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第56回旅行は、岩山の寺院が見事なトリチー
e0074199_042384.jpg トリチー(またの名をティルチラパッリ)は、マドゥライから約130kmにある都市。



軍事の要衝は、今は商業・工業拠点
 トリチーは人口約40万人で、タミルナドゥ州ではチェンナイ、コインバトール、マドゥライに次いで4番目に大きな都市だ。
 都市名の由来については諸説あり、ジャイナ教の高僧チラに尊称ティルをつけて呼んだのが始まりとか、ヒンドゥー神話の悪魔トリシラ(魔王ラヴァナの弟、ラヴァナについてはコチラを参照)にちなんで付けられたのはじまりとか言われている。
 現在は、シヴァ派ヒンドゥー教徒たちの聖地に位置づけられており、みるべきヒンドゥー寺院も多い。

 地理的には、カーヴェーリ川が形成する流域の平地とインド中央に位置するデカン高原とを結んでおり、かつては軍事上の要衝として要塞等が建築され、今も交通の要衝として商業中継点・工業拠点として機能し続けている。


要塞に建つヒンドゥー寺院
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ナタルワーラー・ダルガー
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シュリランガム
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ルルド教会
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オススメ度(100%個人主観)

    ★★★☆☆ ・・・ ロックフォート寺院からの眺望は最高

所要観光時間

    3~4時間
by bharat | 2006-03-21 10:30 | インドぶらり旅
第55回旅行は、州内第3の大都市マドゥライ
e0074199_1132625.jpg コモリン岬(カニヤクマリ)ラーメシュワラムへのアクセス拠点として機能しているのが、ここマドゥライ。
 移動拠点のみならず、人口100万人強のこの都市には紀元前からの歴史もあり、見所も多い。


タミルの都
 マドゥライは、タミル語圏の文化発信地であり、商業の中心地だ。
 タミル語の文献により、この場所は紀元前4世紀頃から都市機能を持っていたことが確認されている。
 また、紀元後8世紀頃からは、南インドの大半を支配したチョーラ王朝の支配下となった。
 次いでナーヤカ王朝に支配され、更には英国東インド会社の支配下となったが、歴史的建築物は破壊されることなく、増改築あるいは修繕されて、そのうちのいくつかは見事な色彩感を保っている。

ティルマライ・ナーヤカ宮殿(Tirumalai Nayak Palace)
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 1636年、その名の通りティルマライ・ナーヤカによって建立された。
 当時の面影を残す2つの建物が残っている。
 天井の蓮の花や、ヤーリ(ヒンドゥー神話の動物で獅子と象が合体した姿をしている)などヒンドゥー建築の要素を色濃く持ちながら、柱のつくりや艶やかな色彩など欧州系建築様式の要素も見受けられる。

シュリ・ミナクシ(Sri Minakshi)寺院
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e0074199_1503218.jpg 17世紀に建てられたこの寺院は、ミナクシ女神の名を祀っている。
 ミナクシ女神は、元々タミル地域に土着の女神だったが、ヒンドゥー教が全インドに広がる過程でヒンドゥー教の中に組込まれた。
 彼女(ミナクシ)は、ヒンドゥー教のシヴァ派からもヴィシュヌ派からも熱烈なラブコールを受け、今はシヴァ神の奥さんであり、ヴィシュヌ神の妹ということになっている。
e0074199_1543616.jpg ゴープラム(塔門)は、南のものが一番高く50m弱あるという。
 彫刻も細かく、色も鮮やか。
 ゴープラムをくぐって内部に入り、高いところから見ると、ゴープラムと内部の各寺院がニョキニョキそびえているのを確認できる。
e0074199_21504652.jpg 敷地内には、シヴァ系の寺院であることをアピールするように、ナンディ(牛)像が。
e0074199_22121460.jpg 周囲の回廊の彫刻は、色彩感に溢れかなり精巧な造作。
 丸みを帯びた優しいタッチの彫刻が特徴的。
e0074199_22175733.jpge0074199_2218663.jpg 本堂は、一転して厳かな雰囲気。
 派手な色使いは無いが、白色の彫刻が綺麗に残っている。
e0074199_22183461.jpge0074199_22184272.jpg 中央には、金で出来た柱。
 よくヴィシュヌ派の寺院で見られるタイプだ。
e0074199_2225569.jpg 敷地内の象は、祭事・儀式用のもの。


