第64回旅行は、ホイサラ建築が綺麗に残るソームナートプル
マイソールから東に車で1時間、ソームナートプル(Somnathpur)という小さな村に着く。
地元のタクシー運転手も迷ったこの村には、特異な姿をしたヒンドゥー寺院が綺麗な形で残っている。 ホイサラ建築様式 12~13世紀、この一帯を治めたホイサラ王朝は、ヒンドゥー教美術に多大な、そして独特な影響を与えたと言われている。 その全ての要素は、ホイサラ建築と呼ばれる建築様式で建立されたヒンドゥー寺院に凝縮されており、ここソームナートプルや、ベルール(Belur、マイソールの北西140km)、ハレービード(Halebid、マイソールの北西155km)などでこれを見ることが出来る。 写真は寺院の説明の部分で記載するが、この建築様式の主な特徴としては... ① 本堂の建つ土台部分が星型にデザインされている。 ② 本堂に続く階段の両脇に、小さな御堂がある。 ③ 柱は、下部が正方形、中~上部は円形を積上げた形状。 ④ 神像を祭る堂の天井も、外部からは小さな円を積上げたようになっている。 ⑤ 彫刻がとても精緻だが、頭身バランスはマンガっぽい(5頭身くらい)。 ホイサラ建築の集大成 御堂の外壁は、精緻なヒンドゥー彫刻でビッシリ。 ホイサラ王朝の彫刻だが、その細かさは、カジュラホの寺院や、デリーのアクシャルダーム寺院、アーメダバードの階段井戸にも通じるものがある。 建物内部の柱は、とても特徴的。 何層ものレイヤーが重なったデザインは、今まで見たことが無いもの。 本堂には、古いクリシュナ像が収められている。 左右にはクリシュナ像なども安置されている。 オススメ度(100%個人主観) ★★★★☆ ・・・見応え有り、バンガロールからアクセス良し
by bharat
| 2006-06-07 10:30
| インドぶらり旅
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2年間のインド生活で、どこまでインド人に近づけるか!?
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