運営しているということで、敷地内には象を飼い(象は1日に250kgくらいエサを食べ、とても飼育費がかかる)、
e0074199_2182343.jpg 本堂には、立派な仏像が沢山並び、
e0074199_219730.jpg アヌラーダプラの分け木から育てたと言う菩提樹、
e0074199_21122128.jpg 世界各地から寄贈された仏像や書籍の倉庫に、
e0074199_21132280.jpg 純白のストゥーパ(仏塔)。
 これは、ストゥーパの傍らにあった仏像。
 顔の造りがスリランカのものとは明らかに違う(これは中国のもの)。
e0074199_21151337.jpg タイから寄贈された離れの建物も見られる。
 確かに、バンコクで見た寺院に造りがソックリだ。
e0074199_347269.jpg こちらも寄贈された石像。
 ポロンナルワの石像を模したものと思われる。


e0074199_3554750.jpg 博物館という名の、寄贈された物を保管する建物もある。
 仏教寺院だが、入口にはヒンドゥーの神々が。
e0074199_432916.jpg 建物の内部には、大量の仏像の雛壇と、
e0074199_455355.jpg 寄贈品の保管棚がある。
 棚には、大量の仏像と・・・
e0074199_4114959.jpg ・・・こけし??
e0074199_4142676.jpg ・・・亀??

 頂いたものは何でも展示する主義のようだ。


e0074199_4172979.jpg 数年に1度しか一般公開しないキャンディの仏歯寺に祀ってあるブッダの歯(の入れ物)の写真も掲示されている。
 こんなに大層に保管してあるとは、驚き。


 次の寺院に行く前に。
 スリランカが生んだ、天才建築家。
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 名前は、ジェフリー・バワ(Geoffrey Bawa)。
 1919年生まれ、2003年没(84歳)。
 コロンボの上流家庭に生まれ、英国で文学を学んだ後に弁護士となった。
 スリランカに帰国後、自ら購入した土地の造園に着手するも行き詰まり、再び英国へ今度は建築を学びに飛んだ。1957年、38歳での遅い建築家デビューだったが、その後は自国スリランカをはじめ、隣国インド、インドネシア、モーリシャスで傑作を残した。スリランカの首都スリジャヤワルダナプラコッテの国会議事堂も彼の設計だ。
 直線的なデザインと、周囲の景色と建築物との繋がりを意識した技法は多角評価され、リゾート建築家の大家と呼ばれた。


 で、そのバワがデザインした仏教寺院がこれ。
e0074199_633238.jpg シーマ・マラカヤ(Seema Malakaya)寺院は、上に書いたガンガラーマ寺院の団体が管理している。
 コロンボ市内に横たわるベイラ湖に浮かぶこの寺院は、直線的なデザイン。
e0074199_673762.jpg 建物の内壁は、ご覧の通り、スカスカ。
 曲線の木がタテに組んである。


e0074199_616826.jpg 市内にあるパラダイス・ロード・カフェ(Paradise Road Cafe)も、バワのデザイン。
 と言うより、元々バワが活動拠点としていたこの場所が改装され、カフェになっている。
e0074199_6182285.jpg 吹抜けになっている中庭で、美味しい食物を食べられる。
e0074199_6205339.jpge0074199_6211171.jpge0074199_6214062.jpg



その他
e0074199_6282977.jpg ヴィハーラ・マハデーヴァ公園。
 入口にブッダ坐像がある以外は、特に特徴の無い公園。
e0074199_6314763.jpg スリランカ人の中にもイスラム教徒はいる。
 ということで、モスクもある。

by bharat | 2007-03-13 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第10回旅行は、植民地時代の要塞都市ゴール
e0074199_2304498.jpg 今回のスリランカ旅行最後の訪問先、ゴール。
 丁度、コロンボマータラの中間くらいに位置するこの町は、1988年にユネスコ世界文化遺産に指定された、古い都市だ。