寺院周辺
 シュリ・ミナクシ寺院の周辺は開けており、一大繁華街を形成している。

トイレ・・・だよね?
e0074199_2232868.jpg タミル語圏外の人も多く来訪するということなのか、公衆便所の看板もちゃんと英語表記・・・なのだが・・・
 「バス」ルームではなく、「ボス」ルームになってる・・・。

何と間違えてるの?
e0074199_22463241.jpg また、寺院の向かい側の建屋は、丸ごと洋服の仕立て屋になっている。
 店舗がところ狭しと並び、生地がブッ積んであったり、ミシンがうなりをあげている。
 ・・・とここまでは、大して特徴も無いのだが・・・

 ここで働くすべてのスタッフが日本人を見るなり、「どんぐりコロコロ!!」と声を掛けてくるのである。
 おそらく、以前来た日本人観光客が冗談で「こんにちは=どんぐりコロコロ」と教えただろうが、これが実によく浸透しているのだ。



オススメ度(100%個人主観)

    ★★★☆☆ ・・・ ミナクシ寺院と「どんぐりコロコロ」はハズせない

所要観光時間

    2~3時間
by bharat | 2006-03-20 10:30 | インドぶらり旅
第51回旅行は、MP州の移動拠点インドール
e0074199_204363.jpg 今回は、マディヤプラデーシュ州の南西部、国内線空港もある大都市インドール。
 デリームンバイバンガロールから国内線の飛行機でアクセス可能なこの都市は、ビジネスの要衝として有名だ。


カーンチ寺院(Kanch Mandir)
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 一見地味な外見のジャイナ教寺院。
 非暴力・不殺生のほか、質素・禁欲を基本理念とするこの宗教だが、「内なる美しさ」を追求しており、これに関連して、寺院の内部もまた豪勢に装飾しているのだ。
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e0074199_245223.jpg 壁中に、ミラーワークや銀装飾を施し、内部はキラキラ光っている。
 壁画は、善行を積んだ者の行く先や、悪行をはたらいた者がどうなるか、などを描いている。
 本尊には、祖師が祀られている。


バダ・ガナパティ寺院(Bada Ganapati Mandir)
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 高さ8mという、巨大なガネーシャ立像が安置されている寺院。
 色は、全身オレンジ色。



オススメ度(100%個人主観)

    ★★☆☆☆

所要観光時間

    2時間
by bharat | 2006-03-15 10:30 | インドぶらり旅
第50回旅行は、ヒンドゥー7聖都の1つウッジャイン
e0074199_23154116.jpg インドールから車で移動すること1時間半。
 ヒンドゥー教徒にとって聖なる場所ウッジャインに到着する。


ヒンドゥー7大聖都
 ここウッジャインは、訪れれば解脱が得られるとされる、「7大聖都」の1つとされる。
 因みに、他の6つは、ヴァラナシハリドワールカーンチープラムマトゥラー、アヨーディヤ、ドゥワルカー。
 また、12年の周期で開催されるクンブ・メーラーは、ここウッジャイン、ナースィク、アラハバードハリドワールの4箇所の聖地を3年ごとに周り、毎回夫々1,000~2,000万人のヒンドゥー教徒が参拝に訪れる。

