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狂乱!ガネーシャ祭り

 デリーではあまり大々的に行われなかったが、去る9月6日は、ガネーシャ神の祭り「ガネーシャ・ウトゥサブ(Ganesh Utsab)」だった。

DVが生んだ容姿
e0074199_5334721.jpg 祭りの内容の前に、まず主役のガネーシャ(ガネーシュ)について少々。

 彼は、ヒンドゥー教の神様の1人。
 日本では、歓喜天(カンギテン)もしくは聖天(ショウデン)という名の仏教神で登場する。
 恐らくは、インド密教の絡みで日本に入ってきたものと思われるが、双身像で描かれることが多く、夫婦和合や子授かりの御利益があるとされる。

 ゾウではなく、カラダはちゃんと人間。アタマだけがゾウなのである。
 この容姿になったのには、最近問題視されている家庭内暴力(=DV)が大きく影響しているのだ(笑)。



e0074199_5592477.jpg ガネーシャ君の家庭は、父シヴァ、母パールヴァティ、長男スカンダ、次男ガネーシャの一家4人。
 家族全員がマイカーを持っており、父ちゃんはウシ、母ちゃんはライオン(orトラ)、スカンダはクジャク、ガネーシャはネズミ。
 ある日、パールヴァティ母さんがフロに入るときのこと。

パ 「ガネーシュ、ママお風呂に入るから、誰も入ってこない様に見張ってて」

ガ 「オッケイ☆」

  ・・・程無く、シヴァ父さんが帰宅。

シ 「なんだ、お前は?そこどけ。」

ガ 「・・・ダメ。」

  ・・・なんと実の親子なのにこの2人は御互い面識が無かったのだ。
  と、ここで、痺れを切らした暴力パパが!

シ 「どけって言ってんだろぉぉおおがああ!!!」

  なんと、シヴァ父さんは持っていた三叉戟でガネーシャの首をはねてしまったのだ。
  Oh、バイオレンス!!
  これに怒ったのは母さん。

パ 「アンタ、何してくれてんのよ!!早く生き返らせなさい!」

シ 「・・・わ、わかったよ。
   じゃあ、次にあっちからやってきた動物のアタマをくっつけて生き返らせるよ・・・」

e0074199_681578.jpg  もう、話が見えてしまったが、通りをやってきのがゾウだったので、このアタマをちょん切って、ガネーシャにくっつけて復活させた、という話。

 因みに、彼は仙人が読むヒンドゥーの経を速記したことから勉学の神様、ふくよかな体型から金運の神様として、崇拝されている。




祭りの様子
 無駄な説明はいらない、この写真を見よ!
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 インド人の宗教行事に対する情熱だけは、物凄く伝わってくるな・・・。


 なんでも、丹精込めてこさえたガネーシャ像を担いで、
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海辺に行って、「おっ!お前の良いガネーシャしてんなぁ」とか言い合ってから、
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海辺に行って、最終的には海に流すんだと。
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 海辺の大都市、例えばムンバイなどでは大規模な祭りが行われたようだ。



by bharat | 2006-09-12 12:00 | インドのイベント
分からん・・・インドの祝祭日の考え方。

 現在、現地時間の19時を過ぎたところ。

 今頃気が付いたのだが、本日4月6日はインドの祝日だったらしい。

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 「ラーマナワミ」・・・ヒンドゥー教の神様の1人、ラーマ神のバースデー(画像は、部下の猿神ハヌマーンと抱き合うラーマ神)。
 ラーマ神の生誕地と言われているアヨーディヤでは、盛大な祭りが執り行われるみたいだが、ここデリーは何事も無かった。少なくとも、僕の周辺では、ごく普通に1日が過ぎていった。朝からヒンディー語のクラスに行き、普通にインド飯を食い、売店でコーラを買込み、夕方家路に着いた。
 ガッコ(個人授業の塾)も空いていれば、レストランも営業中、売店も通常通りやっていた。

 インドに来る前は、色々な宗教が入り乱れていて、さぞ祝祭日が多いのだろうと、ちょっとウクウキしていたのだが、実際来て見ると、その殆どがオプショナル・ホリデー・・・要は関係あるヒトだけ休む制度を採っているみたいだ。カレンダーも、宗教ごとに赤い数字(休日)が異なる。
 みんながこぞって休むのは、共和国記念日(1月26日)、ホーリー(3月)、独立記念日(8月15日)、ディワリ(インド正月、11月)くらいなもんだ。

 共通の休みは少ないし、みんな宗教ごとに休む・・・ややこしいだけでは・・・?