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植民地支配によって出来上がった街並み
 この地は、海洋貿易上の要所として、16世紀初頭からまずポルトガルの支配下となる。
 1505年にポルトガルが初めてスリランカと接触(難破船が海岸に漂着したのがきっかけとされている)、その後、コロンボに貿易拠点を置くと、象(含象牙)・ナッツ・シナモンなどの貿易を盛んに行うようになった。
 欧州列強の植民地政策が激しさを増す中、1589年には、ポルトガルはここに要塞施設を築いた。

 しかし、1640年、このゴールの砦はオランダによって奪われ、その後1658年にはポルトガルが完全にスリランカから駆逐されてしまう。
 1660年代にゴール砦は改修され、現在残る形はこの時のものだ。

オランダ教会
e0074199_159438.jpg 文字通り、1752年にオランダが建てた教会。
 中は、礼拝堂になっており、パイプオルガンなどがあり、まだ現役として頑張っているようである。


灯台と海岸線
e0074199_2124420.jpg 灯台のある南側と東側が海岸と面しており、堤防沿いにインド洋を見ることが出来る。

e0074199_2151226.jpg 付近には、象の置物屋。
e0074199_2154720.jpg 屋台のアイスクリーム屋も。屋台にゴミ箱が付いていたのが印象的だった(インドのには、まず付いていない)。


時計塔
e0074199_2171159.jpg こちらは、ムーン要塞と呼ばれている地区にあるが、周りは銀行などが入った建物だった。





 ・・・と、殆どがオランダ植民地時代の建物なのだが、1796年にはオランダはこの地をイギリスに明渡している。




オススメ度(100%個人主観)

   ★★☆☆☆ ・・・昔の街並みは良い雰囲気だが、ここが何故世界遺産なのか?



観光所要時間

   20~30分



by bharat | 2006-04-24 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第9回旅行は、巨大仏像が見下ろす町マータラ
e0074199_21145974.jpg コロンボから海岸線沿いの道を南下し、海辺の町ウナワトゥナを過ぎて更に南下、南端に位置するのがマータラ(Martara)。道中、熊谷組の道路建設現場をいくつも通過した。



巨大な仏陀坐像
e0074199_21175162.jpg この小さな町の観光スポットは、ウェヘラヘナ寺院と呼ばれる仏教寺院。


e0074199_21214465.jpg 朱色の袈裟をまとった高さ37mの仏陀坐像を取囲むように、見物用の建築物がある。

 階段を昇り、最終的には仏陀の顔の高さまで行くことが出来る。
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迷路のような寺院
e0074199_2140914.jpg この坐像を囲む建築物は、地下から寺院と繋がっている(勿論、地上を歩いて行くことも出来るが)。

 寺院の中は、仏陀に纏わるエピソードがビッシリと描かれている。

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e0074199_227199.jpg この建物内の至るところに、寄進者のリストがあるが、結構日本人の名前が載っている。
 中には、高額寄進者なのか、写真入りで紹介されている方も。



e0074199_228238.jpg 地下にある本堂は、まるで秘密宗教の集会所のような雰囲気。



あ゛あ゛あ゛・・・・・・
e0074199_22212781.jpg あんぐり口を開いて佇む人間や動物の置物が敷地内の至るところにいるのだが、これらは全て募金箱。
 表情が何ともシュールでとても気になる存在だが、募金する気にはならない顔だなぁ。
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オススメ度(100%個人主観)

   ★★★★☆ ・・・巨大仏像、地下寺院、敷地が独特な雰囲気で楽しい



観光所要時間

   1時間半~2時間



by bharat | 2006-04-23 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第8回旅行は、綺麗な海と砂浜 ウナワトゥナ
 コロンボから、海岸沿いの道を南下して行くと、綺麗な砂浜の続く一帯に到着する。
 かつて漁村だったという、知る人ぞ知るビーチリゾート地、ウナワトゥナだ。