見どころは当然ヒンドゥー寺院
マハカール寺院
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e0074199_21161533.jpg マハーカーレシュワル(Mahakaleshwar)寺院とも。
 ウッジャインにある、数多くのヒンドゥー寺院の中でも、最も多くの参拝者を惹きつけるシヴァ派寺院。15世紀に建立され、インド全土にある12のジョティ・リンガの1つが安置されている。ジョティ・リンガは、その他多くのリンガと異なり、自然発生的に現れた数少ないリンガとされ、タイヘン神聖視されている。
 建立当時は、今の10倍の規模で、銀製の門扉で豪勢な作りだった。イスラム勢力によって破壊された後、18世紀に今ある姿になった。
 本堂には、多くの像が祀られたいるが、中でも異彩を放っていたのがコレ・・・シヴァ???

バラー・ガネーシュ寺院
e0074199_21185171.jpg マハカール寺院の近くにある寺院。
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 外見は冴えないが、バラー(=大きい)・ガネーシュの名が示す通り、中には大きいガネーシュ神が安置されている。

ハルシッディ寺院
e0074199_230567.jpge0074199_231876.jpg 虎に乗った勇猛な女神ドゥルガーを祀る寺院。
 大きな燭台となる2本の塔が特徴的。
e0074199_2335221.jpg 敷地内には、覗き込むと見ることの出来るドゥルガー像や・・・
e0074199_23111818.jpg 天井の壁画が見事な本堂などがある。

チンタマン・ガネーシュ寺院
e0074199_23343744.jpg 名前が面白い、ガネーシュ神を祀った寺院。
e0074199_23361946.jpg 本堂は写真撮影禁止だが、このな感じの像がある。
 ・・・像というより、ペンキで塗った岩。
その他
e0074199_233974.jpg 市街地のど真ん中にもヒンドゥー寺院があり、古くから現在に至るまで、ヒンドゥー教が地元民の生活に密着している様子が分かる。


その他
イスラム寺院
e0074199_02516.jpg 市街地にあった、シャーヒ・マスジッド。
 伝統的なミナール(尖塔)を四方に持ちながら、中央部分は歴史的な建造物には無い斬新なデザイン。

ラーム・ガート(Ram Ghat)
e0074199_0195690.jpge0074199_084935.jpg 市内を流れるシプラ川には、多くのガート(Ghat、沐浴場)がある。
 中でも、このラームガートには、多くの地元民が訪れる。
 洗濯をする人や、礼拝する人がたくさん。
 僕も、沐浴&瞑想。

ジャンタル・マンタル
e0074199_0325410.jpg 天文学オタク、ジャイ・スィンの建てた天文台。
 デリージャイプールにも同様の設備があるが、ここウッジャインのものが一番小規模だった・・・。



オススメ度(100%個人主観)

   ★★★☆☆ ・・・ クンブ・メーラーのときに来て見たい

観光所要時間

   3時間
by bharat | 2006-03-14 10:30 | インドぶらり旅
第47回旅行は、MP州の州都ボーパール
 今回は、マディヤ・プラデーシュ(MP)州の州都ボーパール(Bhopal)。

MP州都は、観光活動の拠点
 人口約150万人。
 11世紀、パラマナ(Paramana)朝のボージャ(Bhoj)王が都を置いてその歴史が始まった。
 18世紀までイスラム教系の王朝が代わる代わる治めたので、モスクやマスジッドなどムスリム建築が数多く残る。
 尚、この都市は近年重工業の拠点としての顔も併せ持ち、中でも1984年に起こってしまった事故で悪いイメージが定着してしまった・・・。
 1984年12月3日、外資系企業ユニオン・カーバイド(Union Caibide)社工場から40tのイソチアン酸メチルガスがボーパール市街に流出。
 現在までの死者はなんと15,310人、後遺症発症者は554,895人。法廷にあがった公式の人数でこれなのだから、実際のところはもっとたくさんいると思われる。
 遺族への賠償金額は、2,200ドルと極端に少なく、またそれも一部しか支払われなかったり、その後ユニオン・カーバイド社が他社に買収されたりと、事件の決着はもはや絶望的な状況だ。