 まぁでも、何千人といるヒンドゥーの神様の誕生日をいちいち休日にしてたら、1年のうち殆ど休みになっちゃうか。
by bharat | 2006-04-06 23:10 | ふと思うこと
ホーリー前のテロ
 日本ではあまり大きく報じられていないかも知れないが、3月7日、ヴァラナシで同時テロが発生した。
 8日新聞報道の時点では、16名が死亡、数十人が怪我をする大惨事である。

防ぎようが無い!?

 今回も、時期としては昨年10月のデリー同時テロと似ている。
 デリーのそれは、ディワリという大きな祭りの直前にあたり、大きな不安を掻き立てたが、今回も3月15日のホーリー祭を前にしての犯行である。
 加えて、ヒンドゥーの聖地ヴァラナシで起きたこと、2箇所の爆発地の1つがヒンドゥー寺院であること(もう一方は鉄道駅)などから、当地ではかなりの衝撃として報道された。

 テロ発生日夜、ヴァラナシの多くの寺院では、没者に祈りが捧げられたという。

 NHKの海外安全情報などでは、きっと「滞在者に注意を呼びかける」のであろうが、当地に滞在している身としては、ハッキリ言って対応のしようが無い。自宅に引きこもっていては仕方が無いし、日々の買物にだって出かけざるを得ない。強いて言えば、15日のホーリー祭は、大人しくしているという位か・・・。
 

傾向と対策
 2001年から、この種のテロが1年に数回の頻度で発生しているが、同じ場所で発生したことは殆ど無い。

2001年12月13日
 デリー:首相官邸襲撃される、12名死亡(うち警官6名、テロリスト5名)
2002年1月22日
 コルカタ:アメリカンセンター、4名死亡
2002年3月30日
 ジャンムー:ラグナート寺院、7名死亡
2002年9月24日
 グジャラート:アクシャルダーム寺院襲撃、35名死亡
2003年8月23日
 ムンバイ:2箇所同時爆破、52名死亡
2005年10月29日
 デリー:3箇所同時爆破、67名死亡
2005年12月28日
 バンガロール:学会を襲撃、1名死亡


 こうしてみると、やはり大都市では大きな市場が、地方では由緒深いヒンドゥー寺院が襲撃されているように思える。
 注意して行動するようにしなければ。
by bharat | 2006-03-10 14:46 | ふと思うこと
11月1日 ディワリ・・・爆音とケムリのシンフォニー
 今年の11月1日は、「ディワリ」という年に一度の大きな御祭りがある。

 「ディワリ」は、もともと「ディープワーリー」といい、ヒンディー語で「ディープ:動物脂で出来たロウソク」「ワーリー:~のある」・・・つまり、ロウソクで祝う日みたいな意味だ。

 『ラーマーヤナ』(詳細説明はデリー市内あれこれ2に記載)のラーマ王子が魔王を征伐して母国に凱旋するのを、市民がロウソクを灯して出迎えるという行為が祭事化したものだ。
 デリー市内では、11月1日の数日前から、家という家が玄関口やベランダにロウソクや電飾を設置し始めていた。家の中では、大掃除や家具・電化製品の整理・買替えを行ったり、壁の塗替えをしたりするようだ。祭り当日は肉など主食系の摂取はせず、インド菓子(ミターイー)やナッツ類を食べるため、祭り前にはマーケットではこれらの詰合せを売っている。
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 祭り当日の夜は、各家でラーマ神の帰還を祝して、その後ガネーシュ神とラクシュミー神にも祈祷をする。ガネーシュは知恵・学問の神、ラクシュミーは富・商売繁盛の神(因みにこのラクシュミーは、日本では吉祥天の名前で知られている)。

 このあと(時間にして20時くらいから)がスゴい展開になる。
 各々、そこらじゅうで、奮発して買った花火・爆竹に火を点ける。

 僕も、マーケットのオジサンに半分無理矢理買わされた花火を少しやったが、ケムリがあまりにスゴいので、殆どを向かいの家の子供にあげて、早々に屋内に退散した・・・。

 階下の大家さんから頂いた差入のナッツを食べながら、ケムリの漏れ入る部屋で、本を読みながら「インド正月」を過ごした・・・。

 ・・・尚、この花火・爆竹は、深夜1時過ぎくらいまで続いた・・・
by bharat | 2005-11-03 14:52 | ふと思うこと