見どころは...
e0074199_6574338.jpg 当然、砂浜しかない。
 でも、南インドで見た砂浜とは違い、ビーチリゾートの様相を呈している。


e0074199_2028211.jpg このあたりは、ベールワラ、ベントダ、ヒッカドゥワといった近代的なビーチリゾート施設こそ無いが、替わりに小さな海の家が点在し、ノンビリした雰囲気を醸し出している。
 うっとうしい物売りも、ここには殆どおらず、ココナツを売り歩くオジチャンが僅かにいるくらい・・・。



未だ残る爪痕
 ビーチの落着いた雰囲気を見ているとすっかり忘れてしまうが、2004年12月に発生したインド洋大津波の被害を、ここウナワトゥナ近辺で目撃した。

e0074199_20512091.jpg 波で外壁を貫かれた骨組み同然の家屋が、海岸通り沿いに点在している。
 この通りは、海から数十メートル内陸に入っているのだが、それでもこの有様というのだから、当時の津波の激しさを物語っている。
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オススメ度(100%個人主観)

   ★★★☆☆ ・・・日本の海水浴感覚で過ごすことが出来る



観光所要時間

   数時間(観光というよりは、海辺でノンビり過ごしたい人はどうぞ、という感じ)



by bharat | 2006-04-22 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第7回旅行は、仏歯を祀る旧王都キャンディ
e0074199_4394992.jpg ダンブッラを南下すること車で2時間、キャンディ(Kandy)に到着。

 街並みは、整然として活気がある。
 人口は約150万人と、スリランカ第2の人口を誇る(因みに1位はコロンボ)。



キャンディの歴史
 ここはキャンディは、1474年にキャンディ王国が成立してから1815年にイギリスに滅ぼされるまでの350年間王都だった場所だ。
 元々は、シンハラのコーッテ王国の一部だったが、1474年に独立、この丘陵地帯に独自の政権を樹立した。その後、17世紀に入って、オランダ、ポルトガル、イギリスが相次いでスリランカに進出してくると、キャンディ王国は、ポルトガル、次いでオランダと条約を結んで、生残りを図った。しかし、イギリスの東インドでの植民地政策が他を圧倒し始めると、1802年、スリランカにおけるオランダ領はイギリス領になってしまう。翌1803年には、イギリスはキャンディ王国に侵攻開始、1815年にキャンディ王国は滅ぼされてしまった。



仏歯寺
e0074199_6442599.jpg ここキャンディの見どころは、何と言っても仏歯寺。
 入口付近は、厳重に警備されているが、この柵はちょっとやりすぎな気が・・・手前でつまづこうものなら、サクッと刺さりそうだ・・・。
e0074199_6433332.jpg スリランカでの王都の証とも言える仏歯は、王都が変わるたびに安置場所も移された。
 このキャンディの仏歯寺に仏歯が来たのは、1590年のこと。ときの王ヴィマラ・ダルマ・スーリヤ1世(治世1591~1604年)は、仏歯を祀るために2階建の寺院を建立した。
 この仏閣部分は、ナレーンドラ・シンハ(治世1707~39年)によって改築された。

e0074199_6465857.jpg さらに、現在の一番外側の建物(八角形の小屋)は、スリー・ヴィクラマ・ラージャシンハ(治世1798~1815年)によって追加されたもの。 




 建物内部に入ると、綺麗な装飾を施した回廊と、仏歯を安置していると推測される本堂の二重構造をしていることが分かる。

e0074199_3265287.jpg これは、建物に入ってすぐの壁画。
 この手の壁画はインドでも見られるが、人間がスリランカ民俗衣装であるサロン(ハカマのようなもの)を巻いているのが特徴的。
e0074199_3304190.jpg これは、天井の彫刻。
 蓮の花が彫られている。
e0074199_3325454.jpg こちらは、壁にはめ込まれた鳥居のような形状の彫刻。
 一番上にいる鬼のような生き物から出ているものが左右のワニみたいな動物の口に・・・何のメッセージなのだろうか?これは。




e0074199_3365385.jpg 回廊に囲まれるようにして、本堂がある。
 生憎の雨だったので、この周囲を回って祈祷する参拝者などは居なかった・・・。
e0074199_3391156.jpg 本堂の扉は、固く閉ざされ、長い象牙などで厳かに装飾されていた。
 この上(2階部分)には、長い板葺きの廊下が渡してあり、ここでは皆思い思いに御祈りしていた・・・頭を擦り付けて念仏を唱える人や胡坐をかいて瞑想する人など。