 ・・・もっとも、観光するだけなら、こんな側面があったとは気付かない。

 この都市は、立地的には仏教世界遺産サーンチーへのアクセス拠点としてとても便利。

街並み
 市街北部に位置する、ハミディア通り。
 衣類やベッドシーツなど定番グッズが数多く手に入る。
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モスク群
ジャミ・マスジッド(Jami Masjid)
 ハミディア通り(チョウク)地区にあるこのマスジッドは、1837年にクドシア(Qudsia)王妃によって建てられた。
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モーティ・マスジッド(Moti Masjid)
 ジャミ・マスジッドと同じ地区にある。これは、1860年、クドシア王妃の娘によって建てられた。
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タージ・ウル・マスジッド(Taj ul Masjid)
 数あるイスラム建築物の中でも、最大のもの。
 1878年、スルタン王朝の王ジャハーン・ベガムによって建築が開始され、完成したのはなんと1971年。
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バーラト・バワン(Bharat Bawan)
 1982年に建てられた、総合文化施設。
 中には、絵画が飾られていたり、インドの民俗楽器が展示されていたりする・・・地元民が薦めるわりには、見応えが無い・・・。
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ヒンドゥー寺院
 かつてのイスラム支配地域だが、勿論ヒンドゥー寺院もある。
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オススメ度(100%個人主観)

   ★☆☆☆☆ ・・・ 飽く迄他所へのアクセス拠点。

観光主要時間

   1~2時間
by bharat | 2006-03-11 10:30 | インドぶらり旅
ホーリー前のテロ
 日本ではあまり大きく報じられていないかも知れないが、3月7日、ヴァラナシで同時テロが発生した。
 8日新聞報道の時点では、16名が死亡、数十人が怪我をする大惨事である。

防ぎようが無い!?

 今回も、時期としては昨年10月のデリー同時テロと似ている。
 デリーのそれは、ディワリという大きな祭りの直前にあたり、大きな不安を掻き立てたが、今回も3月15日のホーリー祭を前にしての犯行である。
 加えて、ヒンドゥーの聖地ヴァラナシで起きたこと、2箇所の爆発地の1つがヒンドゥー寺院であること(もう一方は鉄道駅)などから、当地ではかなりの衝撃として報道された。

 テロ発生日夜、ヴァラナシの多くの寺院では、没者に祈りが捧げられたという。

 NHKの海外安全情報などでは、きっと「滞在者に注意を呼びかける」のであろうが、当地に滞在している身としては、ハッキリ言って対応のしようが無い。自宅に引きこもっていては仕方が無いし、日々の買物にだって出かけざるを得ない。強いて言えば、15日のホーリー祭は、大人しくしているという位か・・・。
 

傾向と対策
 2001年から、この種のテロが1年に数回の頻度で発生しているが、同じ場所で発生したことは殆ど無い。

2001年12月13日
 デリー:首相官邸襲撃される、12名死亡(うち警官6名、テロリスト5名)
2002年1月22日
 コルカタ:アメリカンセンター、4名死亡
2002年3月30日
 ジャンムー:ラグナート寺院、7名死亡
2002年9月24日
 グジャラート:アクシャルダーム寺院襲撃、35名死亡
2003年8月23日
 ムンバイ:2箇所同時爆破、52名死亡
2005年10月29日
 デリー:3箇所同時爆破、67名死亡
2005年12月28日
 バンガロール:学会を襲撃、1名死亡


 こうしてみると、やはり大都市では大きな市場が、地方では由緒深いヒンドゥー寺院が襲撃されているように思える。
 注意して行動するようにしなければ。
by bharat | 2006-03-10 14:46 | ふと思うこと
デリー 13 占い好きなヒトは是非☆ 『アガスティヤの葉』
 デリー市内南部のひっそりとした住宅街の一角に、占いの館があるのを御存知だろうか・・・。

