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![]() 先日、アウトレットで革財布を購入した。 米国ブランドCOACHの製品なのだが、中のタグを見ると、「MADE IN INDIA」の文字が。 気になったのが、インドでの生産体制。 インドでは、皮革職人は、最下層カースト(スードラより下)に位置しており、清掃夫や洗濯屋さんとかと同じレイヤーである。 ※カーストの実態についてはコチラ。 インドの国民的球技であるクリケット。 そのプロ競技者は国の英雄として見られている一方、そのボールを製造する人たちの扱いは酷かった。 インド在住時、革製のクリケットボールを製造する集落を訪れる機会があったが、極めて劣悪な職場環境で、皆御世辞にも裕福とは言えない生活ぶりだった。 ※訪問時の様子はコチラ。 他方、北部カシミール地方では、寒い気候から皮革製品(ジャケットなど)を製造する業者が数多く居る。 彼らの出自(カースト)はよく知らないが、外国人(欧米人や日本人など)相手に皮革製品の仕立てをやっていた。 私も革ジャケットとカバンを仕立てて貰ったこともあり、彼らと定期的に会っていた。 高く安定した収入によるのか、良い身なりであった記憶がある。 今回購入したCOACHの革財布。 その製造現場は、果たしてどの様な環境なのだろうか。 興味は尽きない。 #
by bharat
| 2012-01-12 10:30
| ふと思うこと
『20万円をウリにしてたNanoが、今度は3.5億円で登場』
車関係のトピックをチェックしていたら、こんな記事が飛び込んできた。 ![]() なんでも、タタ自動車が属するタタグループ内の宝飾ブランドGOLDPLUSとタイアップして、宣伝用に作った「特別仕様車」なんだそうだ。 価格は、2.5億ルピー・・・日本円にしておよそ3.5億円。 車体には80kgの純金、15kgの銀が使用され、エメラルド・ルビー・真珠がブリブリにくっつけてある。 ボンネットには、国鳥の孔雀が宝石だらけで翼を広げてます。 誰が買うのかしら、これ。 しかし、こういう企業活動があること自体、国の経済が成長している証なのだと思う。 燃費が良いことだけをアピールして、車名が分からないくらいパーツを共有化してしまった、日本の車事情とは随分と異なる。 思い返せば、バブル期の日本は、車作りでも随分遊んでいた。 エンブレムを七宝焼きにしたり、スピーカーを10個も付けてみたり、カーステレオに録音機能付けてみたり、エアコンに加湿機能を入れてみたり・・・やはり、「ナンセンス」にお金を投じる気運があったってことだろう。 つい先日、長年乗っていた車を買い替えたのですが、諸々検討の結果、国産車では無い車を購入。 燃費以外のところに魅力たっぷりの車で、気に入ってます。 インドの車から、ふと国情を憂いたひととき。 #
by bharat
| 2011-09-27 10:30
| ふと思うこと
2011年3月11日(金)14時46分頃、東北沖でマグニチュード9.0という、有史以来4番目という大きさの地震が発生、東北地方・北関東地方を襲った。
災害状況については、皆さん周知の通りだと思うし、これについてどう考えるかということについては、直接被災していない自分が何を語っても浮ついたものになるので控えたい。 今回着目したのは、震災直後に各国から寄せられた支援の早さ、多さ。 震災があった日の週末、13日(日)の午前9時時点で、既にインドを含む69カ国、5国際機関から支援のメッセージが届いていたという。 インドは、元来親日的なうえ、昨今はFTA締結などで政治・経済も接近しており、今回の災害を報をうけ、ただちに支援を発表している。 まず地震発生当日の3月11日(金)、マンモハン・シン首相が菅首相宛に親書を送り、「インドは日本政府や国民と共にある」との支援メッセージを送った。 更に、13日(日)に、ラオ外務次官が支援物資の内容を明らかにし、Haryana州やPunjab州の協力のもと、ウール地の毛布を日本に送付することを決めた。 この支援の動きは、政治の範囲に留まらず、インドの一般民衆の間にも瞬く間に広まった。 ![]() 同様の動きはトヨタ自動車などが進出しているインド内陸の都市バンガロールでもあったようで、ここでもやはり12日(土)の地域集会が開かれ、日本を支援するというメッセージが出された。 震災後の整然・冷静な被災者の行動にも、各国から驚きと賞賛の声が挙がっている。 「日本を称える世界の声(東日本大震災をうけて)」というサイトでは、各国のメディアの反応を抜粋して取上げているが、総じて感嘆と賞賛の声を上げている。 BBC(英国) : 地球最悪の地震が世界で一番準備され訓練された国を襲った。その力や政府が試される。 犠牲は出たが他の国ではこんなに正しい行動はとれないだろう。 日本人は文化的に感情を抑制する力がある。 CNN(米国) : 現地の人は暴動を起こさず、現段階、冷静に対処している面で優秀である。 ツイッター等ソーシャルネットワークを通じて、皆が励ましあい、情報提供を呼びかけている姿は流石だ。 The Hindu Business Line(インド) : インドの部品メーカーの技術者らは栃木県内にあるホンダの研究開発施設を訪問中に被災したが、 「素晴らしい緊急時の態勢ができていた。すべてが精密時計のような動きだった」。 「冷静さが保たれており、通信状況も含めてすべてが秩序だって行われていた」。 New York Times(米国) : きょう、私たちの気持ちは皆、日本の人々とともにある。 (阪神大震災の際)商店の襲撃や救援物資の奪い合いが見られず、市民が勇気と団結、共通の目的の下に苦境に耐えていたことに感嘆した。 日本の人々には真に高貴な忍耐力と克己心がある。 これからの日々、日本に注目すべきだ。間違いなく学ぶべきものがある。 ソウル新聞(韓国) : (日本語併記で)「深い哀悼の意を表します」との見出しを掲載。 早期の復興を心から祈っている。 失われた20年を抜け出し、りりしいかつての経済大国の姿を取り戻すことを祈る。 過去に日本から忘れることができない傷を受けたが、日韓交流が活発になったことを歓迎するとともに、苦しいときの友こそ真の友だと強調。 環球時報(中国) : 日本人の冷静さに世界が感心。 微博(ツイッター)(中国) : 非常事態にもかかわらず日本人は、冷静で礼儀正しい。 ビルの中で足止めされた通勤客が階段で、通行の妨げにならないよう両脇に座り、中央に通路を確保している写真を掲載。 こうしたマナーの良さは教育の結果。 日中の順位が逆転した国内総生産(GDP)の規模だけで得られるものではない。 この「つぶやき」は7万回以上も転載され、「中国は50年後でも実現できない」「とても感動的」「われわれも学ぶべきだ」との反響の声があった。 一方、日本の災害を喜ぶコメントが寄せられると、「おまえは中国人の恥だ」と批判が殺到する事態となっている。 今回の災害を通じ、被災者の皆様への御見舞・哀悼の意を表すると同時に、周囲の反応を通じて、日本の姿を映し出すが出来ると感じた。 皆さんは何を感じただろうか。 #
by bharat
| 2011-03-15 10:00
| ふと思うこと
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![]() 2年間のインド生活で、どこまでインド人に近づけるか!?
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