こんなものも!
e0074199_3474452.jpg 仏歯寺を除けば、ごく一般的な大都市。
 街中には、こんなものも。
 KFCはインドではまだ珍しく、つい味が恋しくなって、ここで夕食を採った。



オススメ度(100%個人主観)

   ★★☆☆☆ ・・・唯一のハイライトの仏歯寺も、仏歯が見れなきゃただの寺?



観光所要時間

   30分~1時間


by bharat | 2006-04-21 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第6回旅行は、素通りしてしまいそうなダンブッラ
 シーギリヤから南西に向かうと、ダンブッラ(Dambulla)という小さな集落に着く。

 何も無いので通過してしまいそうになるが、ここにはユネスコ世界文化遺産の石窟寺院がある。

e0074199_16192940.jpg その石窟寺院は、丘の上にあるらしく、大通りからは金色の巨大な仏陀坐像が目印となる。



ダンブッラの歴史
 今では、小さな集落にこの寺院がポツンとあるだけだが、ここは紀元前2~1世紀頃、タミル人にアヌラーダプラを追われたシンハラ王ヴァラガム・バーフが落ち延びた場所だとされている。

e0074199_16381749.jpg その後、ドゥッタガーマニーというシンハラ王が、ここに石窟寺院を造らせた。このドゥッタガーマニーは、今でもスリランカでは英雄視されている。
 ・・・正確には、シンハラ人の英雄と言った方が正しいか。彼はシンハラ国王としてタミル人を撃破したので、シンハラ人vsタミル人の民族問題になると、シンハラ人たちに担がれるようだ。2002年に、スリランカ政府がLTTE(タミル・イーラム解放の虎)との和平交渉に臨んだ際に、一部のシンハラ人国会議員たちは、ドゥッタガーマニーの銅像の前で交渉反対をアピールした。

 


丘のふもとには

 近年建設されたと思われる、綺麗な建物が建っている。

ダーガバ(仏塔)
e0074199_16442362.jpg 大通りから駐車場に入る場所の脇に建っている。
 見た目からかなり新しい感じで、仏塔とはいっても、恐らく仏陀に関連するものが中に保管されている訳では無さそうだ。



博物館
e0074199_16463346.jpg 丘を上がる石段の傍にある。時間の関係上、中の様子を見る事は出来なかった。

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 仏陀坐像は大きさも去ることながら、悪趣味とも思える金ピカぶり。快晴下の太陽光を受けて眩しく反射していた。この坐像、横から見ると意外に薄っぺらい・・・時代劇のセットみたい。

 
e0074199_16502057.jpg 博物館の入口のモチーフは理解不能だった。。。あんぐりと大口を開けているのは、獅子なのか。




石窟寺院
e0074199_16584519.jpg 丘の上にある石窟寺院を目指して、石段を登っていくが、炎天下だったので結構キツい。
 また、寺院入口には、掘立小屋があって、入場券チェックをするのだが、アヌラーダプラで購入したスリランカ世界文化遺産等周遊券(USD40.00-もしくは4,080スリランカルピーで8箇所周遊出来る)の対象外となっていたため、丘の中腹のチケット販売所で入手できる専用入場券が必要。これを知らなかったので、入場するのに手間取った(靴預け場のヒトにチップをあげて、買ってきて貰った)。