 なんでも、大昔の仙人が葉に書き記した文言から、ヒトの今後の人生を占うのだと言う。
 僕は、全く占いなど信じないタチなのだが、ちょっと面白そうなので、行ってきた。

場所
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 場所は、「8730, Sector C, Pockt 8, Vasant Kunj」。
 デリー日本人学校と同じ住所である。
 場所はとても分かりにくいが、街道のヒトに聞きながらなんとか到着・・・ってどうみても普通の家なんだけど・・・かろうじて門柱の横の「ASTROLOGER」の文字がこれが占いの館であることを語る。


聖仙アガスティヤ

 約5,000年前から現在も生きているとされる、聖仙(リシ)。
 南インドに住んでいる。
 聖典『リクヴェーダ』『ラーマーヤナ』にも登場している。

 彼は、全人類の前世・現世・来世を見通すことが出来たとされ、おまけに不老不死の力を持っているため、未だに現役で頑張っているのだと。
 その神通力で分かった内容を、ヤシの葉っぱに古代タミル語で全て書き記したと言われている。
 これがインド内の色々なところで写し記され、その一つがここデリーにも保管されているというわけ。

 全く余談だが、このアガスティヤの化身がカノープスという星。
 カノープスは、現在発見されている星の中で2番目に明るい星・・・地平線すれすれに赤くボ~と光っている星。ちなみに1番目に明るいのは天狼星シリウス(青い)。


本格的・・・かな

 話を占いに戻すと、まず入口を入ると受付カウンター。

 ここで、な~んにも言わず、親指の指紋を採取される。
 男性は右親指、女性は左親指。

 この指紋をもとに、ゴマンとある葉っぱから、少し絞りをかける。
 この間、別室の待合室みたいなところで、15分くらい待つ。

 葉っぱの準備が終わると、個室に呼ばれ、占い師みたいなオッサンと通訳(タミル語→英語orヒンディー語)が、葉っぱに書いてある文言を読みながら、Yes-Noの質問をたたみかけてくる。
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 「あなたは、結婚してますか?」

 「あなたは会社員ですか?」

 「あなたの両親は健在ですか?」

 「あなたの名前は4文字ですか?」   などなど。


 これを30分くらい繰り返すうち、全てYesの答えとなる葉っぱが見つかる。

 「あなたの名前は、××ですね?」
 「あなたの奥さんの名前は、△△ですね?」
 「あなたの両親の名前は、○○、□□ですね?」
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 ・・・ほほう、全部当たったぞ。

 
 で、また、待合室で小一時間待たされる。

 今後の人生について、葉っぱに書いてある事柄を手帳に書き出して、テープに録音して(英語通訳付き)渡してくれる。
 因みに、僕の今後の人生は、要するに順風満帆、子供にも恵まれ、会社人生もそこそこに、寿命は70歳くらいらしい・・・なんという無難な占い結果なんだろうか・・・。


 まぁ、あんだけ具体的な質問してればそりゃ当たるだろ、と思ったが、占い好きなヒトは是非一度行かれては如何?

 あ、因みに、料金は1,500ルピー(約3,800円)でした。
by bharat | 2006-03-05 10:10 | デリー市内あれこれ
デリー 10 ガンディーが荼毘に付された地 ラージガート
 レッド・フォートの南東、インド門の北東・・・ヤムナー川の畔に、「RAJGHAT」と書かれた門のある大きな庭園、その傍にはガンディー博物館がある。
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1948年1月30日 ガンディー暗殺さる

 マハートマー・ガンディーは、1948年1月30日、デリーで暗殺された。

 手にかけたのは、ヒンドゥー教徒大連盟(ヒンドゥー・マハーサバー)の青年構成員のゴードセー。ヒンドゥー教徒大連盟は、ヒンドゥー教至上主義を旨としており、ガンディーの成した1947年8月のインド・パキスタン分離独立に強い反感を持っていた。ゴートセーは、この団体に所属するうち、ガンディーに対する反感を強め、最終的には単独の意思で犯行に及んだと言われている。