e0074199_22384211.jpg 掘立小屋を抜けると、右側の岩肌一面に、建物がはめ込まれている・・・石窟を観光し易いように後年しつらえたものだろう。

 石窟は、全てこの右側の岩肌を掘削して造られており、全部で5つある。手前から第1窟~第5窟となっており、奥に行くほど作成年代が新しくなっている。



第1窟 デーワ・ラージャ・ヴィハーラ(Dava Raja Vihara)
e0074199_2246416.jpg 「神々の王の寺」ちう名前のこの石窟には、全長14mの仏陀涅槃石像がドドォンと横たわっている。他にも立像が何体かあるが、この涅槃像が石窟内のイメージを圧倒的に支配している。
e0074199_2250693.jpg 不思議なのは、涅槃像が黄色いのに、足の裏が赤い花柄ということ。
 スリランカ仏教では、仏像の足の裏を赤くするのが通例らしい。
 しっかし、物凄い偏平足.....インド中を歩いたとき、疲れなかったんだろうか?



第2窟 マハラジャ・ヴィハーラ(Maha Raja Vihara)
e0074199_2321976.jpg この石窟が群を抜いて大きく、まさに「偉大な王の寺」の名に相応しい感じを受ける。
e0074199_2324693.jpg 内部は、仏陀涅槃像、仏陀立像、仏陀坐像、仏塔、石窟建設者のドゥッタガーマニー王の像が所狭しと置いてあり、迫力がある(というかしっちゃかめっちゃかというか)。
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e0074199_237134.jpg 天井に描かれた曼荼羅や仏陀の絵は、とても綺麗。どうやって、絵の具を垂らさずに描いたのだろうか・・・?




第3窟 マハ・アルト・ヴィハーラ
第4窟 バスシーマ・ヴィハーラ
第5窟 (名前ナシ?)
 後半3つの石窟は小さく、どの仏像がどの石窟のものだったか忘れてしまったので、纏めて紹介。


e0074199_2310483.jpg 鮮やかな曼荼羅(?)を背にした仏陀坐像。
e0074199_23101765.jpg 仏塔の前に整列する仏陀坐像。
e0074199_23102969.jpg 第2窟のものよりは小さいが、やはり黄色の仏陀涅槃像。
e0074199_23104267.jpg 壁画の仏陀も黄色く描かれている。




オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★☆ ・・・町は目立たないけど、一見の価値アリ

観光所要時間

    2時間
by bharat | 2006-04-20 10:30 | インド周辺国ぶらり旅
インド周辺 第5回旅行は、巨岩宮殿シーギリヤ
ポロンナルワの西に位置する、シーギリヤ。

e0074199_340465.jpg 道中は、ただのジャングルなのだが、


e0074199_341587.jpg その中に突然姿を見せる岩山。


 ただの岩山ならエアーズロック(オーストラリア)やモニュメントバレー(アメリカ・アリゾナ州)と同様の天然の奇岩で片付けることが出来るのだが、このシーギリヤ・ロックは更に奇怪。



疑心暗鬼の王様が選んだ安寧の地

 この高さ200mの巨岩の上には、かつて宮殿があった。
 この岩山が、ユネスコ世界「自然」遺産ではなく、「文化」遺産に指定されているのも、そのためだ。

 5世紀後半、シンハラ王ダートゥセーナの王位継承で一騒動起こる。
 彼には、長男カッサパと次男モガラナがいたが、カッサパの母親は平民、一方のモガラナの母親は王族だった。兄のカッサパ王子は、血筋の良い弟モガラナに王位が継承されるのではと疑念を抱き、父のダートゥセーナ王を監禁し、王位を強引に継承した。

 クーデター後、ダートゥセーナは殺害され、モガラナは南インドに亡命する。

 カッサパ王は、王都アヌラーダプラを棄てて、何かから逃げるようにシーギリヤに到着、この巨岩の上に王宮を建設させ、ここに11年間住んだという。
 
 カッサパの最期は、あっけなく、南インドで体勢を立て直したモガラナに侵攻され、自害して果てた。
  
 尚、その後王都はモガラナによって再びアヌラーダプラに戻され、シーギリヤの各施設は、そのまま仏教僧に寄進されたという。


王宮の遺構の数々

e0074199_3542518.jpg 11年間と短い期間ではあったが、この間に造られた施設は今も残っており、見ることが出来た。
 但し、垂直に切り立った岩を200m登っていくので、かなりシンドイ。