 1948年1月という時期は、インドにおいてヒンドゥー教徒とムスリム(イスラム教徒)の対立が顕在化していた時期だった。
 1947年8月に確定したインド・パキスタンの国境線をもとに、インドからパキスタンにヒンドゥー教徒が、逆にパキスタンからインドにはムスリムが大量に移動を開始した。その総数1,500万人。
 ところがこの最中、御互いの教徒のイザコザから、50万人にものぼる死者が出た。

 ヒンドゥー教徒の怒りの矛先が、分離独立をすんなり決めてしまったガンディーに向けられたのも、そんな御時世の中だった。


 ガンディーは、暗殺された直後、軍用車両で直ちに搬送された。博物館には、その車両が展示されている。
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 その後、遺体はラージガートにて荼毘に付された。
 今は、四角い石の台座と燭台が置かれている。
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 あまり、パッとしない場所だが、ガンディーファンは是非行ってみては如何。
by bharat | 2006-03-02 12:46 | デリー市内あれこれ
デリー9 超巨大ヒンドゥー寺院 アクシャルダーム
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 外国人にはあまり知られていないが、インド人の間で今年初めにちょっとした話題に上った、新しいヒンドゥー寺院がある。
 その名は、「アクシャルダーム寺院」。

現人神スワミナラヤン
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 寺院の正式名称は、スワミナラヤン・アクシャルダーム寺院。
 18~19世紀に、グジャラート州にいたヒンドゥー教の聖人スワミナラヤンを祀った寺院で、元々はグジャラート州に大きな寺院がある(らしい)。
 スワミナラヤンは、実在のヒトながら、その神通力が周囲の知れるところとなり、藩王などから神同然にもてなされ、ブッダやサイババなどのように神様として崇拝されている。
 彼を崇拝する一派は、ヒンドゥー教ヴィシュヌ派の新興宗教勢力となっており、莫大な財力を持っているらしい。
 この寺院の建設には、いったいいくら投じられたのであろうか・・・。

どこにこんな技術が・・・
 この寺院の大きさにまず圧倒されるが、近づいてみて更に驚く。
 寺院の建築の精巧さがハンパ無いのだ。
 寺院の外壁に施された彫刻には、砂岩が用いられており、土台部分の象の彫刻を皮切りに、ヒンドゥーの数々の神の彫刻が施されている。彫刻は、12~16世紀の所謂ヒンドゥー教全盛期のものとは若干異なり、リヤドロのようなヨーロッパ彫刻のような顔つきそして頭身バランス。
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 本堂内部の作りも実に見事で、中心に鎮座する黄金のスワミナラヤン像のセンスは兎も角として、総大理石の柱や天井の木目細かい彫刻には、感心する。
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 こんなものを彫れる技術者集団が、まだここインドに残存していたとは・・・。

アトラクション☆
 本堂横の大きな建物内では、有料(125ルピー≒325円)で、3つのアトラクションが楽しめる。
 まず、スワミナラヤンの人生を辿るロボットショー。精巧な造りの人間型ロボットがジオラマの中で動いたり喋ったりして、聖人の人生をダイジェストで振り返る。
 2つ目は、巨大スクリーンでの上映モノ。
 3つ目は、白鳥型のボートに乗って、It's a Small World形式の乗物系アトラクション。