フレスコ壁画
e0074199_417828.jpg 岩にへばりついた螺旋階段をせっせと昇っていくと、岩の中腹(?)にくぼみがあり、その中の壁一面に絵が描かれている。


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 1400年前のものとは思えない色鮮やかさで、ビックリする。
 色褪せない理由の1つには、壁面の下地作りが丁寧だったことが挙げられる。
 壁面は、2回粘度で、その上から石灰を塗って、合計3層のレイヤーからなる。その上から、野菜・花木から採取した塗料で描いている。

 この壁画の女性、当時は500人ほどいたのだが、今は僅かに18人しか残っていない。

 この絵が描かれた理由や絵画の内容については諸説あるが、カッサパ王が父ダートゥセーナの鎮魂のために天国の遊女アプサラを描かせたという説が有力なようだ。




鏡のカベ(Mirror Wall)
e0074199_4305698.jpg 螺旋階段を再び下ると、ベージュ色のテカテカしたカベのある通路を通過する。
 これは、当時、カベの反対側に描かれていたフレスコ画を反射させるための細工で、ロープが張られていて直接触ることは出来なかったが、ツルツルしていた。鏡という程ではないが、確かによく光を反射していた。

 ちなみに、この部分は外から見ると、こんな感じになており、岩山の水平方向の凹にペタペタと光沢質の漆喰( 卵白+蜂蜜+石灰 だと言われている)を塗って出来ていることが分かる。
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建物跡
e0074199_10583594.jpg これも、岩山の中腹にあるのだが、芝生も生えていて、岩山の上にいることを忘れる不思議な雰囲気。



ライオン宮殿
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 岩山の頂上部分に続く最後の階段の両脇には、巨大なライオンの足が!
 右足(向かって左側の足)は、修復作業中でした。

 当時は、足の付け根や顔もあったようで、ライオンに食べられるように階段を昇っていく構造になっていたようだ。

 シーギリヤの語源は、「ライオンのノド」。
 それを象徴する構造物だ。



王宮跡
 頂上に着くと、周りが開ける。
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 当時の宮殿の基礎と壁の一部、溜池も残っている。

 しかし11年間、よくこんな場所に住み続けたものだ。




etc.

e0074199_11192910.jpg ポロンナルワ同様、ここでも昔の日本車を発見。
 DATSUNは、20世紀後半、日産自動車が小型自動車やピックアップトラックの海外展開のときに使っていたブランド名。特に、80年代の北米では、この名前が恐ろしく浸透し、今でもDATSUNブランドの知名度は無くなっていない。ちょっと違和感があるが、当時のフェアレディZあたりも、北米ではDATSUNブランドで販売されていた。

 因みに、このクルマは、右ハンドルのピックアップトラック。当時、北米仕様ぢゃないのも、数多く出ていたのであろうか。



e0074199_11274269.jpg こちらは、暑さでバテて寝ているワンコ。
 飽く迄推測だが、インドの犬がイギリス犬種から出た雑種なのに対して、スリランカの犬はちょっと顔が違う気がする。どことなく、中国や日本で見る犬と似た感じがする。



e0074199_1130305.jpg 爬虫類苦手な方、すいません。
 道端で見かけた、大トカゲ。
 体長1mくらいで、足の構造からか、体をクネらせないと歩けないらしい。ヒョコヒョコ道路を横切って水場を目指していた。
 コモドドラゴンなどと同種だろうか...。





オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★☆ ・・・脚力があるうちに是非観るべし


観光所要時間

    2時間
by bharat | 2006-04-19 10:30 | インド周辺国ぶらり旅