 残念ながら、今回は時間が無くて1つ目のアトラクションしか見られなかったが、なかなか見応えアリだと思った。

注意事項
 ここの施設は、テロ警戒対策が特に厳重で、携帯電話・カメラ類の持込は一切禁止。
 また、男女問わず、長ズボンか長尺スカート以外では入場を許されず、どうしても入場したい場合はフロシキみたいなものを係員に借りて足に巻いて歩かねばならない。
 本堂への入場に際しては、素足での入場のみ認められる。
by bharat | 2006-03-01 10:32 | デリー市内あれこれ
第44回旅行は、ジャガンナートの棲家プリー
e0074199_15163890.jpg オリッサの州都ブバネシュワルから車で小1時間、ベンガル湾沿いの小さな町プリー(Puri、プーリとも)に到着する。



ジャーイ・ジャガンナート!!
e0074199_1565442.jpg ヒンドゥー教の神様の中で、一際異彩を放つジャガンナート神
 クリシュナ神の化身の1つとされているが、オリッサ州の自然信仰によって生まれた独特の神だ(彼は元々、木の神様というステータスだった)。
 そのジャガンナート神を祀る寺院が、ここプリーにある。


 ここプリーは、ヒンドゥー教徒たちにとっての聖地であり、プリー(オリッサ州)・ドゥワルカー(グジャラート州)・バドリナート(ウッタランチャル州)・ラーメシュワラム(タミルナドゥ州)を「4大聖地」と呼んでいる。
 街行く人々・土産屋の人々は、合言葉のように「ジャーイ・ジャガンナート!(ジャガンナート様、万歳!)」と唱え、のどかな海辺の村と狂信的なヒンドゥー色とが混じり合った、不思議な印象の町だ。
e0074199_1572186.jpg 毎年3月には、ラート・ヤートラ(Rath Yatra、Car Festival、山車祭)が行われ、ジャガンナート・スバドゥラ・バルバドゥラ3兄弟を夫々山車に乗せて、街道をゴロゴロ転がすのだという。
 この写真は私が直接撮ったものではないが、凄い人出である・・・直接参加したい気もするが、モミクチャにされること間違い無い。
e0074199_1516217.jpg 因みに、私が行ったときに撮った町並みはこちら。



異教徒禁制の寺院を拝むには・・・
 ここにある、ジャガンナート寺院は、異教徒禁制。
 中に入るのはおろか、周囲は壁に囲まれており、寺院の外観すら良く見えない。

 せめて外観だけ、ということなら、この寺院の向かいにある図書館の屋上から観ることが出来るのだ。

 図書館の管理人も手馴れたもので、拝観料(本人は御布施と言っていたが)を徴収してくる。

e0074199_1518547.jpg 3~4階建の建物を登っていくと、最上階には大量のヨーロッパ人が。
 皆、ヒンドゥー教徒らしく、似合わないインド服をまとっていた。


 屋上に出て、寺院の方向に目を転じると・・・
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 立派な寺院構造の全貌を見ることが出来る。
 1198年に建立されたこの寺院群は、最奥部に高さ58mの屋根のある本堂を配し、頭頂部にはヴィシュヌ派寺院の象徴のチャクラ(法輪)が。
 少々ややこしいが、ジャガンナート神はクリシュナ神の化身。クリシュナ神はヴィシュヌ神の化身。つまりジャガンナート神は、ヴシュヌ神の化身の化身というわけだ。


寺院周辺の様子
e0074199_15335321.jpg 寺院の前には、1本の柱。
 これは、コナーラクの太陽寺院から運んできたもので、戦勝記念に持ってきたのだという。


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 大通り沿いの土産屋は、まさにジャガンナート一色。
 置物やら壁掛けやらキーホルダーやらが、処狭しと陳列されている。


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 オートリクシャーのフロントにも、ジャガンナートのドングリまなこが。
 「おぉ・・・信心深いですね」ではなく、「おぉ・・・コミカルでカワイイですね」と言いたくなるのは、私だけだろうか・・・?


オススメ度(100%個人主観)

    ★★★★☆ ・・・ このコミカルな神様に本気で没頭するヒンドゥー教徒たち(インドの神秘)

所要観光時間

    1.5時間
by bharat | 2006-02-25 10:29 | インドぶらり旅